2011-11-29

映画祭最終バイト

(映画祭は終わったけど)Cosmopolisの期間限定レストラン&カフェ。
ということで、2度目のランチ^^
相方はタジン、私はほにゃららサラダ。(名前忘れた)
美味!そして量が多い。前回Perles du Japon(直訳すると"日本の真珠"。のちのち調べたら何とタピオカのことだった!相方も知らなかった)というデザートがあったので、
今回はソレを注文しようと2人で楽しみにしていたけど
なんとメニュー変わってた(*o*) ガーン!
それで結局私はタルト・タタン、相方はプラリーヌ風チョコレート。いつも見ているGoogle Newsで、今朝こんな記事発見

この映画見てないし!
この映画上映中 隣でバイトしてたし!
そもそもこの映画祭こんな有名だったなんて知らなかったし!

2時間40分もあるんですよ、この映画。
これみたフランス人の友人が「おしり痛かったよー」と言ってた。
それになかなか面白かったとの一言。
あぁ、見られなくてちょっと残念!



カフェには笹がありました。エキゾチック。

さて昨日、最後の字幕投影バイトがありました。
ズバリ「ラブホテル相米慎二監督(1985年)。
それが、投影難しかったんだな(*o*)
英語字幕無いから ちゃんとしっかり予習しないとだめ。
そして何と言っても 台詞が多かった(+重要度高し)・・・


投影終わったあと、スタッフのおばちゃんに
「台詞の切り替えちょっと早かったよ。誰でもそんな早く台詞読めないったら」とハッキリ言われる。感じのいいサバサバした人だったから嫌味には聞こえなかったけど。

でも、それなら…映画の途中に言ってくれ〜!あんた横に座ってたでしょ(;_;)

と、苦さを残しつつ仕事終了。
それにしてもなんと緊張のする仕事だこと。
もう しばらくはいいかな。


でもこの「ラブホテル」。
ロマンポルノ後期の秀作、だそうで 確かに見応えあると思いました。
セックスシーンが多くてちょっとビックリするけど、
それでも内容や速見典子演じる土屋名美が良い味出してて
こういうOLさん、現実に居るんだろうなぁとちょっと切なくなった。


そういえば映画上映中、画面にぼかし(モザイク)が出る度
会場から笑い声が聞こえたよ。
私もつられて笑ってしまった。だって、隠してるようで
そのせいで余計やらしい+注目度高まるんだもの。



アトリエでは暖房が故障中で寒いです!
早く担当の人、修理しに来てください!

2011-11-27

2度目の投影

2回目の字幕投影しました。それが、実は初回は英語の字幕があったので
それと同時にピッピッとフランス語を表示するだけで良かった。

だからすごく楽だったんです。


今回もそうだろうと思って行くと、英語字幕無し(*o*)

念のためちゃんと予習はちゃんとしていった+台詞が凄く少なかった+台詞が分からなくても対して問題は無い映画だった

からよかったけど!
にしてもキンチョーしました。



「台詞が分からなくても大したことない」っていうのは、

なんと、

それは実は日活のロマンポルノ作品だからです。(まぁ!)(*o*)

これ。(画像が小さくて良かった。でもやっぱ衝撃)
暴行切り裂きジャック(日活・1976年)
(この私がポルノ映画を担当することに関して、どれだけのフランス人の友達が大爆笑したか。もうネタです、ネタ。私を知る人は「えぇっマキチャンが」って思うかも知れないけど、私もこれを知らずに仕事をお受けしたので、あとでビックリ(*o*))



ここで強調したいのは、それらが「ロマン」ポルノだということ。
ちゃんとドラマがあるし、冗談もきかせてて滑稽。
あまりに残酷なシーンが多く、映画の途中帰って行く人もけっこういたけどフランス人の皆さんけっこうウケてた。
面白いよね、会場内でお客さんの声が容易に聞こえるから。
笑い声もいっぱい^^ 私も投影しながらお客さんと笑う。


映画終わった後には丁寧にも「字幕の投影ご苦労様。ありがとう。」と声をかけてくれるお兄さんもいらしたし、スタッフのおばちゃんにも「カンペキ^^」と一声いただきました。

ホッ〜(>_<)
無事終わって良かった〜

でも流石にこの手の映画を家で何度も見て字幕勉強するのはしばらくこりごり。




明日ももう一回別の映画で字幕投影するけど、
今度はもっとロマンチックなやつ。(よかった)



日曜。天気が悪かったけど、太陽も休まないとねたまには。
映画館で働いた後、家までの帰路。
緊張から解放されたあとってなんと気持ちの良いことか!
明日も頑張るぞ〜

2011-11-25

Festival 3 Cでバイト

Festival 3 continentsの本部というか受付というか、ソレがCosmopolisにあります。

ちなみに、
私ここでピロピロと1年前に展示したよ :-)
→2011年9月ダブル展覧会
セルビアでの展示も一緒に記事を書いたんだね。
今回そこに映画祭期間中カフェレストランが営業中。
スタッフの特権!タダ券をもらったので相方といざ!手前は私がオーダー、ゴルゴンゾーラのタルト。
中には洋なし?が入っててそれがまたゴルゴンゾーラチーズと合うんだな。今まで食べたフランス料理では前菜にたまに果物が入ってて、それにたまに驚く。そして旨い(*o*)

酢豚のパイナップルは小さい頃あんまり好きじゃなかった気がするけど、味覚も少し大人になると変わるモノですね。

このタルトは本当に美味しかったのだ。

天井には沢山の傘が こさえてありました。
まさにエキゾチック。


ナントで開催されている映画祭、
ついに早速いっちょ働いてきました。
普段は2階に上れないんだよね。えっへっへー^^


ご覧の通り、大きなスクリーンの下にミニスクリーン。
あれを投影するのが私の担当です。
といっても映画3本しかしませんが。。。
さっき初めて任務を果たしてきましたが、
めっっっちゃ緊張した・・・

観客が少なければ気が楽、というもんではありません。
とにかく責任は重いです。あと2本頑張ってやります。
英語の字幕があるので、それに合わせてフランス語を映す。
パソコンのボタンを押す指がこれまた勢いよく震えまっせ!


少しだけだけど語学の良い勉強になるかもと思いました。
DVDを見たりして事前に字幕の確認をする。本番中ザッと即座に訳して 次投影する字幕は正しいか否か判断したりもするから。


ちなみに今回私が受け持ったのは
蔵原惟繕 監督の "海底から来た女" (1959年製作)。
筑波久子演じる少女がとても印象的。あのミステリアスさは一体どうやって出すんだ。主役を演じる川地民夫が映画の中で何度か口笛を吹くんだけど、あのメロディーが頭から離れない(*o*)

今"川地民夫"でインターネット検索したら、川地氏の現在の写真がいっぱい出てきた。
けど、私はそんな川地民夫知らない!
若い川地民夫しか知らないからすごいショック!!
(*o*)


とにもかくにも忙しい1週間が終わった。
やったー!週末だーーー!!

2011-11-23

映画祭、フィルム現像、机など

Festival de 3 Continents三大陸映画祭がナントで始まりました!
かれこれこの映画祭が始まって33年も経つらしい。
なのに昨年・一昨年と全く気にもとめていなかった私。
一体何故!?(でもアーカイヴを見ると確かに見覚えのあるフライヤー達)


(ほ〜ら、ポスターもでかーい。映画祭の規模の大きさがよく分かる)
人の繋がりのお陰で、今回私もこのフェスティバル内で
ちょっとばかしアルバイトをさせていただきます。
日本映画としては日活の作品群が上映されます。

35mmのフィルムに字幕など付けられないので、字幕をプロジェクターで映す試みをします。

ということで、台詞に合わせて字幕を投影するバイト。
日本語聞きながらフランス語をエイッと、ね。
ボタンを押し続けるだけですが。

今日実際に映画館でどう行うか見たけど、当たり前だけどやっぱ字幕ってかなり重要(*o*) 緊張するけど、なんかすごい楽しみ。


映画館の前には人・人・人・・・!
びっくり。


(優雅な秋)

イーゼルが手にはいったばかりですが、今度はロラン瀧が、私がしょぼい机使ってるのを見かねて使い古した不要な事務机をくれた(*o*)
どうもありがとう!!!ラッキー!^^

今週は実は色々やることがあって、、、

知り合いのフランス人アーティストのビデオに声出演をお願いされて、今日彼女の家行ってきた。12月1日にオープニングがL'Atelirであります。


昨日はMireというアソシエーションで、撮影した8mmフィルムを現像した。フィルムってこう出来てるんだ!すごいぜ、投影した時感激する。暗闇の中、皆の視線+圧力を受けながらフィルムを巻いていく作業は非常に恐ろしいですが、何かまた新しい世界に足を突っ込んだ気がしました。

さっきはMireで定期的に開かれているプロジェクションにも参加してきたけど、日々の人との出会いが面白い^^ こうして面白いアソシエーションに出会えて嬉しい。


↓日本の霊柩車に見えるのは私だけ?即座に写真撮った。
見ると電話工事会社の車。

明日もやりたいことがいっぱいだ!!!^^

こうなればいっぱい楽しんでしまいましょ◎

2011-11-20

図書館のおねーさん等

私だって1日に2回投稿くらいしちゃいますよ!

一昨日 久々に美術学校の図書館行ったら
「マキコー!ここ最近ずっと来なかったじゃない、寂しかったわよ。元気?」と、受付のお姉様。

こんなに暖かく出迎えてくれるなんて・・・嬉しい(;_;)

特に1人私が素敵だなーと思うその女性は、将来こんな女性になりたいなぁっていつも思わせてくれる。彼女は何があっても怒らない、プラス思考、外国人にも英語で優しくちゃんと対応するし、何よりゆっくり話す。そのおっとりした雰囲気、心の広さにいつもヤラれる(*o*)

国籍はブラジル人らしいけど、結構ここに長いこと住んでるそうな。

「マキコもわたしもナントに恋をしたのよね^^」
と、同じ仲間にしてもらえて超嬉しかった。



「Ouest Franceの記事見たわよ、絵描いてるのね。」と情報もバッチリ。


金沢美大の図書館もそうだったけど、なんで美術学校の図書館のお姉様方はこんなに素敵なのだ。私がたまたまラッキーなだけかな?




工事がなかなか終わらない。工事だらけのナント。
クレーンも青空に向かって吠える。

友達の展示を見にちょっとだけ遠出。
奥に見えますは ナント島です。
心地の良い日曜。
ロワールを久々に拝む。
光ってまっせ 木々よ!
そうそう、この間イーゼルが欲しくて嘆いてたら
隣のアーティスト仲間が貸してくれた、ラッキー!っていう記事を書きましたが。

なんと!
もう1個手に入った!やった〜!
そう、今度は借り物じゃないですぜ。知り合いの方が
くだすったのだ。ありがとうございます・・・あたしゃ頑張ります!

2011-11-18

最近、決闘ネコ

葉っぱの黄色がとても綺麗なので、
その上を歩くのはこの上なく幸福である。
いっぱい!+青空!


久々に美術学校のアトリエに。
Soirée Performancesということで、パフォーマンスずくしの今宵。
勢いと元気がみなぎって、なんか元気もらった。
私はこういう生き生きした有志っていいなぁと思います。


写真ぶれてるけど、載っけちゃう。

アトリエで作業してたら、ネコの叫び声。
人間の赤ん坊の泣き声みたいな、でも人間ぢゃない(・_・)
なんだ!?と思ってみると。。


おぉっこれって修羅場ってやつ(*o*)


「何みてんだよぅ・・・人間さんよ」

興奮して写真を撮りまくる人間(私)をチロチロ見つつ、
ネコ2匹 叫びまくる。
多分薄い黄土色のネコさんがメスで、彼女の奪い合いだったのかな。

結局女どころのネコさんがどこかに立ち寄り、
男2人残る。そして私が目を離したすきに2人ともどこかへ。

家とアトリエの往復の毎日。
毎日のささやかな変化に喜びを感じてます。

2011-11-15

腕シャカシャカ

アトリエには普段 アラームが設定してあって、
不審者が勝手に侵入するとアラームが激しくなります。

(17時半くらいにはもう薄暗い最近。)
いつもそれを解除して私たちはアトリエに入るんだけど、
先週末は故障でアラーム設定が成されていなかった。

「鍵を開けて、そのまま入れば良いんだよ」
とロラン瀧に何度も言われては居たけどそれがもう、

怖いの何のって!!!(*o*)分かっちゃ居るけどとにかく怖いから、
鍵をそぉっと開けて数分間、腕をシュッシュシュッシュ言わせてアラームが鳴らないかチェック。。


アラームの激しさを知ってる人なら分かるはず。
もうめっちゃウルサイ!そして辺りを偶然通りかかった人たちが「どうしたどうした!?」っていう目で私を見るから、余計ヤダ(*o*)

そりゃぁ腕をシュッシュシュッシュやっちゃいますよ。



そんなこんなでロラン瀧の言う通り、
何も起こらなかった(´▽`) (当たり前)

(イーゼルの必要性に気づいて色々悩んでたら、数分後隣の部屋で作業するキャリンヌが「イーゼルならあるわよ、貸してあげる」と立派なのを貸してくれた。すごぃ!思い立って数分後には実物が目の前に(*o*)ラッキー!ありがとうキャリーヌとエミリー^^)
平年より暖かいそうな。フランス。
ちなみにまだ今年一度も暖房付けてませんウチ。
 
コルテオ 太陽光発電