先週、CREAモンブラン(高地生態系研究センター)・シャモニーを拠点とする科学系非政府組織(NGO)に向かいました。
(ジョルジュの昔の職場であり、ここの仕事がきっかけで彼はここに住むことになった、思い出深い場所である。)
設立30周年を記念して、ジョルジュにお声がかかった。高地生態系を水彩画で描くワークショップをしてくれないか、と呼ばれたのだ。
私はそのワークショップには参加しなかったが、「ヒラリー・ジェラルディと一緒に山を走ろう」という企画には参加した。
ヒラリーは多くの記録保持者であるトレイル・アスリート。2023年にはシャモニー教会を出発→モンブラン登頂→出発地点まで戻るというのを7時間25分でこなしたという記録保持者。(嘘みたいだけど本当の話)
ジョルジュの友人でもあり、仲良くさせてもらっている。
あのヒラリーと一緒に走る!?と聞いてそんなん出来っこない!と思ったが、目的は早さではなく、ヒラリーが普段どんなことを考えながら走っているか、元々研究者だった彼女が山を走ることで生物多様性・生態系をどのように考えているか、を一緒に「走りながら」話し合う機会だった。走る距離は7キロメートル、高低差は350メートル。2時間かけて時々止まりながら走るというので、参加することにしたのだった。
みんな普段から走りまくっている人々だった!わたしだけよ、時々しか走らない人・・・😵アート関係の仕事をしているなんて、浮きに浮きまくる。
そんなん言ってもしょうがない、レッツゴー!
最初の登りですでにヒーヒー
なんとかみんなについていくのがやっと。でもみなさんすごく優しくって、すごくよかったー!
飛行機や電車、車などによって人間の移動が極端に簡単になされるようになり、外来種の植物がどうしても持ち込まれ・持ち出される話とか、人間が山での移動をすることでどうしても動物の生活に影響を及ぼしてしまうこと、人間が規則を守らずどこもかしこも好き勝手走ると彼らのテリトリーは少なからず侵害されてしまうこと、いろんな話をしました。
元々研究者だった彼女からするととてもベーシックで簡単な話だっただろうが、ただタイムを競い合って走るんじゃなくて自然環境のことを考えながら活動をする彼女の姿勢にものすごく影響を受けました。
参加したメンバーも写真家や学生、中高校の数学の先生、普段は会社勤めをしているが休みの日には色んな場所へ登山ランニングしている人など、ものすごく面白かった。
午後は家に帰って昼寝!心地よい疲労感、最高でした。ありがとう
ちなみにジョルジュの水彩画ワークショップも大成功に終わりました。結婚式から1週間後の大事な仕事だったので、終わったあと彼はとてもホッとした様子で、やっと心から休めたようでした。