2022-05-31

好きな人と一緒にいる

日曜日は、お世話になっている方のお家に食事に呼ばれたので行ってきた!ソミュールまで車で1時間。
 
1年前個人的に絵の注文をしてくれた方。久々に自分の壁画見たけど、色味は全然変わってなくて保存状態ばっちり!  嬉しい!彼らとは家族みたいな関係になりつつあり、まさかこんな風に自然と素敵な関係が出来あがるのが不思議でたまらなかった。彼らの息子夫婦がわたしと年が近いということもあり、それも本当に良きかな。
 
上の写真はmangeoire(マンジョワール)といって、 家畜の秣桶(まぐさおけ)、飼葉桶だったところ。だから大きな生き物描いた。

実は今行っているLes Ponts-de-céでのレジデンスは、ちょっと時々絶望的になる。というのもそもそも進行がスムーズではないのと、元々こういったレジデンスシステムをやったことが無い地方自治体なので わたしの来訪に懐疑的な人が多い。だから壁画も断られたし事務の人にもわたしの存在を軽視するような人がいる。いじわるな感じではなく、そもそも「現代アートってなんだそれ、アーティストってなんだそれ」みたいな人たち。そういう人らは私たちに冷たいし、意図せず傷つくことを言う。


そういう人に出くわすのは初めてじゃないけど、やっぱり辛い。いろいろ悩んだりもしたけど、とにかくわたしはこのプロジェクトを終えるという義務があるし、それはやりきろうと思う。 
これ、今度ミニトラックに貼っていく。

そういう心無くしてひどい態度をとる人たちをどうしたらよいか、とほんの少し悩んだけども、実際どうしようもない。だからひとまず目をつむって、わたしを受け入れてくれる人たちのために精一杯仕事をしようと思います。じゃないとやってらんない。


昨日行った小学校のクラスにお母さんが日本人の生徒がいて、久々に日本語でお話をした!すっごいビックリして、めちゃくちゃ嬉しかった!他の生徒に「もっともっと二人で日本語を話して!」と言われるくらい、日本語が話せるというのが「かっこいい」感じになっており、なんかじわーんと嬉しさ込み上げてきた。。

やっぱり小学校はいいなーーー
子どもたち本当に素直で可愛いし、反応いいし、最高。毎回めっちゃくちゃ楽しい。

こういう時間を大事にして、負のオーラをわたしに出してくる人らからは残念ながら逃げちゃおうと思います。そんな人らに構ってるほどわたし暇じゃないねん
 
ソミュールでわたしを盛大に迎えてくれた家族を目の前に、わたしはこの人らのためにもっと面白い作品を作っていこうと思った。自分のことをよく思わない人のことを考える時間もったいない。

2022-05-27

代替案

またバタバタとアンジェ郊外に戻ってレジデンスを再開しております。市のイベントで馬たちがやってきていた。。
 
元々このレジデンス期間中に、「トラックに絵を描く」 という提案をした。
そんな簡単に車が見つかるとは思っていなかったけれど、なんとすぐ見つかった。必要な人に食事を配る市のトラックがあり、それなら好きなようにデザインしていいという。
 
しかし特殊な絵の具が必要で、知り合いや企業に連絡しまくったけど全然取り合ってもらえず有益な情報を得られず辛い思いをした。車の修理業者に連絡するも、車に筆を使って絵を描くことは普通一切しないから不可能だし、おすすめしないと言われた。本来エアスプレーなどを使うそうだ。万が一最適な絵の具を見つけたとしても車に使う絵の具は耐久性が必要で有毒であるということで、それを使える場所を見つけるのが困難となり、結局中止となった。。。冬から春にかけてずっとこの準備してたけど、結局おじゃんになった。
 
 
ならば市の一角に壁画を描くというプロジェクトを提案し、市の担当の人らは良い場所を見つけてくれた。しかしそこの持ち主の人々らに断られた!実はかなり驚いた。殺風景な場所に壁画を作成するのは、みんなが了承してくれると勝手に思っていたから。。。
 
市の担当の人はものすごく申し訳なさそうに「断られちゃった、申し訳ない」と電話で連絡をくれた。私はどうしても理由が知りたかったので聞くと、 私のポートフォリオ(作品集)を見てどうしても「良い」と思わなかった人がいたらしい。こういう場合は満場一致しないと、許可が下りない。
それを聞いて私と担当の人は二人で電話で声を出して笑いあった。
 
私「そりゃそうだよねー 全員が全員私の作品を良いと思うはずがないものね。むしろそれが普通で健康的だよね。」
担当の人「残念ながらそうなんだね。私は牧子の作品好きだし、対照的にすっごく乗り気の人もいたんだけどねーーー」
 
 
そんなこんなで、急いで代替案を見つけなければいけなかった!!もうレジデンス始まってるし!時間無いよー
考えた結果、私はやっぱりトラックに戻る決意をした。描くんじゃなくて、絵を印刷して貼ればいいじゃん!調べると、車用の巨大シール印刷ができる。シールで出来るのは知ってたけど、やっぱり直接絵の具で描きたかったな…

ということで今その絵をひたすら描きまくって、印刷するデータを作ってる。



 
 
 
そんな中また別の小学校へワークショップにし行く。
 

 
今泊まっている家の窓に、ツバメの巣ができていた。
たまにはアンジェ中心地に行ってご飯。
いうなれば、プロジェクトの一つ一つの進行がちょっと遅い。 
 
それが田舎の良いところかもしれないが、やっぱりまどろっこしい。でも世の中には色んな人がいるように、色んな地方自治体があって、それを学ぶ良い機会となっている。
ちなみにここで関わる人々は本当に優しく、素敵な方ばかりである。

2022-05-21

レンヌの印刷所へ

本当はパリに週末ずっといて、サロンにちょくちょく顔を出そうかと思っていたのだが、仕事が入ったので結局すぐに退散することにした。
 
オープニングは水曜だったので、木曜の早朝電車に乗ってレンヌへ。
パリでは朝の6時でも蒸し暑かったのに、さすがブルターニュ、電車降りた途端さっむ!!!
 
オペラで働く担当者らと街で落ち合って、郊外にある印刷所へ向かった。



そこが、とんでもなく、



すげーーーーーーーーー!!!!!
かった!これ全部で1台の印刷機。
 
主に美術関係の印刷物を扱うこの会社。もうなんか規模も質も人も素晴らしかった。。今日は何故ここに来たかというと、オペラとの仕事の最終確認。来年のプログラムのイラストレーションを担当させてもらったので、印刷物の色のチェック。
 
今まで色んな媒体と仕事してきたけど、最終チェックにまで私を呼び(私は原画持参)、ことあるごとに、どうでもいいような細かな所までちゃんと報告・確認してくれるオペラの人たちのプロっぷりが本当に素晴らしい。プロ意識高すぎて惚れちゃう。
 
 
結局夕方まで一日中会社に居た。
お昼は社長さんたちとみんなでいただく。
 
出来る会社は職場の雰囲気がいいし、社員はもちろん社長が気さくだな。。 あと身内の悪口言わない。かっこいい!
いずれか将来万が一自分が人を雇うことがあるならば(あるのか?)、こういう人たちを真似しようと思った。
 
プログラムのお披露目は6月半ば。
めっちゃくっちゃ楽しみだーーーー
 


これ別の日、フランスの兄とご飯。台湾料理のレストランらしい。揚げ豆腐はカリカリで美味しかったけど、漬物がちょっとしんなりし過ぎだったかな。メインの麺はちょっと味が濃すぎて苦しかったけど、本場はこういう味なのかな?


道を歩いていて偶然見つけた。免税柄!!??
すっげーかっこいい!!欲しいよ!

2022-05-20

オープニング

オープニングレセプションは朝10時から始まった。

 
特別招待客?のみの入場、そのあとに関係者が続き、夕方から一般の人向けのオープニングとなりました。最後の方は人、人、人で熱気ムンムン!暑いし熱い!

 
1階(フランスでいう0階)は名だたるおっきなギャラリーたち。
私たちは地下の「新規参入」?グループ。
 
色んな人と話をしたのだけど、なんとびっくり
 
「何年も前、牧子から直接絵を買ったことがあるよ」
「前パリで活動してたギャラリーで牧子の絵買ったよ 家に4枚くらいある」
 
と言ってくれる人に数人会った。
私の作品が好きで前からずっとインスタを見てくれている人とか本当に驚いたーーーーーーー


私はまだまだ修行の身だけど、少しでもこんな風に応援してくれる人のためにもっと頑張ろうと思った。ナントの私の友人でもありギャラリストでもあるespace MIRAの二人は、わざわざこのサロンを見るためにナントから来てくれた。。私めっちゃ愛されているなぁと心から思った日でしたーーー。

たっくさんの人と話したけど、めちゃくちゃ不思議なことに色んなご縁を感じた。あと見知らぬ人でも、話を聞いてみると知り合いの知り合いだったり、世の中狭すぎて全人類友達かと思ったし、そういう繋がりをちょっとでも見つけると人はめちゃくちゃ安堵して話しやすくなるなーと思った。
 
閉館後は大好きな友人らとご飯を食べに行ったのだが、
私の大好きな人同士が出会って打ち解けていく姿を目の前で見ることほど嬉しいことない。なんかこういうの良いなと思って泣きそうになったー

アートフェア、搬入

今回も友人ダブルSのお家にお泊まりした。彼ら特製の特大湯のみ?で、たっぷりの温かいお茶を飲んで爽快な朝をスタート!

近くのパン屋が閉まってて、あわててスーパーにパンを買いに行った。
絵はすべてギャラリストの2人が運び込んでくれていた。もともと壁に絵を描く予定だったのだけど、壁が石膏ボードではなく、石膏ボードにコットンの布が貼ってあるではないか!布ってことは、一度絵の具を乗せたら修正はできないということで、緊張。。しかし私がやらねば誰がやる、ということでコツコツ描き進める。思ったより時間はかからず、しかも布自体が防火?というのか、規律によって燃えにくいものを使っていたので、絵の具がにじむとまた面白い表現が出てきた。これはしめた!と思ってすごく楽しく描きました。
 
私がパリに滞在していた間は、意味がわからないくらい暑かった。30°Cくらいまで上がった。


東京からわざわざこのサロンに参加するため来仏していたギャラリーを発見。ギャラリストの方とお話をしました。しかし私、多分久しぶりに日本人の方に会えてよっぽど嬉しかったのか、余計なことをベラベラダラダラぐちゃぐちゃしゃべってしまい、なんかすごく自分阿呆だった…と自分自身に幻滅した。恥ずかしいったらありゃしない!
 
穴があったら入りたいし、早くちゃんとした大人になりたい。。

2022-05-19

Drawing Now

アートフェアに参加するため、パリに行っていました!
数年前から一緒に仕事をしているギャラリーGalerie Vachet-Delmasから、ソロでの参加でした。ひょえぇ
ギャラリストのキャロリーヌとアルノーは夫婦で、7年前からモンペリエ付近の南仏にギャラリーを構えて活動していた。つい最近、リヨンで2つ目のギャラリーをオープンするべく引っ越した。
今回はパリまで生後5ヶ月子ども(2人目)を連れて来ていたり、出産育児とギャラリー業引っ越し・手続きをどうやって同時進行しているのか全く理解不明なのだが、とにかくエネルギッシュで素晴らしい。私より少し歳が上だけどほとんど同世代なので、そういうのもなんかいい!
 

今回彼らと参加するアートフェアはDrawing Nowというもので、全部で74ギャラリーが参加している。超有名どころから私たちのような地方で頑張っている小さなギャラリーまで、さまざま。赤ちゃん連れてるギャラリーは私たちしかいなかった気がする。笑


搬入は火曜日の1日しかなく、かなり忙しい日になった。
続く

2022-05-15

蝶々夫人

日曜日はレジデンス先から一旦ナントに戻りました。また ナントのオペラにご招待を受けて、蝶々夫人(マダム・バタフライ)を鑑賞してきました。
 
 
作品はすべてイタリア語で歌われるのだが、フランス訳が同時に表示される。
「蝶々夫人」はCio Cio San ともMadama Butterflyとも呼ばれた。
 
 
16時開演、19時終演(途中20分の休憩あり)

ここに来るの好きすぎる。
 
しかもちょうど今私が手がけているオペラとの仕事が大詰め。受付けでいつもメールのやり取りをしているCとばったりあったので、仕事の話をちょっとする。プロジェクトがもう少しで出来上がるのでお互いウキウキを隠せず。笑
 
 
 
 実は公演自体けっこう長丁場(といっても2時間半ほど)なので、寝てしまわないかな…と心配だったのだが、なんのその!私はもうすっかり蝶々夫人の虜になってた。ピンカートン士官には憎悪を抱き、当時の蝶々夫人の心情を考えると最後には本当に泣いてしまったのだった。。スズキ役の女性がめっちゃカッコよかったな。。。
 
コーラスの人々が揃いも揃ってめっちゃ白粉を塗りたくって長黒髪のカツラ被っててちょっと笑っちゃった。
家の中の設定なのに、アメリカ人役の人らはみんな靴を履いてて、日本人役の皆さんは靴下(っていうか足袋)だったのにも、さすがーって思った。舞台セットも本当考えつくされてて、すいません言葉足らないんですが素晴らしかった。
 
良いものを作るには、良いものに触れるの大事だ。そのあと家まで歩いて帰ったのですが、なんかホワホワしてそれでも胸の中に何か熱いものを感じて、長い距離があっという間だった。
ナントでの公演はまだあるそうです、ナント在住の方、おすすめです!
 
 
 
 
こちらは全く場所も何もかも変わって、土曜日。スタントマンの方の劇。
アンジェ郊外のお城の外でやってて、しかも無料。こういうのも、いいよね。




 

2022-05-13

すべてが勉強だね

市の担当の人らとご飯。活動の途中報告と、ただ単にみんな会いたかった!笑
そう、女子会です。



また別の場所でワークショップしました。
 
(写真の画質めっちゃ悪いですが!)

場所はCentre de loisirs(ソントル・ド・ロワジール)。
いわゆる学童で、とくに水曜の午後など学校がないとき(大きなバカンスの時なども)親が子どもを預けたりする場所。
 
18人もいたので半分に区切って、2回同じワークショップを。みんな9〜11歳くらい。
子どもたちは本当に可愛くって、すんごく楽しかった。反応もめっちゃ良くて嬉し。2時間半あっという間でした!ここではよく工作とかしているはずなので、私のワークショップ本当に楽しいのだろうか、新しい発見なんてあるんだろうか、と思ってたけど結果そんなん心配する暇なかった。おそらく外部から外国人のいわゆるアーティストが来るだけで、多分こどもたちは喜んでくれる。

アーティストっていう職業、なんか言ったもん勝ちみたいなとこ、無い?
私どうしてもこの単語が好きになれん。。

ところで最後、数人の女の子が私に「牧子、ハグしてーー!!」とお願いしてきて、喜んでぎゅーっとハグした。これ本当嬉しいのだ。



翌日はガラリと変わって
社会貢献のための共同体センター(と訳すのか?)の人々に向けてワークショップ。相手は大人で、就職に向けて、社会との距離を少しずつ近づけようとしている人々。実はこういう人を相手にワークショップをするのは始めてであった。


最初、彼らがあまりにシャイでちょっと面食らってしまった。とても穏やかで優しい方が多かったので、そういうもんかなーとも思ったけど、それにしても何か私の言いたいこと伝わってないような。

今までの私の作品とか活動を紹介していてあまりに反応が薄いもんだから、逆にガツガツ話した。
実際制作にうつると少しずつ反応が出てきたのだけど、
最後に担当の研修講師のような方に言われた。

「最初、みんなは牧子の活動に圧倒されすぎちゃって戸惑っていた」と。

反応が薄いと思っていた私。全くもって勘違いをしていたのだった!空気を読んで早々と切り上げて、制作に移るべきだった。。。あちゃまーーーー



とにかく色んなものを見せれば面白いだろうと思っていた私は衝撃であった。

本当何もかもが勉強。

続くよ水泳

水泳を始めてかれこれ2ヶ月?ほど、今でも時間を見つけて週に2〜3回プールに通っている。これだけ続いているのが自分でも信じられない。少しずつ泳げるようになる自分が嬉しいし、そもそも水の中を漂うのが本当に気持ちが良いのだ。
 
先日700メートルを一気に泳ぐことが出来た。しかし数日後プールに舞い戻ると全然そんな長さを泳ぐことは難しかった。息継ぎは苦しいし、体が重い。これだけ体の動きが日によるというのも面白いものだ。
 
 
まだまだ水泳初心者の私は、いかんせん泳ぎが遅い。。
上級スイマーに紛れて泳いでいるけど、しょっちゅう抜かれる。 抜かれるとき、波が来たかのように水面が動くのがわかる。初心者にその波はけっこうキツく、間違えれば息継ぎとタイミングが重なって水を飲みそうになってしまったりする。
 
少しでも上手く、何より長くゆっくりと泳げるようになるのが私の目標だけど、体力もコツもいるのでまだまだたくさん時間かかりそう。ちなみにプールに行った日はめちゃくちゃよく眠れるし(ただ単にめっちゃ疲れているだけだと思うけど)、日頃なんか前より元気な気がするし、やっぱり運動は大切。
 
 
 
 
写真はこのまえトマッシュとアンジェを歩いたときのもの。

街にはたくさんの装飾など、美しいものが施されている。
 

2022-05-12

Angers アンジェ

たまたま、友人のトマッシュがアンジェで撮影をしているとのことで、一緒に日本食レストラン行ってきました。
その名もPAKU PAKU。 
私は角煮定食を、トマッシュはとんかつ定食を食べたのだけど、たまにはこうして絶対に自分では作らないような面倒臭いメニューを食べに来るのはいいかなぁと思った。しかしやっぱり外国人が真似たような味というか。もちろん美味しくないわけではない。ただ安価でどこでも安定の美味しさを得られる日本はすごいなぁって思ったのだった。
 
日本語の漫画もあった。 


お腹が膨れたので、夜の散歩をしたよー
21時とかでもまだ明るい。
アンジェって、ナントからめっちゃ近いのに全然知らなかった。すごく綺麗な街、魅力的!
これ、地元民はみんな知ってるらしい。
3玉持ちの男の像。笑
ナントほど戦争で壊されてないので、昔の建築物や街並みが残っている。
なんか灯台元暗し。
散歩、すごい面白かった!

2022-05-11

中学校と小学校

昨日は中学校へ。
お昼ご飯は学校に付属している食堂でご馳走になる。写真うっかり忘れたーー
最近老人とご飯を食べたり中学校の先生とご飯食べたり、面白い。
画材もたっぷり用意してもらう
 思春期真っ只中の中二を相手に、ワークショップをしました。
悪い子たちじゃないんだが、好奇心旺盛すぎてギラギラしてて、自分が中二だったときもこんな感じの男子クラスにいたなぁーと思った。懐かしい感じがした。でも思春期って素晴らしいよねー あの歳の時しか味わえない感覚とかがある。
 
たった1時間の授業でしたが、片付けとか注意とか色々あって結局45分くらいしか作業できない。大急ぎ。
この学校にはまた後日2回来るんだけど、どうなることやらー

おとといは小学校へ。

担当者の連絡先は聞いていたので、1週間以上前にメールするも返事なし。電話するもすぐ留守電に。。変だなーやだなーと思いながら当日を迎え、そのまま時間通りに小学校へ向かった。
 
驚くほど小さな学校で、入り口で呼び出しボタンを押すも壊れているような感じ。すると校庭(といっても極小)で遊んでいた女児が
「こんにちはー!今先生呼んで来まーす!」
と言って、先生を呼びに行ってくれた。
すると先生登場。
「牧子ね!こんにちは!」
 
おっ 私が来ることは知っている様子。
 
私「こんにちは!担当の先生から一度も返事がなかったので、今日来て良いかよく分からなかったんですが…」
 
先生「はははは!彼ならやりかねないわ〜」(笑うところ???)
「つい最近赤ちゃんが生まれて、彼今休暇とってるのよー」
 
私「あーそうなんですか!」
 
 
(それはめでたい!けれど、私今日のために色々準備あるんだが。。返事がないってけっこう辛いことなんだが!!まじで笑うところじゃない)
 
 
私「それで、今日ワークショップするために来ているんですが、1クラス、生徒は何人いるんでしょうか」 


先生「うーん、何人欲しい?」



は?????

どゆこと?
 
 
なんにん、欲しい????



私の目が点になっているのを見た先生は爆笑しながら
「この学校はかなり自由なところで、色々融通がきくのよー」
 


ということで、急遽この日はアトリエ無しで、私の作品を見せて自己紹介する・・・だけにとどまった。全部で10人くらいのグループを3組用意してもらって、20分x3。



思いの外、小学生は発言が自由にできるしとても楽しかった。
最初かなり自由すぎる学校に驚いていた私であったが、結果的にとても楽しめた。それにしても本当にいろんな学校があるね。
 
っていうか大人なら、返事くらい、して!

2022-05-09

ふれあい

 自然豊か。




先週最後、お年寄りのレジデンシャルホームで唯一絵を描いているという男性とお昼をご一緒させてもらった。彼はもう83歳でまだまだ元気!
食事のあと、「廊下に僕の絵が飾ってあるから、ぜひ見てってよ!」というので、一緒に見に行った。
 
何枚も何枚も飾ってあって、私が1枚1枚じっくり見るのですごく嬉しそうだった。もともと商業用デッサン?をしていた方なので、パースとか建築物は得意だそうだ。お世辞抜きに本当に上手かった!
 
定年退職してから絵を始めて、それから地域の絵画コンクールなどに参加しては賞を獲っていたらしい。彼のお家にお邪魔して、それらの軌跡を見せてもらった。すごく嬉しそうだったし、私も色んな話が聞けて面白かったー
たくさんの絵画!
こちら、関係ないけど昔の結婚式のメニュー!尋常じゃないくらいたくさんの料理。
ちょっと辛いときもあったが、お年寄りとの交流は非常に面白かったのだった。

 
コルテオ 太陽光発電