2017-09-25

英語

今またジョンと新しいコミックを作成中で、英語でのやりとりが続きます。


そんな中、何度も私の頭の中で繰り返されるのが

「中学・高校とあれだけ覚えた英単語をなぜここまで忘れることが出来たのだろうか?」 です(笑)


このブログで話したかどうか忘れましたが、書きます。
中学校の英語の授業で、外国人の先生が来る制度がありました。それでアメリカ人のJ先生がいつものように授業に来ていたわけですが、発音の話になって、たまたまそのとき最前列席に座っていた私に
「じゃあ君、この単語発音してみようか」
と言ったのです。

なんのことはない簡単な単語だったと思います。
詳しくは覚えていないけどTHかRの発音を試されるような単語のようだった気がします。そこをテキトーにさらっと言ってその場をしのげばよかったのですが、私は何を思ったか真面目に考えてしまったのです。
いわゆるテキトーなカタカナ発音にはうんざりしていたし、J先生の口から発せられるネイティヴの発音をみんなの前で真似してみたいとも思いました。さぁ頑張っていざ言うぞ!と思うと、教室がいきなりシンッッ・・・と沈黙が深まり、私に注目が集まりました。
その沈黙のせいで、私は言葉を発せなくなってしまったのです。

そのまま10秒くらいが経ち、J先生も諦めて別の人をあてるなりなんなりすればいいのに、私をまっすぐ見てものすごく待っている。沈黙は更に更に続き、だいたい本当に1分くらい
しーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん
が続いたのでした。
(クラスのみんなはJ先生がどうしてここまで待つのか理解不能だったと思う)



私は本当に泣きたかった。


なんでか、いかにもネイティヴを無視したカタカナ発音はしたくないという変なプライド(???)みたいなのがどうしても譲らない。
結局顔が真っ赤になって、
縮こまってしまって、
何も言えない自分が恥ずかしくて、
ダサくて、
自分がとても嫌いになった。

本当に長い1分間だった。



それがトラウマになったのか、英語が本当に嫌いでした。嫌いだからこそ、話すからにはちゃんと話したいという気持ちが強くって、正直英語から逃げてました。その分もうこんなトラウマは勘弁だと思ったのか、フランス語は一生懸命やった。




で、今。
私30歳!(いつのまに)


イギリス人と漫画作ってるなんて、笑えます…。

この夏ロンドンで英語が思うようにしゃべれなくて、すごく辛かった。でも、しゃべれないけどみんなと仲良くなれた。「ちゃんとしゃべれること」は別に一番大事ではないのは、フランスに来たときから知ってたはずだけど、忘れてた。でも、やっぱり少しでも綺麗に、きちんとしゃべりたいと強く思った。


前置きが長くなりましたが、
今オンライン英会話を始めました。とりあえず、ボリスがパリに行っている間だけの期間限定。お留守番の間だけ、少し冒険です。少しでも英語を声に出してみることを目標に、下手でもいいから少しずつ^^ フィリピン人の先生が相手のオンライン英会話。ノリユキに言われなかったら絶対やってないと思うけど、たまたま選んだ講師のお姉さんがとてもいい方で、毎回授業中爆笑しています。恋バナもします(笑)

すぐには上達しないと思うけど、がんばりまーす



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