2020-03-31

14日目。外に出る

今日は1週間ぶりに買い物へ、外へ出た!
お外に出るのが私にとって 大イベントになっている笑
久しぶりに外の空気を吸って、歩く。

本当は、申請書を持っていれさえいえばいつでも外に出られるのだけど(体を動かす目的であれ)、不要な外出を避けることが大事なのだから、ここ1週間はそれを固く守っていたのだ。
それにしても、、、ひんやりした朝の空気が 気持ちーー!!!!


朝9時ごろに買物へ行くと、近所のスーパーはなんと10時スタートに変更になっていた。ので、折り返し。でも少し遠回りして30分ほど歩き、外を楽しんで帰った。


久々に体を動かしたからか、すごく体が熱くなっていた。30分のウォーキングなんて本当に大したもんじゃないのに、やっぱ体がなまっている。
ちなみに近所のマルシェは、オーダー制になっており、すっかり出遅れた。でもしょうがない。


その後改めてスーパーへ向かうと、いろんなものが無事に買えた。季節もののアスパラが買えたのは嬉しい。家に帰ってソッコーで全部洗う。


スーパーのレジではこんな赤い線。
ちゃんと守ります。


昨日の肉じゃが(紫キャベツが入っていたので、ジャガイモが少し青色っぽく変色)からの、卵とじ。

ジョンパパのチャーリーに教えてもらったジンジャーケーキを作りたかったのだけどバターが足りなくて断念してた。でもやっと今日作れた。
そして、自分で言うけど美味しいよ!

今日はは創作料理ばっかり笑
肉じゃが→卵とじからの、何かよくわからないドリア風?な一品に変身。


水彩画を描いているときの水は、すぐグレーになって濁るんですが、この日はふと気づくとまだ綺麗な紫だった。左のアイスティーと間違えて飲みそうになった笑


2020-03-30

気づいたこと

そういえばこの間、現在レジデンス中のアートセンター館長らと個人面談があった。

彼らに指定されたリンクをクリックすると、こうして3人同じサイズの画面が出てきて会話をしたのだ。すごく楽しかった^^
今作ってるものや、自宅待機の間どんなことが出来るかとか今後のこととか、まぁ気楽に話を進めていったのだけども、途中で気づいた。。。


私 しゃべってる間めっちゃ、ずっと、
わっさわっさ
動いとるやんけ!!!😱😱😱


それに対して二人は話す時も聞く時も
ずっと一定の姿勢を変えない。
(もちろん彼らは決してずっとこのように無表情なわけではなく、笑ったり口調を変えたりしたのだけど)

初めて自分がこんなに手や頭をグラグラそこらじゅう動かしながら話をするんだと知った。っていうか、なんで今まで知らなかったんだろうか!誰か言ってよ!

笑う時も肩をあんなに動かしながら笑ってたなんて知らなかった!!衝撃です!😱


って言っても、気づいたからといって
癖を変えられるわけじゃないから
これからもワサワサ動き続けるけどね…

2020-03-29

12日目 友ありき

 絵を描いている。けど、そんなにずっとも描いていられない。何かしなければ、という気持ちがひたすら空回りする。
昨日はレジデンス仲間とビデオ通話した。一人はレンヌを離れ、友人宅で楽しそうに監禁生活を送っていた。元気そうな顔が見れてよかった。もう一人は、買い物に出かけてスーパーからの帰り、警察から尋問されたので買った商品らを見せると「少なすぎる オカシイ」と言われたらしい(笑)危うく罰金の話になりそうだったとか。  しかし人の買い物に文句いうなんて信じられない。きっと警察は「小さい買い物をするために何度も外に出るな」と言いたかったのかもしれない。無意味な外出はいけないのは百も承知だけれど本当、余計なお世話だよ。


昨夜はパリに住むサミーとセヴリーヌから突然電話がかかってきて、気づけば1時間近くも話していた。この間パリに遊びに行った日々がもう懐かしい。あんな風にどこへでも遊びに行けたのが夢みたいだ。たった3週間前の話だけど。
イルマも電話をかけてくれた。馴染みの声が聞けて、それだけで嬉しい。
友達に救われる、本当にありがとう!!
ついつい長い間話し込んでしまうのは、きっとお互い不安だからだろう。



ジョンとは彼がイギリスに戻ってからも毎日話しているのだが(私はあまり正しくない英語をテキトーに使っている)、仏語を使う機会が極端に減っている。今回仏人の彼らと話をしたとき「あぁ私ちゃんとフランス語出てきとる…よかった😭」と安心したのだった。10年も使っているのだから、そう簡単に忘れないのは当たり前なんだけど。





残っていた紫キャベツで、お好み焼きを作った。
ベーコンがなかなか消費できないから投入。
中はこんな感じ。

日本で言われている「お肉券」「お魚券」には度肝を抜かれました。 フェイクニュースかと思ったら、マジなやつだった。驚愕。ちなみに世の中には菜食主義者やビーガンが多数いるということを言いたい。そういう常識さえも日本は認知が遅い。
もう利権ドロドロ。人の命よりも自分らの儲け。
日本のヨボヨボ頑固じーさんの政治家たちには、来月の生活費・家賃も払えない人がいるなんて想像もつかないのだろう。国民には普段食べれない美味いものでも食べさせればいいんだろ的な。今まで貧乏になった経験がないのだから、わかるはずもないか。そんな人に政治をやらせては良いことなんて一つでもあるのだろうか。

世界の動きに日本が全然付いていってないのは分かってたつもりだけど、それが全部今回のコロナ感染で表面に出た感じがする。何もかもがズレている。政治家だけじゃなくて、国民の意識も低いのかもしれない。選挙に行かずに目の前のことだけ考えてたバチが当たったのだろうか。

2020-03-27

身近な話

先日パリに住むイタリア人の友人と電話で話した。

彼はいわゆるパリの小さなアパートに一人暮らしだが、なんと彼のご両親がイタリアから避難してきているそうだ。

私「え!じゃあ今アパートに親子で3人でいるの?」
彼「そうだよ…自宅待機が始まる前からだから、もう1週間以上経ってる。3人で隔離生活。」
私「・・・!!!(絶句)」

家族とはいえ、絶対辛いだろうな。。
イタリア人の家族の絆って本当に強いんだなぁ…でも個人的な意見だけど、こういうとき狭い空間に複数の人間がとどまるのは、逆によくないのでは?(とは彼に言えなかったけど。)
だって絶対に誰かが時々食料の買い出しに行かなきゃいけないんだから、そこでもしコロナを持って帰って来てしまったら3人アウトだ。

話すトーンが暗い彼。
彼の母親のいとこはコロナにかかり、そのいとこのパートナーは病院でコロナ治療中。容体はけっこう悪いそうだ。



コロナ、めっちゃ身近です。
フランスではパリ近郊で16歳の女性がコロナで亡くなったとニュース。彼女に持病などはなかったそうで、これ見た時めっちゃ心臓がドクドクいった。。
もう高齢者がかかりやすいとか、そういうの考えない方がいいかもしれない。

10日目(日数あやふや)

さっき、自宅待機期間が4月15日まで延期されました。

色々の残り物をすべて投入したクリームパスタ。。
ジョンがいなければ、結局食べるものはこんな風に簡素化されていく。。自家製納豆と自家製キムチ。。フランスに住んでおきながら、コレが現実です!



また手荒れの話です。自分のためにも忘れないために記録。

段々酷くなっていくし 毎晩痒くて目が覚めるし、
その度に狂ったように手で手を掻きむしる自分が恐ろしかった。


原因はきっとストレスとか石鹸とか食べ物とか色々あるんだろう…と思っていたのですが、一昨日ふと
「今使っているハンドソープが原因じゃね?」
と思い立ち、それ以来 使うことを全くやめてみました。
トイレの後は、十分じゃないかもしれないけど
水で念入りに洗うのみ。でも家に一人だし、篭ってるし、いっか。。


まず1日目の夜。
シャワーは浴びるのでボディソープやシャンプーなどには触れた。
しかしミラクルでした!朝まで痒みで起きることが無かった😱
これだけでもかなり驚き。


翌日もハンドソープは一度も使わず。
→かゆみ無し
かさぶた部分が増えていく。


3日目
→同じ。
この日はゴミ出しのため5秒ほど外に出たので、家に帰ってからやはり石鹸で手を洗わなけばいけない。(ドアとかゴミ箱とか鍵とか触っているし)
悩んだ末この時はボディソープで洗うも、結局朝までかゆみ無し。




ストレスとか食べ物とか、私は関係なかったんじゃ。。
とにかくハンドソープがすべての原因だったのか。このまま実験続きます。

一番いいのは超低刺激のハンドソープを手に入れることだけど、今それを探すのは難しい。(アマゾンで注文したものがあるけど全然届かないし)
しかも以前友人に「これはオーガニックで手に優しい」と言われて使った石鹸が、使った直後から手の表面がパッリパリになって大変だったことがあるので、自分で見つけていくしかないのかも。


私は普段バナナを食べない。
嫌いなわけではないけど、すすんで食べない。ジョンが残していったバナナが3本熟れて腐りそうになっていたので、悩んだ末ケーキにした。デーツ(ナツメヤシの実)入り。




2020-03-26

HOTEL #5

10日間だけだったけど、二人暮らしをしていたので急にジョンがいなくなるとやっぱり寂しい。だからその分、制作とかメールの返信を早く返したり、他のことをしてなるべく別のことを考えるようにしている。

ラジオ体操もずっと二人でやってたのに一人でやると、それだけで切ない。。


すっかりシェアしてなかったけどコレ。
HOTEL #5
25人の物書きのノンフィクション短編集。
英語ですが、こちらから買えます。

ちなみにジョンも作品を提供しているけど、文ではなく彼だけコミック。
彼の紹介で私の作品をみた編集者が、ぜひこの絵を表紙に使いたいとメールをくれた。私が提供しているのは表紙だけで、文はもちろん無いです。





この間スーパーに1週間ぶりに行ったら、少し商品が戻って来てた。でもバターは一個もなかったし、パンもほとんど無い。
ヨーグルトやチーズ・お肉などは品種が少ないものの、ありました。卵もなんとか買えた。豊富にあるのは出来合いのサンドイッチとかピザとか。


小麦粉が一個もなくて困ったなと思ったけど、帰りにアラブ系のおっちゃんがやってる小さな商店にもしかしてと思って寄ったら、めっちゃあった。。。しかもそんなに高くない。また行こう。。

2020-03-25

ラストチャンス

ジョンが乗ったライアンエアーの飛行機、彼含めて乗客は合計4名だったそうだ。四人って!

「乗務員よりも客の方が少なかった」と。
ガラガラの機内の様子をおさめた写真を送ってくれた。空港ももちろんほとんど無人。荷物チェックの時もジョン1人だったらしい。
ゲートで飛行機の時間まで待っていたら、駐車場で会った日本語を話す警察官がまたやってきて、パスポートの提示を求めたらしい。

「さっき会ったじゃん!」
って思ったけどそんなこと言えず。
きっと警官は暇だったんだろう。。


その日の夜ちょうどライアンエアーのこんな声明を発見した。
 3月24日から6月までの間フライト無し…!
これを見た時、正直ジョンは今帰って良かった…と思った。
ジョンのお父さんや家族に何かあったりしても帰れないってことになったら大変だ。本当の本当にラストチャンスだった。
(電車は本数がかなり少なくなっていますが運行はしているので、帰国はなんとか可能だったかもしれないですが)



その後無事に彼は家に着いた。
こんなにストレスフルで不思議な日を過ごしたのは初めてだ。これからジョンは、ジョンパパがコロナにかからないよう精一杯サポートする。
さっきニュースで「チャールズ皇太子が陽性」が発覚。これからイギリス人らは顔を真っ青にしてコロナ対策をするようになるんじゃないかな



これはまだジョンがいた時に作ったウイキョウと茸とベーコンのクリームパスタ。スーパーの野菜はほぼ皆無だが、玉ねぎ・ニンニク・キャベツそしてなぜかウイキョウだけは絶対に売り切れない。みんなあんまり好きじゃ無いんだろうか、それとも料理の仕方を知らないのだろうか。私ウイキョウの味すんごく好きだけどな。
これはお昼用の焼きおにぎり。

これから一人ご飯になるので、前みたいにしっかりご飯作ることは少なくなりそうだな。。私は基本、納豆とお米さえあれば満足なので。。

空港にて

何事もなく空港に着く。
駐車場に着くと警察官が10人くらいたむろしている。

車を駐車し、ジョンがカバンをトランクから出していると、彼らはのそのそとこちらに近づいてきた。


私が挨拶すると、挨拶を返されるがそのあとは何も言わない。変な空気。

私「特例外出証明書ですか?」
警察「はい、お願いします」

警察2「あなた方はなぜ空港に?」
私「彼はイギリス人で、飛行機で家に帰るんです」
警察2「そうですか」

特例外出証明書は二人分しっかり用意してきたので見せる。私が紙を手渡ししようとしたら
「僕らは触らないから、こちらに見せてください」
とちょっと面倒臭そうに言い、そのあとパスポートと滞在許可証を見せるよう言われる。


そのとき別の警察官が
「日本人ですか?」
と日本語で聞いてくるではありませんか!

私はびっくり😳
でも10日間の英語生活のあとの、たった今久しぶりに仏語で警察と話しているこの状況で、日本語でいきなり話しかけられて頭が追いつかずなぜか
「イエス!」
とがっつりカタカナ語で返してしまった。笑

少し経って頭を落ち着かせ、仏語で
「なんで日本語話せるんですか?」
と 聞いた。

彼の日本語発音がとても上手だったので、きっと日本人の奥さんとかいるんだろうと思ったら普通に
「あ、旅行で。。」
とこれまた流暢な日本語で返事が来た。


きっとこの警察官の方はもっと日本語で話しをしたかったに違いないが、私はジョンとお別れタイムでそれどころじゃねーんですー!(ごめんー!)


「良い1日を」と普通に仏語で返し、暇そうな彼らは今まで見たこともないようなガラガラな駐車場をブラブラと歩いていった。


ジョンと私ですが、次いつ会えるか、さっぱり分からん。悲しいし不安いっぱい。っていうかちゃんとイギリスまで本当に飛行機飛ぶのかな。

コロナはいつ終息するのか、、

昔日本にいた頃から持っていた秘宝のマスクを渋々装着するジョン。
「空港内は菌の巣窟だから。牧子は中に入らないで。ここでお別れしよう」
えーーーーー
本当は、ジョンは私に
「イギリスの田舎に、牧子も一緒に来なよ」
と言ってくれていた。何度も。

私はその提案を受けた時、全身がしびれるほど嬉しかったし、ベランダに出て大声で「行きたーーーーーーイ!」と叫びたかったくらい本当に行きたかった。
けど、イギリスに行って もしコロナにかかったら医療保険とかどうなるか分からないし、何かあったら日本帰れって言われそうだし、そもそも制作出来ない。レジデンス遂行中だ。。

でもそんな素敵な提案をしてくれて最高に嬉しかった。ありがとうジョン。

帰りの車、行きから聞いていた山下達郎のCDが一周して、さっきジョンと聴いていた曲がかかった。さっきまでジョンと一緒にこの曲聴いてたのに、何で今彼はここにいないんだろう・なんで私一人なんだろうと思うと、悲しくてワンワン泣いてしまった。

彼の帰国は、二人で相談しあって決めたことだとは言えすんごく悲しくて、自分が本当に自己中すぎて恥ずかしくて今後どうして生きていけばいいのか、いろんなことがグチャグチャになって私を襲って、思いっきり泣いた。


運転中に
頭を真っ白にして泣けるほど
道路に車は走っておらず、ずっと一人だった。
世界が終わって自分一人だけが生き残ってしまったような感覚だった。


8日目 ジョン帰る

日々イギリスのCOVID-19に対する対応が厳しくなっていく。フランス政府も、自宅待機に反する人たちへの罰則を厳しくしていく。死者・感染者がだんだん増えていく。


散歩さえも規制されるようになった。
川沿いの散歩コースが立ち入り禁止になっていた。


私はこんな状況でジョンと一緒にいられることを嬉しく思った。自宅待機が始まる前だったとはいえ、危険を犯してまでわざわざ私に会いに来てくれて本当に嬉しかった。
だけど同時に自宅待機が始まってからというもの、私はなかなか制作が出来なかった。狭いアパートに二人ずっと閉じこもっているのだから当たり前といえば当たり前なのだが、辛かった。

レジデンスは続行中なので何もしないわけにはいかない。時々インターネットを介して話し合いや制作の進み具合を話し合うこともあるし、さぼっていられない。

そもそもレジデンスどうこうより、「制作できない自分」が本当に嫌だった。何も作り出せない自分、思ったように絵を描くこともままならない自分。試行錯誤をすれば、ジョンがいても制作は出来ただろうに、なかなか自分のペースを見つけることができなかった。

ジョンはジョンで、仏語ができない自分がここにいても私にとって重荷になるだけなのではと思い始めた。イライラする私を見続けることはそうとう辛かったに違いない。ごめんねジョン。。


結局2人でよく話し合って、結局ジョンはイギリスに戻ることにした。
今後もお互い良い関係を保つためには、今この決断をすることが良いことだと結論に至った。イギリスに残っているジョンのお父さんのことも心配だ。

ライアンエアーのフライトが、3月24日以降全く無い。つまりジョンはこのフライトを逃せば5月もしくは6月までフランスに止まらなければいけないことになる。


ということで急遽ナント空港まで運転してきました。
車が本当に少ない。
時々トラックを抜かす程度。誰も急いでいないので、何とも平和だった。




イライラしてジョンに冷たく当たってしまう自分がすごく大嫌いだった。思い直して彼に優しく対応するも、また翌日にはイライラモードに逆戻り。自分がここまでエゴイストだとは知らず、自己嫌悪に落ちる。と思えば二人で大爆笑しっぱなしだったり。終始の英語の会話も、勉強にはなるけど時々なんて言っているのか・なんて言えばいいのか分からなくて辛い時もあった。ジョンは私の下手な英語もちゃんとしぶとく理解しようとしてくれたし、努力してくれた。

今世界中が不安と恐怖でぐちゃぐちゃになっている。今考えれば、私もジョンもこんな状況の中で普通にいられるはずがないのだけど。


続く

2020-03-23

7日目

今朝、レジデンスのメンバーとアートセンターの館長らスタッフとみんなでネット会議。
今はいろんなアプリケーションがあって、すごいね。
私たちが利用したのはHangoutsというもの。自動的に、その時一番大きな声でしゃべっている人の映像が一番に出てくる。特に大きな問題も起こらず、無事終了。

レジデンスは今まで通り続行。
各自家で出来る制作を続けるとのこと。5月終わりの展示はまだ不明。



昨夜の夕食。
うどんと豆腐・ズッキーニの天ぷら。自家製キムチと漬物。揚げ物なんてめっちゃ久しぶりにした。一人だと絶対にやらない!
 
毎晩ジョンと映画を見ているが、昨日は高倉健主演の南極物語を見た。ジョンは高倉健が大好きだ。
私は映画をとても楽しんでいたのに、途中めまいなどがしてついには激しい頭痛がやってきた。翌朝映画の続きを見たけど、また目眩が。空撮や雪の感じなどが原因だろうか。

以前、別の映画(フリーハンドで撮影された、よく画像が揺れるもの)を見て吐いたこともあるので、ただ単に酔いやすい体質なんだろうけど。。

2020-03-22

6日目 温度差

ヨーロッパではだんだん事が大きくなって来ていて、フランスでは自宅待機が15日から40日ほどに長引くという噂がある。
イギリスでも学校が休校になり、お店の閉鎖と自宅待機が始まった。
ジョンのお父さんやお姉さん・姪っ子とビデオ会話したのだけど、大変なことになっているらしい。特にスーパーが、駐車場がパンパンで場所がなかったり、やっと中に入れても食材がほとんど売り切れている。お年寄り専門時間帯を設けるスーパーもあるそうだ。



日本ではまだオリンピックがどうのこうのという議論をしているのが、ありえない。信じられない。日本だけ違う星にあるんじゃないかってくらい、世界が違いすぎる。日本人は衛生管理が出来ていて感染対策がなされているから広がらないとか、本当かな?イベント自粛されてても満員電車では人が密集しているから結局感染するのでは?
コロナは絶対に日本でも広がっていると思う。隠蔽や情報操作などが行われているはずだから本当のことが分からないのが、いたたまれない。


「数百年に一回あるかないかの大危機に、数百年にいるかいないかの最悪のリーダー」

という言葉を、アメリカのトランプ大統領やイギリスのボリス・ジョンソンに言う人がいるけど、まさに同じ言葉を私は安倍晋三に言う。




買いだめしたものたちをの中からシュークルート見つけた。



昨日の20時。
この時間本当に好きだ。


自宅待機になる直前、ジョンと歩いた市内。
川の増水でこんなものが漂流?したのかね。
自由に外を歩きまわれる日はいつくるのか。

2020-03-21

5日目

昨夜はラーメンで手抜き。

翌日のお昼はその残りにおにぎり。
きましたダブル炭水化物!!!(ぜったぁい太る)


昨夜8時に外から歓声が聞こえて来た。
これはまさか!と思って窓をあけると、いろんなところから拍手やピューピュー!という大歓声が。これはインターネット中で共有されている「自宅待機中毎晩20時に窓から隣人へ、拍手してお互いを励ます」(この状況で働き続ける医療関係者などへの感謝?)会であった。多分フランス中で行われており、誰が言い出しっぺなのかはわからないけど、実際やってみるとすごくよかった。
フランスにいると、横のつながりの強さを感じることが多々あります。

2020-03-20

4日目 郵便局へ

私宛の荷物を取りに、郵便局に行って来た。宛先をアートセンターにしておいたんだけど、先週末から閉まっているのでもちろん誰も受け取ることが出来ず。「4月1日までに取りに来てください」とメールが来た。

そろそろ外に出たい!と思っていたので、行って来た。ポケットには念のために目的を書いた外出証明書を。

歩いてる人けっこういた。でもみんな個別。
やっぱ一日中家に居てらんないよね。。


なんやこの春の陽気。最高!
新芽が出て来てる。


郵便局に着いたらなんと!30〜40メートルの列が外に。。でも列をなしているのは10人ほどの人。人と人の感覚が2〜4メートル。すごい!徹底されている!
入り口には警備の人がマスクをつけてずっと立っていて、列を理解せず中に入ろうとする人に「ちょっと待って!」と声をかけて、列に並ぶよう指示をしていた。あと「荷物の郵送はできません」 って言ってた。手紙とか荷物の受け取りだけ可能だったようだ。
人と人の感覚がちゃんと空いている。すばらしい!

多分20〜30分くらい待って、やっと自分の番が来て中に入ると、郵便局員が2〜3人マスクに手袋で働いていた。お客は私のみだった。
メールのバーコードが小さくてスキャンできなかった。「あなた自身でズームしてくれますか?」って言われた。郵便局の人は私の何ものにも触らなかった。

列の感覚といい、けっこうやれば出来るフランス人。


無事荷物を回収し外に出る。
向かいにアジア食品店があったので入ると、これまたガラーンとしていて借り切り状態だった。変な偏見からアジア人を恐れて、アジア食品店に足を運ぶ人は少ないのだろか?悲しい。。



いい気分転換になった。。
ジョンと、コロナの数値を確認。
豆腐ひじきツナハンバーグ。とお手製キムチ。紫キャベツ入り味噌汁


 
コルテオ 太陽光発電