2010-04-30

回想④ 続Santiago.. etc


巡礼の最終地ってことで、こんなものを朝の散歩で見つける。
そうか、神様はこうやってこの世界にやってきたのか。。。


何にも知らず、ミサに全出席してみました。
全部で2時間強。
早く席をとっとかないと、観光客もごったがえして大変だから
慣れたキリスト教徒の方々は早くから席を確保。友達の席確保で必死のおばちゃんたちの隣に、なぜか日本人の私。ミサが始まって歌とかお祈りとか、しまいには周りの人と握手をするんだけど、私もおばちゃん達と固い握手を交わす。おばちゃん達の握力が強い。。。
日本では大阪のおばちゃんが…と、よくそのパワフルさがネタにされるけど、Santiagoで見たおばちゃんたちもなかなかすごかったー
確保済みの席に座ろうとする若者♂をお相撲さんバリのつっぱりで跳ね返す姿にはもう感服。。。


「美味しいもの何?」の質問に、宿の人からタコをすすめられる。
確かに美味しかったんだけど、金沢生まれのプライドはなかなか根強く私の中に残っていた。魚介類に対する評価はかなり厳しい自分に気づきました。


泊まったユースの受付お兄さん、なぜか日本語を話す!
面白くって色々笑わせてもらいました。
いろんな出会いがあるもんだね。
街を歩いてて偶然仲良くなったスペイン人のお姉さんも、私がスペイン語話せないと知ると真っ先に「フランス語話せる?」と聞いてきた。普通英語話せるか聞くのにね。不思議。。。
私がフランス語話すの知ってたみたいだった。

今度夏にまたSantiago行こうと思います。ビデオ撮りに!


帰りはバスで約20時間の旅…
それが意外にきつくないんだな。なんでだろう。
金沢→東京間の夜行バス(乗車時間8時間くらい)の方が私にはしんどい。




今日(4月30日)銀行へお金をおろしに行ったら帰り際、窓口でお兄さんに「はいどうぞ」とスズランをもらった。

えぇっなんで????

5月1日はメーデー。
フランスではスズラン(仏語:muguetミュゲ)を贈る習慣があり、もらった人には幸運が!
スズランの開花ははっきりとした春の到来を告げるしるしなんだとか。
それにしてもお花をもらうって本当に素敵。
嬉しいよ〜〜〜
私の前に並んでたおばさんはもらってなかったよね?よね?何となくそう信じたい私。

いやいや幸せはみんなで味わいましょう。

2010-04-28

回想③ Santiago de Compostela

やってきました!
この旅の第一目的地!!!

スペインはガリシア地方にある世界三大巡礼地の一つ
サンティアゴ・ドゥ・コンポステーラ。

巡礼者は皆さん貝殻をもってる。
地面には巡礼の道である証、貝殻のマーク。


みなさんは私が2年前撮影した、
ナントのとある教会で男性が踊るビデオをご存じですか。

彼は神の愛のために
神聖な教会で踊ったのです。
それでは神の愛とは一体なんなのか…
キリスト教徒でもなければヨーロッパ生まれでもない私。
一人の日本人アーティストとして、
黄色い肌の女として、
やっぱりあのビデオを撮ったからには
もっと考えを深めたいと思い
巡礼地の最終地であるSantiagoを一度見に行こうと決めました。


行ってびっくり、

なんかけっこう現代的。


若者向けのブティック、ファーストフード店、
あれれ…こんな今時チックでいいの・・・

と思い街中に進むと
ででーん、
↑これは大聖堂の中。
これは日曜昼のミサに参加するべく、大聖堂入りを待つ人々。この行列は大体200m(言い過ぎかな)くらい続いていたのだ。私は諦めて夕方のミサに出席。観光客でありながら、2時間ほどのミサ全部出席・・・かなりの前席で、途中周りの方と固い握手をかわす。でも私、↓ボタフメイロが見たかっただけ…



ボタフメイロは香炉で、長旅で臭う巡礼者の防臭目的に行われるというなんとも面白いもの。
この映像見るだけでも面白いけど、
間近で見るのはやっぱ違う!
本当、このでっかいものが教会をビュンビュンいいながらモクモク煙を吐くなんて
おもしろすぎる…
しかも防臭目的だなんて…


つづける

回想②Porto

BordeauxからポルトガルのPortoまで、飛行機で移動!


なんでPortoかと言いますと、
Ryanairで10ユーロくらいの航空券を見つけたから。
ただそれだけです!
あ、あと次に行く目的地に近かったから。


空港で時計を見るまで、フランスと1時間の時差があるなんて知らなかった私。友達との待ち合わせに大遅刻だ…と勝手に大あわてしてた。この大ばか者〜


街はとにかく坂が多いのなんのって。



偶然にもポルトの美術学校に通う友達の友達がいたので
彼女のお家に2泊泊めてもらいました。
そう、彼女のお家がおもしろかった。6人の同居。
ほぼ全員国籍が違って、
フランス人
イタリア国籍のオーストリア人
イタリア人
スロバキア人
スペイン人が一緒に住んでいました。
会話は英語。何から何まではちゃめちゃでした。

そういえばポルトに居る間、全くと言っていいほどアジア系の人を見なかった。
日本人の人あんまり住んでないのかな


ドン・ルイス1世橋(Ponte Dom Luís I)
ドウロ川を見下ろす。
エッフェル塔を設計したギュスターヴ・エッフェルの弟子の一人、テオフィロ・セイリグの設計です。

橋の近くからの眺め。
暖かくて心地よくて、なんて幸せなのだと思った瞬間でした。


ポルトはとにかくフランスよりものが安い!
コーヒー1杯 0.6eurosとか(フランスは1.2くらいかな)
ビールも1杯1euroほど。

結局1日半しか居なかったから、
今度来ることがあればもう少しゆっくりのんびりしたい。
郵便局やカフェとかで会った店員さんは皆相当良い笑顔で、
もっかい来たいと思わせる何かを感じさせた。


結局言葉はオラ!とオブリガータ!しか覚えなかった。


現代美術館にも足を運び、いっぱい散歩もしたよー

2010-04-27

回想①Bordeaux

お〜〜〜いっっっっ

私です。

川俣正さんの作品がガロンヌ川に面してドドン。

Montpellierでお世話になったお友達に別れを告げ、
3年ぶりのBordeaux!

大学2年の終わり、1ヶ月間だけフランスの語学学校に通った私。
初めての海外、それがボルドーでした。
色んな思いが詰まったこの土地、人。
ホストファミリーのみんなはまっっったく変わって無くて
相変わらず面白すぎるテンションで私を迎えてくれました。
フランス語もうまくなったと誉めてくれた。そりゃそうさ…3年前は電子辞書と会話してたようなものですよ。

それがなんと、
語学学校で私と仲良かったブランカ(スペイン人の女の子)がまだここに残って働いていてて、ホストファミリーのマダムが「前偶然会ったよ!」と教えてくれたので二人でコソこそ会いに行ったのでした。
お店の外から覗くとそこにはあのブランカが!

どうする?どうする?と、マダムと二人で最初知らない顔してお店入って商品見てる素振りをしてたら
「マキコッッ!!!!」と悲鳴にも近い声でブランカが気づいてくれたのでした。
名前覚えててくれた…感激!

3年って長いようで、全く短いもんです。

ぃやーボルドー…嬉しすぎる再会。
ナントから近いしまた行かなきゃ!


car en sac(キャーる オン サック)(袋に入ったおっきなバスという意味?)というこのお菓子、見た目はカプセルみたいで怪しいんだけど3年前めちゃくちゃマダムと二人で食べてた。それがなんと、私はずっとこの3年間「Quarante cinq(キャラント サンク)」(フランス語で45)だと思ってた…
なんたる誤解。確かに言われれば発音は似てる。
いやはやー
ま、名前はどうでも、味は変わらず美味しいのでいいんだけども◎


さてさて今度は飛行機でフランスを出ました!

2010-04-21

MontpellierとNîmes

南仏、モンペリエとニームに行ってみました!

これはNîmesの古代闘技場。


Nantes→Montpellierモンペリエまで電車で移動。
アイルランドの火山灰などで、電車移動する人がガクンと増え、電車は大混乱。人も多いし駅もセカセカしてた。NantesからLyonまでまず切符に書かれた16号車が存在しなくて、駅員さんに聞いたら「空いてるとこ探して乗って!」って言われた。30分くらい遅れて着いて、そいから電車乗り換えてMontpellierまで行くのに、夏の日本のお盆みたいだった。トイレ行くのも不可能。周りの人たち皆「こんなん初めて…」と言ってた。乗車率160%くらいだったんじゃないかな。。。
乗り物酔いする私は本当しんどかった。

つくとリゾート地〜

住んでみたいと思わせるところだった。
地球の歩き方で情報は少ないものの、実際訪れると今時ナブティック満載。若い人いっぱい。学生の街とはこういうことを言うんだな。

ロータリー奨学生の友達と落ち合う。
お家に泊めてもらったよ。その子もまた面白いんだなぁ、こちらでの留学生活の話や学んでる専門の話、やっぱ人を訪ねる旅はいいなぁ。

モンペリエに来てクレープを食べる。
それがなんとNantesの有名なクレープ屋より美味しかった…Nantes人としては少し複雑。だって本当に美味しかった!


翌日はさっき載せたNîmes ニームに行って、4月なのに夏を感じた。フランスには春ってもんが1週間くらいしかないのではないか。

そんで今日は3年ぶりのBordeaux ボルドーにやってきました。
まった、電車が遅れて(1時間…)大変。

3年前、お世話になりまくったホストファミリーに再会。最高に嬉しい!!!!
全然変わってない!!!!
変わったのは私の少々の語学力向上と、犬のシッピー(♀)の歩く速度。

明日はBordeaux観光。
そしてちょっと国外に出ようと思います。

2010-04-18

Angers、そしてNantesのカーニバル

先日stage中に、


ダンスビデオ、をつくっているという面白いアーティストさんに偶然で会いました。
なんとその方日本人女性!
そしてNantesから電車で30分の街、Angersの
ダンスの学校に通っているというので会いに行ってきました。

Angersアンジェは、去年の冬金沢から先生が来られた時一緒に近郊はまわったけれども、街を散策するのは初めて。アンジェ城の近くには古い街並みが綺麗に大切に残してあって、とってもゆったりした街でした。
同時にNantesって大きめの街だったのか、とも思った。

ヨハネの黙示録のタピストリーが有名。
高さ5m横130m(!)の壮大なタピストリーが飾られた空間は圧巻!


現代タピストリー美術館もメーヌ川沿いにあります。
Jean Lurçat作の迫力満点現代タピストリーも見物。
写真撮ってない。

ダンスの学校についてもまた書けるといいな。
今度彼女と何か作品が作れればと思います!
すごく素敵な面白いアーティストの方。
またきっと話をすすめにAngersにお邪魔すると思います。
イランやブラジルから来た人もいて、国籍・性格豊かないい人ばかりでした!


帰ってきてNantes。


今日はカーニバル。
子供たちが変装をしてて、ちっちゃいカワイイスパイダーマンとか
絵本の中に本当に居そうなお姫様とかいっぱい。
日曜日なのに、人人人でした。
そんな私はstageで、カーニバル自体は見てないんだけど
残骸が…すごい。


もう夏だよ。
あつい一日。

そんな日は天ぷらでも食べて、舌鼓〜

そいでは今から、南を旅します!!
更新できたら随時しますが、どうなるかな。

いってきまーす!!

2010-04-16

大胆告白!

こんな道端に堂々と!
これぞフランスって感じ。。。しない?
美術学校の近くにあったから
美大生の作品と思うけど、誰が誰のために…



île de versailles ヴェルサイユ島にある Jardin japonais 日本庭園。
桜を見に行ったけどもう終わりかけ。
チャンス逃しちゃった。


これはCerisier Fleur とフランス人は呼ぶらしい、
(この間ここに載せたもの)
フランスの桜なんだって。Nantesの街にいっぱいある。
 
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