2022-07-29

仕事の夏

ニースでヴァカンス、、、ではなく
連日ずっと仕事です。 これは8月もずっと続く。
40mcube(レンヌのアートセンター)が、今度新しいプロジェクトを発動させるんだけど、そのサイトというかアプリケーション?のイラストレーションの仕事。GIFを使ってミニアニメーションなどを作る毎日。
私の横でジェレミーは大プロジェクトの予算申請書類を作っており、めちゃくちゃピリピリしながらキーボードを打ちまくっている。
 
 
息抜きに 友人らとインド料理を食べに行ったよ
これがまためちゃくちゃ美味しかったーー!
インドのビール。
 
暑くて眠れない日もあったりする。

2022-07-26

また南に

 
オープニングの翌日はトマッシュの誕生日会があり、参加。全く初めて会う人ばかりに囲まれた食事会であったが、楽しい会であった。そしてめちゃくちゃ美味しかった、海の幸を堪能しました。
 
 
そして翌日にはニースに飛びましたー
 

あちーーー ニースーーー
なんじゃこりゃーー あちーーー
 
ジェレミーに会えて嬉しいけど、やっぱこの暑さはけしからん。汗をずっとかいていて、嫌なんだけどめっちゃ「夏」って感じで嫌いでもなくて。
 
今朝は朝からまたプール行って来た。水泳ずっと続いているけど、少しずつ泳ぎに余裕が出て来た。

L'odeur du Soleil

 Les Ponts-de-Cé での展示"L'odeur du Soleil"も、無事オープニングを終えました!
 
Rives d'art
13 rue Boutreux
49130 Les-Ponts-de-Cé
Exposition du 23 juillet au 18 septembre 2022 
 
(c) Tomasz Namerla

ちょうどヴァカンスシーズンなので絶対に人が少ないかと思いきや、けっこうな人で賑わった!その日は金曜日だったのだが「今夜からヴァカンス」という人が多く「じゃあヴァカンスの門出に一杯!!」という感じで、すごく良い雰囲気が漂っていた。
 
突然10人くらいの美大生みたいな若者の集団がやってきたのでどうしたのか?と思ったら、イカダでラジオをしながら旅をしている美大生の集団だった!展示会場のすぐとなりで一旦休憩をしていたら、誰かが「オープニングパーティやってるから、みんな来なよ!」と一声かけてくれたらしく、来てくれた!
(シールは、私がみなさんにどうぞって配ったもの)
 
特に嬉しかったのは、アトリエに参加してくれた小学生の子が、お父さんと妹・弟を連れて来てくれたこと。そしてたまたまなのだけど私が装飾したトラックに、彼の絵をしっかり使っていたことだった!それを見て彼は「あ!僕の絵だ!」とびっくり喜んでくれて、一緒に写真撮ってもらった。 

Merci Lisa pour la photo!! 😽
 
 あとは毎度の通り、いつものようにテンションあがりまくりの私。たくさんの人と話して飲んで食べてひたすら笑いまくって、イメージとしては自分の9歳の誕生日みたいな感じでした笑


市長や議員の方々がそれぞれ短い演説をしてくれたのだが、県議会議員の方が一人、私の今までの経歴や展示履歴を調べ、作品のタイトルなど完璧に覚えて 私を讃えてくれた。私はびっくりしてかなり驚いて口をあんぐりして横で聴いていたのだけど、最後に
「みなさん、牧子のインスタグラムのアカウント名、ご存知ですか?Hihi Foufou(ヒヒフフー)ですよ!」とおっしゃったときには一人大爆笑してしまった!!笑
地方議員のお偉いさんがこんなことを言ってくれるなんて、思いもよらなかった。
 
最後には「これからの牧子のご健闘をお祈りします。もっともっと活動の場が広がっていくと思うけれど、どうかずっと変わらずこの牧子のままでいてくださいね」という一言で締めくくった。

これ!これよく言われる。私昔からずっと全然変わらないのに、なんでだろね? 変わりたくても変われないっていうのが現実です。ご安心をー




いわゆるお偉いさんの言葉は退屈で形式ばったものが多い中、彼は本当に心温まる言葉を残してくれて、本当に本当に嬉しかったなぁ

2022-07-22

展示設営

フランスの兄と定期的ごはん。
彼の庭もばっちり元気。
猛暑で植物らがへたれないかすごく心配していたそう。
 

 
 
翌朝私はLes Ponts-de-Céに舞い戻り、展示設営だ!
こんな長い足が欲しいわ。。。
 
去年作ったあの巨大カーテン、再来!
久しぶりに梱包から開放したけど、 こんなに大きかったんだねー ひさしぶりー!
 
お昼は現地で仕事をするアーティストらとご飯!

ベプニケーションのプレゼン

別府で制作したアニメーション、出来ましたー!その発表会をAtelier Bonusでさせてもらったのですが、その日はなんと今年一番の猛暑日で。43度まで気温あがりました。。。

 

 全編みれます!6分。

 
ひどい猛暑なので、きっと3人しか来ないだろなーと思ってたら、なんと15人くらい来た。。。びっっっっっっっっっくりした!
とあるアーティストから
「猛暑だから発表会を中止にすべきでは?」とメールで忠告を受けたりしたのだが、やってよかったー 暑かったけど、その分「来た甲斐あった」と思わせたくて、めちゃくちゃ話した。。。 彼らが来てくれたのには理由があって、来年ナントから一人、別府にアーティストを送るのだ。だからその情報収拾だと思うけど、本当嬉しかったよー!
 
後ろにはジェレミーと私の絵を飾る。

すんごい楽しかった。やっぱり 自分の経験話すの好きだな。
決して話がうまいわけではないが、一人で勝手に楽しむのである。
 
 
 
 
 

友人らと食事 !

みんな持ち寄り。身内で楽しい
これ、ずっとチーズかと思ってたらなんと肉だった


猛暑の日はアンジェに仕事で日帰り。滞在時間1時間というすさまじいとんぼ返り。
あつかったーーー
あつかったけど、、、
 
日本にいたとき、もっともっと暑かった、、、よなぁ
湿度がまず凄まじいし、気温ももっとすごかったような。
フランスも猛暑のときは暑いけど、そこまでひどくはないと思う。ただ、クーラーが普及してないのでそれが辛い。

 

2022-07-17

壁画

そんなこんなで、出来ましたー!
右上には、猿が覗いておる。
これまで具体的に人の意見を取り入れて絵を描いたのは初めて。いい経験になりました!


夜。
猫のいる生活、控えめに言って最高!
自分の分身のような猫の置物も、最初はかなり警戒していたらしいけど今はもう完全無視らしい。笑
もう一匹それはそれは美しい猫がいたのだが、彼は人見知りがひどく全然なついてくれなかった。。1週間いても全然状況は改善せず。悲しい!


帰り。空港で2人とお別れする時泣くまいと思っていたのだけど、マダムがボロボロと泣き出したのを見て わたしももちろんもらい泣き。むしろマダムより泣きに泣いてしまって、別れがこんなに悲しいなんて自分でも想像してなかったな…

滞在中ずっと一緒にいたので彼らの娘になったような感じだった。

特に嬉しかったのは、ムッシューがわたしを受け入れてくれたこと。マダムはとても気さくな方で誰とでも話が出来るタイプなのだが、ムッシューはさすがに大きな会社の経営者だった方だけあって、一筋縄ではいかない。人をよーーく見ているし、思ったことは素直に言う。忖度など絶対にしない。そんな彼が不器用なりにもわたしを受け入れてくれているとわかったときには、本当に嬉しかった。真顔でジョークを連発したときには、お腹をかかえて笑いまくった。というか最後はジョークばっかり言ってた。

彼らはわたしを何度も「牧子はきちんと教育されている」と言った。これ、時々言われるけど、日本人ならみんな言われるのではないだろか。
お礼を言う、
挨拶する、
人の話を最後まで聞く、
散らかさない、
残さず食べる、、、(他にもあるだろうけど今すぐ思いつかない)

こういった最小限のことを出来ない人が多いから、それさえ出来ればきちんと評価されるんだろうなぁ。
厳しくも暖かく教育してくれた両親に感謝。



また時間が出来たら会いに行きたいな。

2022-07-15

絵の個人注文

ブルターニュでの仕事が終わってすぐ、また南仏に飛んだ。
朝4時半起きも慣れたもんだ。
個人宅の居間に絵を描かせてもらう仕事です!

空港に着くと依頼主のムッシューが迎えに来てくれており、前総理大臣暗殺の話などをしながら家に向かった。
到着してすぐ絵にとりかかろうと思っていたら、家で私を待ちわびていたマダムに「牧子、絵は明日から取り掛かればいいんじゃない?せっかくだから、早速海に行きましょう!」と言われ、家に到着して20分足らずで海に向かった私たち。こんなに早く水着に着替えることになろうとは。
海に「向かった」と言っても、海とお家の間には道路も何もなくただビーチがあるのみ。だから徒歩0歩で海にいける。
海を楽しんだあとは家についている巨大プールで泳ぎ、日光浴をして昼前にやっと絵にとりかかった。
 
ちなみに初日から昼寝を2時間するという偉業を成し遂げ、依頼主を驚かせた私です(笑)。どんだけリラックスしてんだ…笑


自分の両親よりも年配の2人。知ってはいたけど彼らと私の社会階級があまりに違いすぎて、彼らの生活を目の当たりにして もう目が点になるしかなかった。こんな優雅な暮らしをしている人が世の中にいるなんて、本当にびっくりしたものだ。アーティストなんていう仕事をしていなかったら一生出会うことがない人々。最初どんな話をすればいいのかと不安だったけど、そんな不安もどこへやら。すぐに打ち解けて本当に色んな話をした。経済の話、アートの話、彼らが旅した世界中の話。大きな会社を動かして来た2人だからこそ、私なんかとも話をあわせられるのだね。
私は一体なんでここにおるんや、と何度思ったか分からないけど こんな私を寛大に受け入れて、さらに本当の家族のように扱っていただいた。
また新しい家族が出来た。
この出会いは本当に印象的だ。
 
絵も、彼らの要望を聞きまくって一緒にすすめたんだけど、マダムはしきりに「今日はもういいんじゃない?」「ゆっくり進めましょう」と言うので、本来なら1日半くらいで終わるような仕事をなんと6日もかけて仕上げた。ほぼ毎朝一緒に海へ行き、たわいのない話をして自然を堪能し、ちょっと仕事をしてお昼ご飯。ぐっすり昼寝をしてちょっと仕事をして、暑くなったらプールに入って。夕食後はたたみ1畳くらいあるんじゃないかっていう巨大テレビを、3人で寝っ転がって見ていた。
 


続く

2022-07-10

Quimper 2 "Voila l'été!"

滞在中は現地のスタッフの人たちとご飯食べたり、また色んな人と出会って色んな話をした。
近すぎるリモコン。笑
こうでもしないと、別のテレビが反応しちゃうらしい。
大きいスペースだったけど、約1日で全部描き切った。もともと早いと思ってたけど、だんだん描くの早くなってる気がする。
みんなとても優秀に仕事をしたので、オープニング当日は特に何もすることがなかった。「何しよかなー」と一人呟いたら、アートセンターのディレクターPが
「牧子、海に行け!自然を満喫しろ!」
と言うので、時間ギリギリまで海にいた。(ちなみに午前中はプールに泳ぎに行っていたので、本日2回目の水泳)
 
Douarnenez(ドゥアヌネ)のビーチ。Plage des dames。
ほんとうに美しい
人生で初めて、1人でビーチに来て一人で海に入った。
最高や。。。
そのあとQuimperへ戻ってオープニング。そのあとソワレ。
 だんだん年とともに、こういうソワレに興味が薄れつつある。。。人と話すのはとても楽しいのだけどそれは昼までも出来るよなーとか思ってしまう。夜遅くまでお酒を飲むという行為に全然そそられない。むしろ早く宿に戻って寝たい。そして翌朝早くから色んなことをしたい。
 
結局深夜0時くらいまで頑張ったけど、そのあと一人帰って寝た。多分私が一番早くに家に帰ったひとだと思う。笑 ブルターニュ人はみんな本当にお酒いっぱい飲む。
 
 
そして朝8時にはまたビーチに戻ってきた私。笑
朝が大好き。
水温は低かったけど、でも全然入れるレベルだった。人も全くいなくて、自然満喫しまくってその後ナントに帰った。運転3時間。
数日前にはフランスの全く反対側の海で泳いでいたのに、面白いね。

2022-07-07

Quimper キャンペール

急遽用事があってレンヌに寄ったけど、そのあとはQuimperにやってきましたー!合計、行きだけで約4時間?たくさん運転した。
 
美術学校内にあるギャラリースペース(École européenne supérieure d'art de Bretagne - site de Quimper)で展示です。2019年私はレンヌでGeneratorというレジデンスをしたのだけど、そのレジデンスの今までの参加アーティスト全員のグループ展です。おそらく30人近いアーティストが参加している。
 
 
可愛くって撮ってしまった。
二人とも傾いてる
これがその会場。
めちゃくちゃ広い。
街並み。初めて来たけど、かわいい。
大聖堂。
また即興で壁画描いてます。
私が描いた壁には他のアーティストのビデオや作品が展示される。コラボレーション!
 
滞在中はホテルを用意してもらってるし、ギャラリーには搬入サポートをしてくれるスタッフが多数いて本当に至れり尽くせり。
これが本来あるべき姿なのかもしれないけど、やっぱりありがたい!
ホテルの朝食にはスペイン人の観光客がたくさんいる。なんかヴァカンスに来たみたいな感じ。
 
コルテオ 太陽光発電