2023-03-18

朝の人

私はもともと朝が早いのですが、ここポンマンでもその慣習は変わらず続いています。
日によるけど6時から7時の間に起きる。アラームをしなくても自然に目が醒める。コーヒーを淹れたら、身なりを整えてすぐに仕事場へ向かいます。(もしプールが近くにあれば7時にプール行ったりする。)朝食はテキトーに、お腹が空いたらカロリー控えめのビスケットをかじったり果物食べたり。何も食べない日は絶対ないです。
 
 
早い時は朝7時前にはアトリエで作業していることになるのだが、それが人によっては驚きらしい。日本人は朝早い人多い気がするけど、どうだろう。ドイツでずっと活動しているクドさんとか朝5時起きだったと思うし、他にもけっこういると思うけどなぁ
今滞在中のポンマンのアートセンターには2人の同居人がいる。アーティスト1名と研修生1名。それぞれシャワー・トイレ付きの個室を与えられているからそんなに迷惑かけてないつもりだけど、この間「朝めちゃくちゃ早いけど、どうやったらそんな生活が出来るのか」と言われた。研修生は(マジで信じられない)という顔をしていた(笑)
 
 
私は逆に聞きたい、「夜にどうやったら仕事ができるのか」。私は夜寝るの早いのです。
 
人には人のリズムがあるから、みんな違ってみんないいよねー
私の両親はめちゃくちゃ朝が早いので6時起きなんて普通だ。むしろちょっと遅いかもしれない。私は小学校の頃、朝6時に起きて玄関掃除をして、父から10円もらっていたので(笑)その習慣が根付いてしまったのだと思う。
 

朝の澄んだ空気とか少しずつ明るくなって1日が始まる感じが好きです。

2023-03-17

メディアシオン

ここのアートセンターではメディアシオンmédiationに力を入れている、気がする。

ちなみにメディアシオンの訳が難しくって探してたら、こんなサイトを見つけてなるほどと思った。
「作品と人をつなぐすべてを「メディアシオン」と呼ぶ。展覧会やカタログ、学芸員はもちろんのこと、レクチャーやワークショップ、そして美術館そのものも、人が作品に出会うとき、作品にまつわる情報を運ぶ重要な媒介となる」
 
 
私ともう1人のアーティスト(グエン)は各々中学校や小学校に送られてプレゼンやワークショップをします。私は時間がないので全部で6時間(計6クラス)しかしなかったけど、グエンはレジデンスが終わった後も色んなところへ行ってワークショップをするんだとか。

この日は一般の人とにアートセンターで作品のプレゼン。
写真はグエン。
 
私は全部のプレゼンを終えたのでやっとひと段落。
メディアシオン、大事だと思うけど そればっかりやるのはちょっとしんどいのだ。特にワークショップは準備もあって大変。この前とある美術学校からワークショップしてほしいと仕事の依頼があったけど、申し訳ないけどお断りさせていただきました。。


今も通い続けているプール!ここは屋外のプールがあって本当に気持ちが良い。最高です
 
展示用に、美術評論家Eに文章を書いてもらう。みんなであたりを散策。
ポンマン 、教会とか墓地とかしかありませーん

2023-03-16

週末パリへ

誕生日は仕事やらでジェレミーに会うのは無理だとわかっていたので、先週末パリへ彼に会いに行きました。ちなみに彼は今パリ郊外でレジデンス中なので、パリで落ち合うのが一番便利だった。
 
向かう電車

 



パリ滞在は2日だけだったのだけど、偶然金沢美大の恩師であるりさ先生が来仏されていたので、すっごく久しぶりにお会いしました!
多分3〜4年ぶりなのだけど、ちょくちょく連絡をさせていただいたので全然久しぶりな感じがしませんでしたー会えて嬉しかった〜!!!!
 
私が高校生だったころ、1学年下にハーフでめちゃくちゃ可愛い子がいて有名だったのですが、その子のご両親お二人ともが金沢美大の教授で。(旦那さんは川上先生といって、私の美学の先生だった)奥さんがフランス人なのですが、実は今まであったことなかった。その方はニース出身で、今回シャガール美術館行ってくれて、やっとお会いできました〜。
いつもならここに五十嵐先生がいたのだけどね。 

     
翌朝は Bourse de commerceへ。
街をぶらぶら
 
 
そして急いでそこを出て 別のお約束場所へ。

お食事に招待されていた。なんとNicolas de Crécyさんにお会いしました〜
(日本語版のウィキペディアがあった)

ニコラはめちゃくちゃ有名なバンド・デシネ作家で、どこの本屋に行っても彼の本が売ってる。松本大洋や大友克洋と対談やコラボレーションしたり、谷口ジローにも何度もあったことがあると言ってた。。こんなに有名人なのになんでこんなに?というほど気さくで、めちゃくちゃ喋りやすかったーー

彼のお姉さんであるベアトリスが、私の作品をもっているのだ。(詳しくはこの記事を)

前回ベアトリスにお会いしたとき、彼女が自分の弟はニコラ・ド・クレシーだというの話になり、私とL(私の未来のギャラリスト)が興奮していると「じゃあみんなで今度ご飯を食べましょう!」と誘ってくれたのだ。
なんていう嬉しい待遇。。。! 

みんなで話をするのがあまりに楽しくて、「そろそろおいとまします」と言ってから1時間以上たってからみんなで惜しむようにさよならをした。。。
 
 
 
ジェレミーとホワホワした気分でホテルに戻った。
今ストライキで パリ中ごみだらけ。
あぁ面白いパリ滞在だった!!!

 
コルテオ 太陽光発電