2015-12-29

ベルギー①

クリスマスはボリスの妹がいるブリュッセルで過ごしました。


24日は仕事のあとすぐ出発。
ナントからパリ経由で電車で行きましたが、
パリ北駅での持ち物チェックがけっこう厳しかった。
ただえさえ雰囲気の良くない北駅。クリスマスを温かい食事・家族とともに迎えられない人たちが盛んにお金を求めるため声をかけてきて、とても複雑な思いをしながら電車を待っていました。

電車に乗ってしまうと、心地よい椅子と温かい灯りで安心したのかぐーすか寝てしまい、あっという間にブリュッセルに着きました。
 24日はさすがにパリのメトロもブリュッセルの中心地も人がいなかった。

家に着いてみなの顔を見るとホぉ〜と安心しましたー
知らなかったけど猫もいた!



翌日は街をぶらぶら、



 グランプラスではプロジェクションをしており、プラス全体が真っ赤になったり真っ青になったり、綺麗でした。

 写真じゃわからないけど、大きなツリー。が真ん中に。

街の超中心地の観光客でいっぱいのカフェなのに、この汚いグラスの注ぎ方はちょっとびっくりした笑 むしろわざと?笑

2015-12-22

carte griseなど

昨日の朝、県庁へ車の登録証carte griseの申請に行きました。滞在許可証以外の用事で県庁に行くのは、何だか不思議な感じがするものです。番号札をとって待っているとすぐ私の番が来て、しかもサササーとチェックは終わり→支払い。「3~4日後に郵便で届きますんで」と言われ「ほんまかい(-_-)」と正直思って、次の日。まじ!もう届いた!!(*o*)
一体どうしたんだ、県庁よ!仕事早すぎてびっくりした!!!!

車を譲っていただいた同僚の旦那さんには「あいつら(県庁)遅いからな…多分3週間くらい待たなきゃいけないよ」なんて言われていたのに。レボリューション!!





クリスマスを前に、ファーマシーっていうかどこの店は本当に人でごった返しています。

ファーマシーではきっと、クリスマス休暇に合わせて旅行に行ったりする人が、その分のお薬をたくさん買っておくんでしょうかね?あと美容品のプレゼントを買うんでしょうか。
私の働く赤ちゃんコーナーも人が朝から晩まで絶えません。オムツや離乳食を買いだめするお母さんがたくさん見受けられました。商品がたくさん売れるとファーマシー的には嬉しいことなんだろうけど、注文も多くなり私の仕事がとても増えるので、正直微妙です(-_-) 私の同僚たちも、管理職じゃない人はみなファーマシーの売り上げとか、全然どうでもいいと思っている。そこ、めっちゃ明確です。「同じ給料なのに、仕事が増えても嬉しくない」という。



そんなこんなで日々の疲れを癒そうと、
とても美味しいクスクスを食べました〜
 食べ過ぎて、みんなお腹はちきれそうだった…

2015-12-20

パリの展示の告知と車

1月の初めからパリで個展をします。今回は油絵のみの展示で、先日ギャラリーのお姉さんが私のアトリエに絵を取りにきました。今回展示予定のほとんどの作品は新しいものではなく、去年とか一昨年に制作したもの。でも今まで世の中でお見せしていなかったものだし、いい機会かなと思います。

うまくいきますように^^
結局また展示もオープニングパーティも行けないけど…(;_;)


(数年前友人カップルがナントから引っ越すときにたくさん植物をくれた。その中の一つが突然花をつけたので、驚きました。鮮やかなピンクです^^)




そして、ついに車を買いました。
以前友人が「乗る人がいないから」と数ヶ月Twingoを貸してくれていたけど、今回私が購入した車もずばりTwingo。
小さいし運転しやすいし縦列駐車しやすいし。
乗ると実はけっこう広いし!
手頃な車を探していると周りの人に言いまくっていたら、ファーマシーの同僚がちょうど彼女のTwingoの買い手を探しているという偶然。そんなこんなで手続きはすんなり進み、購入に至りました。
知り合いから買うこの安心感よ・・・

受け渡しの日。数ヶ月ぶりの運転に加え、知らない道を一人で運転して家に帰るなんて本当にできるのだろうかと緊張したけど、発進して少しすれば「あぁそういえばこんな感じだった!」と、感覚が徐々に戻ってきて、無事問題なく家までたどり着くことができましたー。よかった。


フランスに旅立つ大学4年最後まで、金沢で実家暮らしをしていたけど、私以外の家族はみんなマイカーを持っていた。私が車を持っていなかったのは私がケチだったからか何でだったかはもう忘れてしまったけど、時々やっぱ「いいなぁっていうかなんで私は原チャなんだろ」とは思っていて。あれだけよく雨が降る街で、よく原チャで乗り切ったよなぁ…

そんなこんなでやっと買った自分の車なので、責任を持って大事にしたいです。




2015-12-14

子どもは犬から猫に変わる

げ、わたしたち、、、ダサい(*o*)
ボリスが付けているお面は、一体ネコなのかネズミなのかという議論が度々され、結局結論に至りませんでした。

ネコといえば、、、



実は今秋、父が本を出しました。

「子どもは犬から猫に変わる」

先日日本に帰ったときちょうど出版日を迎え、お茶の間で父を目の前に本を読んでいたので正直何か変な感じがしたものです。

私は22年間実家で暮らしました。小さい頃から(大学生になっても)学校であったことを毎日両親に話をしていました。それは両親が興味を持って日々私の話を聞いてくれたのと、話の途中に割って入ったり最初から否定することなどなく、最後までそうかそうかと耳を傾けてくれたからだと思っています。(そんな風に育ったので、フランスのナンシー市に1ヶ月派遣され1人住まいを強いられたときは、毎日家に帰っても話を聞いてくれる人がおらず、毎日泣いて過ごしたこともありますが…。だからその後も他人との同居をすることになりました)


本を読んでいると私が受けた両親からの教育をひしひし感じずにはいられませんでした。私も将来子どもを育てる側になることがあるのだとすれば、是非本の内容を再び思い出して子どもと接していきたいと思います。



とても読みやすく、父の人柄がとても出ていると思います。
父は心理カウンセラーとして日々色んな所を駆け回っております。人の悩みを聞き続けるというのはなかなか辛い仕事だろうなぁと想像しますが、そんな父の大集成となるこの作品を、一人でも多くの人に読んでほしいと思います。



2015-12-06

猫とか先生とか

この間フェオドールの飼い主の家に遊びに行った。
やっぱり、めちゃくちゃ可愛くて賢い、いつものフェオドールだった…(*o*)相変わらずの大きな体は本当立派でした笑



新しい出会いが日々あるって、よく考えるとすごいもんだ。友人の友人に会うことで無限に広がっていくこの友人の輪。絶対に会うことがなさそうな人に、急に会えちゃったりするという、なんかすごいことが起きる。展示の話、学校、アトリエ、アパート、今の仕事、すべてが親切な友達や知人のおかげで成り立っている。まじ、友達って大事(*o*) ありがとう友たちよ。君たちのおかげで今の私があります。



そういえばこの間、美術学校で私の担当をしていたC先生とM先生(先生とは言ってもいつもため口だが。)、さらにX先生を家に招いて夕食を。こうして時々会うと本当に嬉しい^^ 昔話に花が咲き、最近のこと、学校のこと、色々話して笑って、本当いい時間を過ごした。私が作ったお味噌汁をぐいぐい飲んでくれたし笑


大好きなひとたち、いつまでも繋がっていたいです。


2015-11-28

忘れた

きのうは隣人を家に呼んで巻き寿司を食べたのですが、写真撮るの忘れた。。。

人を招く時は大体巻き寿司のワンパターンだけど、
今回は気合を入れて具材とか色合いも凝ったから
写真撮ろうと思ってたけど 案の定    忘れた。笑

ということでそこ子。
ビバ・日本のガチャガチャ!

2015-11-22

いまの感じをつらつらと

日本から帰ってきてノスタルジーになってるときにテロがあって、それでも日常は続いていきます。



(「僕を食べないで。」熊肉を食べたという話を同僚にしていたら、また奴の仕業…!笑)


警戒最高レベルに達したことにより、ブリュッセルの地下鉄が完全封鎖になったニュースをみて、ちーさんやその他の友達は大丈夫かなぁとか

1月にパリで個展するけど、私無事にその頃パリ行けるんかなぁ大丈夫かなぁと漠然と思ったり、

ナントに居てさえしても、人ごみの多い場所に行くのは怖く、クリスマス市などは避けてしまって全然ショッピングなどしていない。



テロ以降 本当私の周りはみんな漠然となんか疲れている。
どこかでいつ起こるかもわからない・見えない恐怖が、みんなの頭の奥底に根付いてしまって取れない。
不安をかかえながら、それでも前を見なければ
と人は日常を取り戻しているようだけど
気持ちは全然前と違う。




やっと冬らしい寒さがやってきました。
ビールで喉を潤すより、私は暖かいショコラショを。

2015-11-16

回想⑤ その他もろもろ


「トイレは汚いものだ。」
というのは、私の中でもう当たり前になっていたけど、やはり日本のトイレ事情はすごかった。なんて清潔なんだろうと各地で何度も思ったし、トイレットペーパーが盗まれずに数個きちんと整備してある様子もすごいなぁと思った。フランスの公共の場のトイレは便座が無いこともよくあるし、もうカオス。そんなんと比べるなと言われそうだけど、やっぱそれほど日本のはすごい。
あるショッピングセンターのトイレでこんな表をみて、「なるほど」と思った。1日に4回も掃除してたらそりゃ綺麗だよね。すごいぜ


東京に住むアーティストの友人宅を訪ねる。
絵描きの彼女の手料理は本当に美味しくて、がむしゃらに食べまくった(*o*)

六本木で犬が売られていて、すごいかわいかった。

可愛いものが所狭しと。

秋葉原の某ビデオゲーム関係のカフェに、東京芸大に留学中の友人(仏人)を誘って行ったけど、なんかめっちゃ「カフェ」だった。。もっとコスプレしている定員さんとかいるかと思ってたし、注文&支払いのシステムが無駄にややこしいし、客の半分外国人でこんなことしょっちゅうだろうに定員さんが英語全くダメだったとか。。。なんか突っ込みどころ満載でちょっと残念だった。英語で書かれた説明文やメニューもあったけど、ボリスも彼女も「英語がめちゃくちゃすぎてありえん」って言ってて皆で笑った。
でもデザートは美味しかったよ。

2015-11-15

パリのテロ

パリで起こったテロは大変ショックなことでした。
10区や11区なんて私たちが普段日本人観光客が普通に歩くことのあるところ。仏人の友人たちと話していたんですが「友達が道ひとつ横に住んでいる」とか「ここら辺に昔住んでいた」とか、本当身近な場所です。だから余計ショックなのかも。

だけど、パリだけじゃなく今も世界中のいろんなところでテロは起こり、何百人何千人という人が殺されています。だからパリだけを特別視するのはとても変な感じがします。

シリアだって昔は平和なところだったはずなのに、暴力や武力で抑圧されそれが日常化され、今に至っているということも忘れてはいけない。戦場になっている国と平和な国というは違うようで、元は同じです。だからこそ、パリだけを哀れぬのは何かしっくりこないのです。


在仏日本大使館から安全確保に十分注意してくださいとか注意喚起のメールが送られてくる。そりゃそうだけど、バーのテラスにいて、もしいきなり撃たれたら、何もできないよ。。。

2015-11-11

回想④ 食べ物

 今回結婚式を挙げた姉①の旦那さまのおじいさまはマタギでした。
ご親族の中には今も現役で狩りをしていらっしゃる方がいて、今回ご好意で熊のお肉をいただきました。

日本でも、熊を食べることはあまり知られていませんし
私自身小さい頃何かの機会に一度食べただけ…

ボリスに熊を食べさせたいなぁと、実は今回無理を言って
用意していただきました。
本当にわがままなお願いを聞いていただきありがとうございました!


なんとびっくり
美味しい馬肉もいただきました(*o*)


馬肉は食べることもあるフランスですが、熊に至っては「えええええーーーー本当に日本人は熊を食べるの!!?信じられない、やめてっっ!!!」と友人ほぼ全員から全否定されました。
熊の話は職場でも皆の関心をわしずかみにし、熊の肉の話をした翌日、職場の私が使うパソコンのデスクトップが熊のそれはそれは可愛い赤ちゃんの写真になってました。笑

(たしかこの写真だったはず↓)笑



そんなこんなで日本へ出発したもんだから、熊を目の前にかなり緊張しました。
フランスではお肉の脂身はあまり好んで食べられませんが、養兄によればこの脂身が美味しいとのこと。よく霜降りともいいますが、美味しく食べられる部分がこれほど違う文化は様々ですね。

熊は美味しくいただきました。
ありがとうございました。
馬肉のとろける感じも、かなり印象的で、私たちは本当恵まれているなぁと感謝せざるを得ませんでした。



回想③ 輪島

姉①の結婚式のあとは姉②の住む輪島へ行きました。

「輪島へ行ってしまえば、あとは何もないから」
というので、寄り道を^^
ビレバン(また…)や駄菓子屋さん、ゲームセンターなどに連れて行ってもらいました。
ゲームセンターは本当新しいものがいっぱいあって、あとプリクラとか本当技術がすごいですね。ボリスの目が超でかくなってて笑った^^


輪島って思ったより遠いことが判明。
(車内ではほとんど寝てたけど)

そして何もないというのは本当だった(*o*)


何もないとはいいつつ、立派にそびえ立つ総持寺。
あいにくの雨でしたが、堂々とした出で立ち!


そして今回輪島に来た理由の一つがこれ。
(新居の訪問という理由ももちろんあるけど)、
姉②の旦那さまは本当にたくさんの漫画を所有しておりまして、ボリスも私も時間を気にせず読みふけられるという今回の滞在をめちゃくちゃ楽しみにしておりました。

まず読みに取り掛かったのが、バキ!
私はシリーズ2を読んだのですが、なんせ30巻以上あるので、読みきったときは本当お腹いっぱいになりました。ボリスはシリーズ3を。彼は日本語は全く読めないんですが、バキは絵で話が大体わかるし問題ないので、最後まで楽しく読んでました。
私はあとは進撃の巨人やリアル、ガンツも読みました。


たこ焼きパーティをしてもらって、

 これがめちゃくちゃ美味しかったんだぁー!!!
きき梅酒(手作り)もしたり、美味しい北陸の日本酒もいただいたり、いやー贅沢させていただきました。輪島にいる間は本当食べてばっかりだった…鍋もして頂いたけど、すっかり写真撮るの忘れちった。。

4人で、姉の旦那さまの似顔絵を描いてみた。笑

泣く泣く輪島を離れ、(でもまた数日後に夫婦は金沢に来てくれることになっていたのでそこまでは寂しくはなかったけど)金沢へ向かいました。



 帰りはトトロの形をした岩を通って。お天気に恵まれました。

富来の巌門にも寄りました。
サザエやイカ焼きも食べたりして、海の幸をここでも堪能。

フランスに戻ってきた今となれば、
輪島で過ごした数日が本当に楽しかったからか
少し考えるだけで胸がキュゥーとなります。。。
幸せそうな姉を見て本当に嬉しかったのと、ボリスも彼らと時間を過ごして本当に楽しそうだったのをみて、よっぽど私自身良い時間を過ごしたからだと思います。


また行きたい。。。


2015-11-09

回想② 姉の結婚式

姉①の結婚式に参加しました。

着物がよく似合って綺麗な姉でした。
素敵な二人を祝福出来て私はとても幸せです。
ボリスが「山の幸」と命名した姉の旦那さまは四方で活躍されているスキーの選手で、とても面白い方です。退屈しているボリスをチョコチョコいじってくださって、たくさん笑わせていただきました〜。
みんなでしゅわっち!
 親族のみが集まり、旅館で賑やかに式は執り行われました。

もぅ本当たまらん懐石料理!何から何まで本当美味しかった〜〜。
こんなに色んな美味しい贅沢品をボリスも楽しめて、本当ありがたかったでぇす^^
 この世のものとは思えないほど美味しかったお刺身。。。今見てもよだれが出てくる。ジジュル…(´Д。` )

姉は向こうのご家族に暖かく迎えられているようで、妹はそれも見てこっそり喜んでいました。

私たち四兄弟が育った家は、今は両親の二人だけになってしまいました。がらんとした部屋を見るのは、正直とても寂しく胸がキュゥとなります。ですが結婚式でパートナーと一緒に幸せそうな姉たちや兄、孫を抱いて微笑んでいる両親を見ていると、そういう寂しさも吹っ飛んでとても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。とさ。

 私は自分の家族が本当に好きだと思いました。






2015-11-08

回想① 東京

日本に着いたらすぐ展示の準備でした。

時差ぼけと眠気に襲われながらも、ぼやぼやした頭を抱えて高円寺へ。


Smoker's forest (Invade3)
杉並区高円寺南3-46-5 202

元来はお洋服を専門に扱うお店なのですが、それはそれは色んなものがあります。
私の展示も規模は小さいかもしれませんがお店自体がとても魅力的ですし、是非店主のカンケさんに会いに行ってみてくださいませ。展示は11月末まで。



主な美術館はほとんどが展示切り替え中で、しまっていました。
なのでギャラリーをめぐる。


やっぱり田舎者には難しい東京の電車。。。
少し慣れてきた?と思ったけど、やっぱり時々間違えそうになる。


新丸の内ビルに五木田智央の展示を見に行ったついでの、働く人間で埋め尽くされているビル。


友人に会う!も、他にも会わなければならなかった友人もいて、でも結局連絡さえできなかった人もいて、滞在日数の少なさを呪う。

2015-11-04

満喫!

姉の結婚式も無事行われ、ステキな温泉やお食事を堪能し、相変わらず良い思いをしています。

写真は色々ありますが、後日ちゃんと選んで良いものを載せるつもりです。



結婚式翌日には姉2の住む輪島まで行って
お腹がはじけそうなくらい笑って姉夫婦と賑やかな時間を過ごしたり、



姉1の養兄さまのご家族のお陰で
(そんな簡単には口に出来ません)お熊の肉を頂いたり(*o*)




別の日にはおぴろさまに連れられて
東尋坊まで足を運んだり。
(奥に見えますはヤンキー二人組)

みなさまに申し訳ないくらいお世話になってます。
本当にありがたいことでございます!!


ここ数年自分で焼いて食べてなかったお好み焼き^^


日本は暖かいし人も温かいし、本当素晴らしいです

ありがとう!

 
コルテオ 太陽光発電