2022-09-27

パリでの生活

Eと展示を見に行った。
 
"une seconde d’éternité"
Pinault collection
@Bourse de Commerce
 
Philippe Parreno, Echo2, 2022
ここに来たの二回目。作品もちろんすごいが、まず場所の力がすごい
安藤忠雄が改修設計を担当しているところもポイント。オープンして1年半くらいたったはずだけど、パリで現代アート見るなら外せない場所になってる。
昨年訪れたときはチケットを買わなければ入れないような状況、外に何メートルも列ができていたけど、今は予約なしでもすんなり入れる。
時間がないので簡単なジャンキーフード
味が濃ーいぃ
Eのドイツ人の友人らと会う。彼らはベルリンに住んでいるが、用事があってちょうどパリに来ていたらしい。でたでた、また恐ろしくチャーミングな人!そういう人は顔に出るよねー素敵ったらありゃしない。
久々に英語で話すが、最初は楽しくてうるさいぐらいに話すも、数十分したら疲れて大人しくなる私(笑)ごめん
 
日常でもパリの中心地を歩いていると死ぬほど聞こえてくる英語。そしてその他の国の言語。その度に「私は首都にいるんだなぁ すごいなぁ」などと田舎者のように思っていたけど、今回は自分がその外国語を話す中に飛び入っている。
 
そういえば不思議なことだけど
パリの超中心地に住んでいる割に、お店で今のところ冷たく対応されたことはない。むしろお店の人とナントにいるときより話す気がする。道やプールでも人と話すことがある。ふしぎー
時々自分がパリにいることを忘れてしまって、メトロに乗った瞬間「あ!すげーパリっぽい!」と思うことがしょっちゅう。メトロは苦手なので乗らないようにしているから、余計にね。
こんなシャレオツなところでお茶しちゃったぜよー
そのあと彼らはみんな私のレジデンス先にやって来てくれて、第二のお茶タイム。英語がボロボロでもなんでこんなに分かり合えるのかねー あぁ笑ったー
 
そのあとEはナントに帰ってしまい、私は日常に戻った。
 
コロナはもうおさまっているのに、喉のイガイガは続いている。時々思い出したように咳をしている。
今朝我慢し切れずにプールに行ったら、やっぱりちょっと体力落ちてた。少しずつ取り戻すよ体力!

2022-09-26

横山裕一作品についての座談会

療養してかなり回復し、自宅検査キットで2回目の陰性が出たので、友人Eが参加する座談会をこっそり見てきた。
Formula Bulaというバンド・デシネのフェスティバルの一環で行われるこの座談会。テーマは横山裕一作品について、だ!
たくさんの人で賑わっていた。
私は横山先生とこの座談会のことでメールのやりとりをしていた。ちょうどこの日金沢の港でふぐを2匹釣ったと先生が言っていたのでそのことをEに伝えると 座談会開始早々 聴衆にそのことを報告していてみんな笑っていた。笑
フランスでの横山裕一愛は本当にすごい。 
横山先生が参考にしているでだろう歴史的美術品や作品、文献、日本文化・事象などが紹介・議論され、あとは作品分析なども行われた。30分も時間オーバーして終わったが、もっともっと聞きたかったー
 
 
そのあとはソワレがあったけど、流石に私はしんどくて早々と帰った。
 
日本だったら、こんな病み上がりで外に出て来たらバイ菌扱いされそうだけど、ここではそんなこともなく。むしろ「マスクしててえらいね」と言われた。
たっくさんの人で賑わっていたが、全体でマスクしてたのは私を含め5パーセントにも満たなかったかもしれない。
対策として絶対マスクは有効だと思うが、日本のように他人に干渉しすぎない文化(したければする、したくなければしない、他人に強要しない)はやっぱり楽だ。

2022-09-24

陽性だった

アラームなしで眠る幸せを思う存分堪能したあと、私は早速朝1で近くの薬局へ行った。コロナ検査をするためだ。 

(これは自分でする検査キット)
それまでは何となく「自分は罹っていない」と思っていたし、すべての体調不良は「壁画で頑張りすぎたからその疲れが…」と思い込んでいた。
受付でワクチン証明書の提示を求められるも、もう6ヶ月間も必要なかったからどこにあるか分からない。携帯も変えたので保存されてない。焦る!バタバタしていると、薬剤師の方が気を利かせてCarte Vitale(ICカード式保険証)の履歴を見てくれて難を逃れたが、うっかりしておった。
フランスは3回ワクチン打っていると検査は無料。
打ってないと有料です。

 
いざ検査となり、直前に何故かピンと来た。
私、陽性なんじゃないか?と。
 
 
案の定、検査が終わって10分もしないうちに携帯にメールが来て「POSITIF 陽性」だった!

 

まずいことになった。
なんでもっと早く検査しておかなかったかな、と自分を恥じた。
 
その日の昼に親友Eが今週末我が家に泊まりにくることになっていたから。すぐ彼女に連絡をいれるも「うん、そうだと思ってたよ」と言われた。笑
彼女の息子もちょうど先週コロナに罹っており、家では皆マスクをつけて生活していたそうだ。(息子は7日で治り、今はピンピンしているそうだ)
 
Eは普通に我が家にやって来た。
お互いずっとマスクをつけて時間を過ごし昼食を食べ、彼女は夕方某オープニングレセプションに繰り出した。
私はそのあと電池が切れたようにグッスリと眠り続け、起きた時にはかなりシャッキリとしておった。
 
 
ちなみにEは昨年一度コロナに罹っている。ちょうどクリスマスシーズンで、家族が集まっていたときだった。家族中で細心の注意を払った。結果、自分が陽性になったが同じベッドで寝ていた旦那は一度も罹らず、距離を保っていた自分の母親が陽性になった。
「もう何が何だか分からん」
と言ってた。だからコロナに私が罹ったと言っても、大して驚きもせず堂々とやって来てくれた。


コロナに罹ったことがない人の方が少ないような印象を受けるこの頃。今ちょうどフランスには第8派がやってきているそうな。
 
 
 
フランスは今、コロナの症状が出始めてから7日間の自宅待機が推奨されている。
私が体調悪くなったのは7日前なので、いちおう翌朝(今朝)検査キットで、自宅検査したところ陰性であった。(よかったー)
体調もだいぶ良くなっており、この結果にはすこぶる安心した。。。

まだマスク生活続けますが。

2022-09-23

パリへ戻る

 翌日。
行きがそういう険しい道のりだったので、帰りは別の停留所からバスに乗ろうと思った。しかし今度は「車で8分」の距離。グーグルマップで見ると徒歩1時間18分であった。笑
本当は朝6時のバスに乗りたかったけど、そんなことしたら4時半には家を出て、真っ暗な山道を歩かなければ行けない。そうなると本気で危険なので、さすがに電車の時間を遅らせた。
 
朝ゆっくり寝て、9時ごろ家を出た。 
本当に自然が素晴らしい
またもや完璧な晴天だったので、本当に気持ちよく歩いた。
1時間18分は長いようで短く、美しい自然を堪能しつつも
少しずつ街に近づいていくのが嬉しかったー
無事バスに乗り込み、クレルモン・フェラン まで行き
電車に乗ってパリに戻って来た。
電車内では体調に波があって、元気だ・いけるなーと思っていたら乗り物酔いでしんどくなったり。パリに着いたらその日のうちにコロナのテストしようと思っていたけどそれも出来ないくらい疲れていたので、そのままアパートに戻る。
 
 
ここまで、病気ながらもすべて予定通りにやりきった。ちょっと自分でも信じられない。
 
かなりホッとしたー

2022-09-22

田舎で大冒険

オーヴェルニュでレジデンスの件で人と会う予定があった。なので朝7時発の電車に乗りこむ。5時半起きはちょっときつかったが、意外といけた。
クレルモン・フェランというところまで直行で3時間半。特に咳も出ず元気だったが、やっぱり体調は完全ではない。
 
そこからレジデンス先の田舎まで長距離バスに乗るが、ここで問題が!
道路工事のため、私が降りるはずの停車駅には止まらないという。
ぎょえーー
 
 
私「じゃあ、そこまで行くには一体どうすれば?」
運転手さん「うーん、その1つ前で下車して歩くしかないかもね」
私「歩いてどのくらいかかりますか?」
運転手さん「バスで5分だから…」
私「20分くらいかな」
運転手さん「かなー」
 
この!計算が!とんでもなく!見当はずれだったというのは!バスが動き始めてからすぐグーグルマップで見て気づくわけですが!すべてがもう手遅れなので!
そう、どうしようもなかった。


結果から言うと田舎道の「車で5分」は「1時間」なんです。
時速60km/hで走ってたとしても、車で5分走ったら5km進むもんね。5kmなんて歩くとすごい距離だもんね。。なんでこんな簡単なことにすぐ気づけなかったのか。もしわかってたらレンタカーとか駅で借りて自分で運転していただろうに。
 
 
で、「1つ前の停留所」で降りて歩き出す私。
3分の1くらい行ったところで「通行止め」の文字。でも私は行くよ、徒歩だし。グーグルマップもここ行けって行ってるし。
ところがこれがまた当たり前なのだけど、道路封鎖されてたら歩いて通れもしないってことに気づかなかったんだよね・・
パニックで写真撮るの忘れたけど、工事のため、道路の中心にそれはそれは大きな穴があいてて歩いてさえ通れない。穴はふかーく、そしてめちゃくちゃ幅広い。
絵にするとこんな感じ。(工事専用車などは省きました)
左右は酪農地?で、トゲトゲがついた有刺鉄線?で囲まれている。勾配もけっこうある。その酪農地を経ても向こう側にいける気さえしない。ところが穴の下には小さな用水が通っているらしく、左にパイプみたいなのが見える。それが橋みたいになって、それをクリアすれば行けそう。。。
(説明が難しいけど、本当かなり際どかった)
 
 
せっかくなん十分も歩いたのに引き返すことなど出来ない。
わたしは意を決して有刺鉄線を乗り越え、別の有刺鉄線をくぐり、パーカーに穴を開け、土まみれになりながらパイプを飛び越え、なんとかここをクリアしました。
 
小学生の冒険でもあるまいし!自分なにやってんだ〜と一人で笑えてきたところに、たまたま大の親友であるEから電話があって、そのあとのルートは彼女と話しながら歩いた。
私の今いる状況を話すと驚いた様子だったが、こらえきれなかったようで封を切るように大笑いし始めた。私もそれを聞いて可笑しくて可笑しくて、二人で電話越しに爆笑した。なんて楽しい時間だったのか
 
 
私はあまりにラッキーだった。なぜなら
天気が良かった。
工事中の人たちがいなかった。(いたら絶対通してくれなかったろう)
Eが電話してくれた。 
スマフォありがとう。
 
そしてこんな大自然の中1時間黙々と歩き続けることは、実は最高に気持ちがよかった。
 
 
 
無事に目的地に着く。
そのあとするべき仕事もこなして、またグースカ寝た。

ほんとよくやるよね
 

L’Appart Renoma

Les Ponts-de-Céの搬出の翌日は、朝作品を車から出して片付け。そのあと荷物をまとめてパリ行きの電車に駆け込むー
 
 
電車内で酔ってモドしてしまわないか心配だったけどなんとか持ちこたえた。もちろんマスク着用。乗っていた車内、私ともう一人くらいしかマスクしてなかったと思う。
 
そのあとレジデンス先の自分のアパートに着いてぐっすり仮眠をとり、少し元気になる。咳もだいぶ治った。夕方からプライベート・オープニングレセプション に招待されていたので行く。

場所はL’Appart Renomaといって、つまりはギャラリー。
Maison Renomaという老舗ファッションブランドの一事業でアートや文化に固執した場所になっている。創設者のモーリスさんにもお会いし、お話もしました。
来年もしかして展示に参加するかもしれなくて(まだ未定だけど)、そのためにも一度場所を見に来てください、と言われて誘われたのだ。
プライベートのソワレだけあって、招待がなければ入れなかった。そのリストも人数がめちゃくちゃ少なくて、ついつい
「えっ人数それだけですか?そんで私がそれに入ってるの?」と受付のお兄さんに言っちゃった。そして彼はすごく笑っていた(いい人)。
 
アートブリュットの展示やっていて、良い展示だったのでパリにお住まいの方はぜひ。入場無料ですが予約が必要です
同じような状況で初めてここに足を踏み入れた女性アーティストと出会った。開口一番「あなたって、牧子?水彩画とか描く、あの牧子?」と言われる。まるで生き別れた姉妹みたいな感じで言うもんだから爆笑してしまって、聞くと春過ぎに参加したDrawing Nowで私の作品を見たんだとか。彼女もすぐ後ろで展示していたらしい!
彼女のおかげですごく緊張解けたーありがとーキャミーユーー 
スタッフの方と話してすぐ帰ろうと思ってたけど、結果色んな人とお話が出来て、結局2時間もいた!びっくりした!

そのあとまた一件別のイベントを見に行く。
知ってる友人がいるところなので、そこではあまり緊張せず。 

案の定クタクタになって帰って来たが、パリのプライベートオープニングの雰囲気に飲まれずちゃんと自分の話をして、楽しく帰って来た自分を少しでも誇らしげに思った。
(数えるほどだけど、こういうパリのイベントみたいなのに参加したことがあるけど、もっとドギマギしてて辛い思い出しかないから。みじめだったな…)
 
自分のやってきたことがちゃんと自信になってるのを実感した。
 
なぜかその夜咳が再来。
辛いが翌朝は訳あって5時半起きだった
続く

ヨレヨレながらも搬出

壁画プロジェクトが終わってナントの自宅に戻ったその夜、寒気やらなんやらで非常に寝苦しい1夜を過ごした。
しょっちゅう水を飲むために起き、その度にひどい汗をかいていた。
朝起きると雨に打たれたかのように、パジャマが汗でびちょびちょに濡れていて驚いた。寒気や体の節々の痛みはとれて少し体調は良くなってた。
 
 
この日。実は朝から
・車にまだ載っているペンキたちをアトリエに片付ける、
・アンジェまで車を走らせて夏前からやっていた展示の搬出そして
・描いた絵を消して白ペンキで綺麗にする
 
任務があったので、どーーーしても休めなかったのであった。
 
 
グループ展ならまだしも、個展の撤収作業なので私がやらねば誰がやる。。。
ここは日本じゃないから「体調が悪い」と言えば おそらく何らかの解決法は見いだせたのかもしれない。もし搬出作業を翌日に延ばせたとしてもその日にはパリで別の用事があったので、結局そんなことは無理なのであった(さらにその翌日は田舎で予定があったし)
 
 
体調は悪くても、なんとかいけそうな感じはする。
この日はさすがに自分の代わりはいなくて。
 

久々にLes Ponts-de-Céの個展会場に行ったら、見に来てくれた人々がオリジナルの妖怪を描いてくれていた。すごいいい!
めっちゃ愛らしいぞ!
場所のディレクター(女性)が私を気遣って手伝ってくれた。
常にマスクを付けての作業、マスク付けるの自体が久々だった。
私を見た人々は口を揃えて
「どうしたの?」と言った。笑
(体調悪いんだよ!笑)
 
9時半から始めて、ちゃんとお昼もみんなで食べて、
17時前には完全終了する優等生ぶりでした。
我ながらあっぱれだった。
 ディレクターにも「さすが牧子!」と言われた。笑
 
無事終わってよかったー・・・


帰りの運転もいつもより気をつけてちゃんと安全運転に。
その日の夜は寝苦しさもなく、グースカ寝れた。

2022-09-21

レンヌの最終日

土曜に壁画を終え、
日曜はワックス?ニス?を塗り片付けをしました。
 
週末は文化遺産の日だったのでガイドとともに見物客が1時間に1回やってくる。その11時からの回は私担当で、みなさんにプロジェクトの経緯とかコンセプトとか手順とか、あとは私の話なんかをしたのでした。 
こんなにたくさんの人!
11時以外にも、人が来てはしゃべっていたので土曜日の夜は本当に喉がカラカラ。喉に違和感があるなーって思いながら床についたが、とにかく眠れない。なんか変。
そして翌朝まさかの体調不良。。しんどい。
1週間ずっと神経が張り詰めた状態で 制作していたので、一気に疲れがきたのか。身体中痛いし喉痛いし咳出るし。コロナじゃないといいけど、まだ1日残ってるのにやり遂げられるんだろーか

ドリプラン飲んでとにかく騙し騙し、1日を乗り切った。
11時には恒例の作品解説時間もあるし、そもそもニスを全体に3回は塗らなきゃいけなかったし、そして全ての片付けが待っている。。。
こういうときアシスタントとかいるといいなーと思った。けど、残念ながらこの瞬間以外は特に要らないから、どうやって雇えばいいのやら。しかも元気だったら特に必要ないかもしれないし、たったの数時間のためにね・・・
スタッフが何人かいるのだけど、みんなそれぞれ仕事がある。それでも手伝おうか?と言ってくれるのだが、ペンキの缶を車に積むのなんて一人で2分でできちゃうもんなぁ 
 
大きなプロジェクトが終わるたびに私はけっこう体を壊す傾向がある。こんな働き方はずっとやっていられないのは分かっているけど、でも自分の代わりに絵を描いてもらうなんて出来っこないものな…。私の課題、働き方改革考えねば。

ゼーゼー言いながら片付けを終え、ナントに車を走らせた。
帰りの車は悪寒がすごくてブルブル震えていたけど、家に帰った瞬間お風呂を沸かしてあったまった。そしてソッコーでベットに飛び込む。
 
あまりの疲労で忘れてたけど、絵の完成写真撮るの忘れてた。。 でもこれでまた皆んなに会いに行く言い訳が出来た。ちょっと嬉しい、へへ

2022-09-17

壁画、気づけば6日目

過酷な制作だったので毎晩(といっても18時だが)クタクタになって宿に戻っていましたーでも何故か疲れ切っているのにプールに行ってしまう私。。。もうなんかプール中毒っぽいな。
そもそもレンヌ中心地にあるこのPiscine Saint-Georgesはめちゃくちゃ美しいのだ!
Isidore Odoricoのモザイク装飾が有名です!
泳いでいてもモザイクばっか見ちゃう。
写真じゃ美しさが伝わらないのが残念。
 
今日は最後の最後まで泳いでいて残っていたので
写真撮ることができた。泳いでいる人がいるとなんとなく写真とっちゃダメかなと思って今まで撮らなかった。
ヨーロッパ文化遺産の日Journées Européennes du Patrimoineだったので一般客が周りを見学、うろうろしている中を、ジロジロ見られながら泳ぐという変なかんじであった。
で、なんと私が壁画制作をしたLa Salle de la Citéの床も同じIsidore Odoricoが手がけたものなのですよ!これをLa Salle de la Citéの担当者Gから聞いた途端やる気が爆上がりした!!
歴史的建造物なのは知っていたけど、まさかこのモザイクもそうだったとは!
 
 
 
La Salle de la Citéはコンサートや講演会など多目的に使われる建物なのだけど、中にCamille Godetの絵がデデンと飾ってある。左右に伸びる長い絵、わかりますか?私が絵を描いている場所は、この後ろのホール。
1925年に制作されたこの絵は男性画家によって「働く男」のみが描かれた、ちょっと特殊なものである。なので今回女性アーティストに彼の絵を受けて何か壁画を、ということです。(他にも男女平等を受けてJournée du Patrimoine et Matrimoineとした動きなども絡めたプロジェクトでありますが、訳したり説明がうまくできずに、今回とばしますー)
で、これがホール。




2022-09-14

壁画制作2、3日目

制作のせいか、数日前からはじめた軽い筋トレのせいか、なぞの強い筋肉痛に見舞われながらの壁画制作になってます
一日中ひたすら自分との戦い!

しかしこんなに最高のコンディションで制作が出来るのはありがたい。室内だし寒すぎず暑過ぎない、音楽聞ける、綺麗。
ちなみに音楽はなんかここぞとばかりに、15年前からipodに入ってた昔の曲ばっかり聞いている。宇多田ヒカルとか小野和正とか矢野顕子、くるり、いきものがかり、ケツメイシなんていうものもありましたーなつかしー あとはいつもの電気グルーヴ。
この扉の奥には普段ロックのコンサートとか講演会などが企画される会場がある。
働いている人は2人いる。
フォンドンショコラもらった。
これが外観。
時々メンタルやられそうになるけど、今が踏ん張りどき。
面積が広過ぎて、ずっと手を動かしていないと間に合わない。

2022-09-13

La salle de la cité

田舎を経て、そのあと車を5時間半走らせてナントに帰ってくる。
準備とかして、翌日は早朝からレンヌへ向かいました!
レンヌといえば毎朝毎晩の渋滞(また!)。。
本来なら1時間20分のところ、2時間くらいかかって無事到着しましたー

La salle de la citéでお仕事です。
けっこう大プロジェクトなので、気合い入っている。
ここ全部。描く。
 
絵の具も道具も全部自分で手配。足場は貸してもらう。

 

1日目、ものすごい勢いで飛ばして描いたら、担当の人がかなり驚いていた。。「描くの早いって言ってたけど本当だったんだね」って言われた。だから言ったじゃん!そして早ければいいというわけではないのだ。。結果が大事なのだ。

 

終わったあと、死んだように市内を歩いて今回の宿へ。

へとへとを通り越した。そのまま食べて寝る。
 
コルテオ 太陽光発電