2013-11-28

先生と ぱてぃすりー

先日、美術学校で担当教諭だった先生を
うちにご招待して食事をば。
Flandrinのケーキ!濃厚でがっつーという感じです
でも大きな塊は数分で消滅・・・簡単。
卒業して2年半。ボリスは1年半。

こうして今でも連絡をとりあっている先生たち。
今回先生を単独でお誘いしたのだが、若い綺麗な彼女を連れてきてくれて、楽しいソワレになりました〜




これは11月22日(いいふーふの日)に、お菓子でも作るか、何かしようかなーと考えていたらボリスがたまたまパティスリーを買ってきてくれた(*o*) やっほぉ〜い



ところで最近サブ職を探していて、外国人としてのフランスの就職難を実感させられる日々です(-_-)

でも何とか頑張りますー また今度ブログに書きまーす

2013-11-26

バスの話

寒くなってきたのでバスを利用する毎日。

私は小学校から高校まで、自宅から徒歩15分の所に通っていた。なので交通費は本当かからなかった。(大学も原チャに乗って20分の所だったし・・・実家万歳)


そういう環境で育ったからか、バス通というのに憧れていた。


そして今、バスを利用する毎日を送っているが
思ったよりもバスを好きになれない。


→まず、臭い(*o*)

香水を付けたマダムばかりが居ればまだいいが
たまに、体一度も洗ったこと無いんじゃないの!?と
言いたくなるくらい、臭いオッサンが乗っていて、やられる。
そのオッサンがバスを降りても、バスは臭いまま。


→お年寄りに席を譲らない若者がいて、けっこう驚く。

席を譲るのなんて何てことないのに。
気持ちいいくらいに感じ良くて、サッと席を譲れる紳士も居たりするから何とも言えないけど、気づかない若者はやっぱり世界どこでもいるもんだ。



→運転が粗い。


などなど。

あと乗りたいバスが来ても、手を挙げてサインをしなければバスは素通りする。。

運転手さんたちは人とよーくおしゃべりしているし。
この間は近郊の町行きの中距離バスに乗ったけど、運転手の若い黒人ニーチャンは運転中パン食べながらコーラ飲んで、携帯で友達としゃべってた。しかも停留所に止まる度携帯でメール打ってた・・・。




色々あるけど、値段は日本に比べたらそうとう安いのは確か。1チケット1.5ユーロだもんね。(1時間有効でどこでもいけちゃう)
いちいちいくらかかるか、掲示板見ながらドキドキしなくていいのは助かるね。


2013-11-22

美術館で裸婦(夫)デッサン

先日話した美術館でのヌードデッサンの講師のお仕事ですが、
第1回目が終了しました。
 Combat de coqs, Gérôme (1847)


イベントは参加予約無し・無料、誰でも参加OK。
しかも美術館が紙や鉛筆、カルトンなどを用意するという至れり尽くせり。
参加者は全部で20人といったところでした。
(次回はもっと沢山人が集まればいいなぁ)

モデルさんは、展示してある絵画のポーズをとります。
例えば上のCombat de coqsの男女を15分。
全部で4セット(異なるポーズ)。
ポーズの間ほとんど休み無し(すごい!)で、
18時半過ぎに始まり20時きっかり終わりました。



デッサン講師としての仕事は実は初めて。しかも私が培った絵画用語(日本語)をフランス語で伝えるというのはなかなか至難の業でした。
(後悔しているけど、かといって他に何が私に出来ただろうか)

次回(12月1日)に向けて準備あるのみ。頑張る!






今回のことで、何が一番驚いたかって
ポーズ中、一般客の方々が会場をウロウロすること。
裸でポーズをとる男性の横(しかも至近距離)で、
何事もなく絵を見ている人がいること。

そして美術館の床はとても汚かったのだが、モデルさんはお構いなしに素足で歩いていたこと。毛布やクッション・布などに、素肌で少しの抵抗もなく触れていたこと。


終わった後モデルさんたちと一杯飲みに行ったけど、「モデルさんあるある」話が聞けてめっちゃ笑った・・・面白すぎる。




当たり前だけど、公共の場でこうした企画が実行されてしまうのが本当にすごいと思うのでした。
そして最後のポーズが終わって10分後には
片付けも終わり、皆美術館の外に出たこと。
(帰る時間は絶対に長引かない!それがフランス(*o*))



次頑張ります。

2013-11-20

裸婦デッサンなど

ひょんな理由から、ボザール(美術学校)にて
裸婦デッサンの授業に参加することになった。

ここでは一般市民に授業が開かれている。
(絵画教室のようなものというべきか)
小学生高学年の子どもから、おじいちゃんおばあちゃんまで多くの生徒が通う。


今回私が参加したのは中学生のクラスで、テーマはFeuillage(葉)だった。子供たちは思い思いに絵を描いていたのを、私は彼らと話をしながら見てまわった。面白かった。
金髪で髪の長い男の子が居て女の子かと勘違いしたり。フランス語は相手(男性/女性)によって単語を活用しないといけないので、勘違いして話していると、バレる。





その後今度は高校生のクラスに参加。
裸婦デッサンは(金沢美大時代の経験が私の基礎になっているので、それと比較することになりますが)、1時間半ノンストップだった(*o*)

金沢美大では
「20分ポーズ→10分休み」×6セットの3時間が毎朝(am9:00-12:00)
なのに対し、今回参加したクラスは
 「10分ポーズ」×8セット(1時間半のクラス)
だった。


10分ポーズを終えたモデルさんは
10秒くらい肩をポキポキ言わせて、
すぐ別のポーズに移る。

それを休まず8セットって
(一度お水を飲みにちょっと席をたったけど)
、、、体力あるなー!!!!(*o*)って 思ったのは私だけ?


描く方も1時間半みっちりデッサン(クロッキー)。
すごい良い感じ!ちょっと短いかもしれないけど
集中出来て、いいなぁと思った。


室内が寒くって、モデルさんは全身黒いぴちっとした服を着ていたのが少し残念だったけど・・・。

金沢にいたころはストーブを焚いてしっかり部屋を暖めて、
ポーズを始める時は「お願いします」と皆
声を揃えて言ったりしていたなぁ。
ポーズが始まる前にちょっと箒で埃をはらえば、S先生に
「埃が舞うだろ!そういうのは前日にやっておくんだよ!埃が舞った部屋で裸になれっていうのか!」と怒られたこともある。(モデルさんに対してのすごいリスペクト!)
ポーズの間は本当にしーーーんとしているのだ。


フランスでは、モデルさんがやっていることは仕事なのだから(お金をもらっているのだから)、ということで割り切られることは多くあって、やはり両国の扱いは違うなぁと今日つくづく思ったのだった。
(最後おしゃべりをしている生徒も居て気になったが、先生は注意していなかった。)



私が経験したのは、ただ1回のクラスだしフランスでも声を掛け合ってモデルさんを大事に扱っている所もあると思うけど・・・


ともかく、今日は久々に人物デッサン をして面白かった^^
そして金沢を思い出した。

2013-11-19

パリで展示散策

パリに行って展示を見てきました。
PompidouのPierre Huygheは再度。
Palais de TokyoのPhilippe Parrenoをば。二つセットで見るのはいい。

Maison Rougeの "Théâtre du monde"は
かの有名なJean Hubert Martinが展示をしたそうで、
年代の古い作品と新しい作品を完全に交ぜて見せる方法は
興味深く、予定していなかったけど見て良かったなぁと思った。

こちらはVitry sur seineにある、Galerie municipale Jean-Collet。



パリから帰ってきたら、カネゴンが転がってた。。。
 びっくりしたー

2013-11-11

あはは

最近めっきり少なくなったと思っていたが、
ボリスが、ポツリと一言
「しょっちゅうだよ」と言ったので
ビックリしました↓




泣くとか苦しむとかより
笑う方が幸せではなかろうか!?


しっかし毎日どんな夢を見ているんでしょうか、私は。


2013-11-09

真っ赤になる。

色んなカラーが
道を愉快に、可愛くする。

紅葉が素敵な秋ですね!

これで青い空がプラスされれば文句無しですが、
ここんとこ雨雲で覆われた日々(;_;)

真っ赤になるといえば、

この前美術館の事務所へ、人に会いにお邪魔した際。
受付で名前を名乗ったならば
「あなたのこと、知ってるわ」
と受付のマダムに突然言われた。


続けて「あなたの作品、好きなのよ!」と言われ
私、口あんぐり。
一瞬で顔が真っ赤になった。


その時偶然にも作品を持っていたので
「最近の作品、見ますか?」と聞けば
「是非見せてちょーだい!!」と言ってくれたので
その時 人と約束があったが、サササーと全て見せた。




聞けば、数年前私がナントで参加した展示を見られたそうで、その時から知ってくれていたそうです。

こういう少しの出来事が嬉しい・・・




見てくれている人はいるもんだ。
もっと頑張らないとね!




2013-11-07

あいのりー

奥に見えますのはTerril。
日本語でボタ山と言うんですね。
リールの近郊には何個か目にすることが出来る。


ダヴィッド。ジェケット似合ってかっこいいぞ。
オープニング無事終わって良かった〜

リールに住む、友人の家で誕生日パーティ〜
プリンス/プリンセスが今回の仮装のテーマだったので、
皆思い思いに仮装してました。


今回は交通移動手段がほぼ全て車だった。

ナント→ルーアン→リール→ナント、全て相乗り。

知らない人と車に相乗り、しかも数時間狭い空間を共有しなきゃいけないなんて、日本人には少し考えにくいシステムかもしれませんね。


この相乗りシステムCovoiturage(巷ではBlaBlaCarというらしい)は大変よく出来ていると思います。


旅程を提供する運転者は皆大体顔写真を載せているし、
電話番号記入は必須。しかも相乗りをした利用者から「採点」させられるので(運転者は時間をきちんと守るか/危ない運転をしないか/感じのいい人か?など)、旅程を探す利用者はその意見を全て見て判断することが出来ます。
そして何より低価格。
(運転者のアナウンスを見る時は、文章がちゃんと書けているか・しっかりしていそうな人か見るのが大切)



今回ルーアンからリールに移動する時、6ユーロの相乗りアナウンスを見つけたボリスだけど、1名しか空きがないという。なので電車の若者カードを持っている私は電車で移動。ボリスは持ってないので相乗りでリールに向かうことになった。


出発前日になってボリスが
「ちょっと待って。もう一席空きがないか聞いてみる」と言って
運転者に連絡したところ「マキコの席もあるって〜」と
難なく一緒に車に乗れることになった。
誰かキャンセルしたから席が空いたのかな?ま、とりあえずラッキー!それにしても6ユーロ安すぎ。と思って当日約束の場所に行った。




運転者と会ってビックリ。
立派な大きい車。後部座席はガラン。
つまり私たちだけだった。(なーーぜーーー?)


運転者は私たちと同世代の、超面白いニーチャンだった。

言ってしまえば テクノDJのような感じで、ちょっと悪そうに見えなくも無い(笑)。こんな大きな新しい車で、どうして一席しか空いてないって言ったんだろう???と不安に思いながら車に乗ったけど、そんなん忘れてあと2時間半、彼と話しっぱなしだった。

あー面白かった〜!


彼は医療機器を扱う仕事をしていて、こうしてフランス全土の病院をまわっているそうだ。



旅程を提案する運転者は、高速道路代・ガソリン代を
浮かせようとする人がほとんど。でも中には
「1人で長距離を運転するより、その間誰かと話したい」
っていう(変わった)人が居るようだ。



知らない人と数時間を狭い空間で共有するって、そんなん嫌!っていうフランス人の友達も居る。私も時々面倒くさいなーって思うこともあるけど、思いがけず面白い話が聞けたり、情報提供にもなったりするもんだ。




日本の電車賃は高いけど、
その分長距離バスが安いから相乗りは浸透しないだろうなぁ


2013-11-06

Tourcoing のち Cassel

Tourcoingトゥールコワンという、リール近郊の町でGeorg Baselitzの展示がやっていました。
"GEORG BASELITZ - EUGENE LEROY
 Le récit et la condensation"
場所はMUba

ででーん
Baselitzは、私の好きな作家の1人だ。

上手すぎてズルイ。
そして好きすぎる。
今の言葉で言うならば、やばい。
Eugène LeroyというTourcoing生まれの画家との2人展。
作品は知ってはいたものの、今回改めて再発見したEugère。
2人の作品で埋め尽くされた空間は熱気がボーボーでした。



お次はCassel(カッセル)へ。

え、カッセル?
カッセルって、あのドイツの?
違います、それは Kassel。こっちはCassel。
ドイツのそれとは比べものにならないくらい、小さい町。
 昔使われていた風車。
 高台から見えます、景色。
 Nantesはこの先に!
Casselで有名な、Estaminet エスタミネ(フランス北部のレストラン的なもの)があります。それがココ。

T'Kasteelhof
Rue Saint Nicolas
59670 Cassel

北フランスの何が好きかって、食べ物。
このタルトはリンゴが入ってる。でもデザートじゃなくて、メイン料理。
その名もTarte de Cassel 。

写真取り忘れましたが、デザートには
タルト・オ・スペキュロスを食べた(*o*)
あの美味しいスペキュロスがタルトに?って思うかも知れませんが、美味でした。ボリスはTarte à la bierre(ビールのタルト)を食べてたけど、ビールの味が濃くって濃厚。これまた美味でした。お母さんに食べさせたい!

 

2013-11-05

LENS ランス

Lilleリールから車で1時間未満で着いた!
Louvre-Lensに連れて行ってもらました。

ヴァカンスシーズンで人がいっぱい!
ルーブル美術館の分館。
金沢21世紀美術館も手がけたSANAAが設計したもので
ガラス張り。


Lensの他にReimsがありますが
フランス語で発音すれば、両者は大違い。
だけど
日本語で発音すれば二つはどちらも「ランス」。
日本語ってすご!



ぎょえ〜〜〜
チビ犬が主を守ってる。
時代ごとに年を追って展示された大きな会場。
面白いほどシンプルだけど、パリのルーブルのようにでかすぎず、良い大きさでした。




リールではギャラリー・ペロタンの大規模な展示!
いっぱいあったけど、敢えてこの作品。
壁が微妙に膨らんでいるの、分かりますか?↓

LILLE 北へ

ルーアンから、北へ!


またまたルーシーとダヴィッドの家にお邪魔しに来ました。
 Davidが個展をするというので、搬入の手伝いなど。
 
La chambre des registres
名字がDroubaixで、個展会場の町の名前がRoubaixって笑えた。

>>> David Droubaix


美術学校を卒業してからというもの
環境が変わって制作が出来なくなる人も多い中
ダヴィッドは地道に自分の研究を突きつめている。
そんな友が身近にいると本当刺激になる。

ちなみにボリスも絵画のコンペに入選した!
オープニングは11月16日。パリ郊外のVitry sur seineで。
Novembre à Vitry 2013

私も頑張らねば!(*o*)



北は寒かった。

2013-11-03

回想 ルーアン煙草

数日前の話になりますが、ルーアンの続き。
ボリスの旧友はほぼ全員煙草を吸う。

一緒に住み始めてから煙草を一切止めたボリス。日本の家族にも喫煙者が居ないので、煙草の臭いにほとんど触れることなく育った私。

ただルーアンの旧友たちは皆スパスパ。
ボリスのおばあちゃんも、これまた美味しそうにスパスパ。
彼らは気を遣ってか、換気のため窓を開けるのだが
それがとてつもなく寒い(*o*)

寒いよーーーー!そして臭いよーーー!

ルーアンに来れば色んな人に会えてすっごく楽しいのだが、煙草だけは本当勘弁。


でも吸う人には吸う人なりの意見があるんだろうけど。

 
コルテオ 太陽光発電