2026-06-12

6時間遅れ

トゥーロンの自宅戻って数日後、電車で北フランスへ出発。この日は今までで一番の遅れを体験することになる。

まず朝のトゥーロン駅。
時間通りについて一安心と思いきや、電光掲示板を見ると全ての電車が遅れている。アナウンスでは「人身事故があり、遅れが出ています」とのこと。この時私の電車は5分の遅れのみ。
次第に駅はたくさんの人で混雑。
アナウンスでも「人身事故ですべての電車がストップしています。2時間はどの線も動きません!」と。

なので私は一旦アトリエに戻り、少し休む。
1時間40分後駅に戻ると、多くの乗客がすでに電車に乗って出発を待っている。私も自分の車両に行き席に座る。すると突然1時間50分遅れで電車が動き始めたのだ。
2時間遅れって表示してあったやん!なんで急に10分繰り上げて、1時間50分遅れで出発?絶対乗り遅れた人いるだろうな…やることが本当にとんでもない、さすがSNCF。


トゥーロン↔︎マルセイユ間の電車で、「パリやリールへ行く方は、全員マルセイユで下車し、ブリュッセル行きの電車に乗ってください」というアナウンスがあった。

私は本来
トゥーロンToulon→
エクス・アン・プロヴァンスAix-en-Provence→
リールLille、
という移動順序だった。
車掌さんに確認すると私もマルセイユで降りるべき、と。

言われたままマルセイユで下りて、言われた電車に乗ろうとする。
が!
電車の乗り口のところでギャルっぽい車掌さん止められる。
ギャル車掌「切符がないと入場出来ません」
わたしは言う
「いやいや、今朝の人身事故で2時間遅れで出発して「この電車に乗りなさい」とさっき車掌さんに言われたんです」

すると私の後ろで、全く同じ境遇の乗客たちが
「私もそう言われました!」
「わたしも!」
と続く。

ギャル車掌は驚いてすぐに同僚に連絡をとる。この時点で電車出発まで20分もない。

「とにかくみなさん、窓口まで行って手続きをしてください。このまま電車には乗れませんから!!」


そしてしぶしぶ私たちは仮設窓口へ(今朝の遅れで多くの人でごったがえしていた)
このとき、乗れと言われた電車は時間通りに出発してしまい、わたしたちはかなり絶望。このままいくともっともっと遅れる。。。
パリやリール行きの人はとにかくこちらへ!と言われてそのまま長い間放置される。
同じ境遇のみんなでかたまってブーブー話し始める。なんならジョークも飛び交ってみんなで大爆笑した。
中にはリールからユーロスターに乗ってイギリスに行く人もいたり、みんなイライラしてるし暑いし、本当にカオスだった。

割り込みは当たり前、
強く言った方が勝ち(すぐ対処してもらえる)
ひょんなことから知らない人同士の会話が弾む
ブラックジョークを言い始める人多し
めちゃくちゃ酷い言葉を使って駅員を罵る人も中にはいる。聞いているだけで心が締め付けられるような気分になる。(誰のせいでもない、しかもこの日の場合人が一人亡くなっている。。。)


結局3時間後(!)の電車に乗る許可を得、ひとまずそれぞれ解散した。
おそらく1時間くらい名前も何も知らないひとたちで話していたが、なぜか私だけが職業をみんなに聞かれた。。。なんでだろ?




幸いにもこの日は晴天。マルセイユの中心地に移動して冷たいコーラをぐいっと飲み、ちょっと生き返る。もってきていたサンドイッチも喉に押し込んで生き返ったー
3時間後、電車は時間通りに出発した。
もちろん乗車率は100パーセントを超える。私と同じ境遇の人は全部で64人、そりゃ電車も人であふれかえるわけだ


最初は空いた席を偶然見つけて座っていたが、1時間だけだった。そのあとバー車両の横の地べたに座ったりしていた。そんなとき、車掌さんが横を通りかかって、空いている席をわたしたちのために探してくれていた。顔をみて「あ!!」と思わず声が出た。去年秋に両親と二回も電車で会った、あの車掌さんではないか!!!!



「あの、両親とフランスを旅行中にあなたと一緒に写真を撮ってもらったことがあるんですが…覚えていますか?」と話しかけたら、
「ああー!覚えてますよ!お父さまから頂いたお守りは娘が持って行ってしまったけどね、はははは!」と答えてくれた

(そしてもちろん一緒に写真撮ってもらった笑)
この時点で5時間の遅れ。
くたくただったけど、この車掌さんの明るさとフランス人の苦境の中でもユーモアをかかさないその精神に助けられる。


結局この電車も1時間遅れて、最後の目的地には6時間遅れて着いた。。。どんだけ遠いんや。。

2026-06-11

ニューヨークタイムス紙

突然ですが、ザニューヨークタイムス紙に私の絵を載せていただきました。

Paul Greenbergポール・グリーンバーグによる、底引き網漁を禁止すべき理由についての記事です。底引き網漁とは、重りを付けた網を海底を引きずって漁を行う方法で、海洋生物に壊滅的な影響を与えています。
この問題は昔から定期されており、ドキュメンタリー映画も見たことがありました。お魚ばっかり食べて育ってきたわたしが、この記事を読むのはやはりかなり苦しいことであります。しかし現実は現実。。。多くの人に記事が読まれますように。
最初依頼が来た時はびっくりしたけど、連絡をくれた方があまりにスマートで。すごくスムーズにいきました。思い通りに絵が描けなくて何度も書き直したけど、最後にはバッチり一言ワンダフルをもらって、気持ちよかったー!

2026-06-04

スオメンリンナ島、帰宅

 船に乗って10分ほどで着きます。
SUOMENLINNA!
フィンランドの世界文化遺産のひとつ、スオメンリンナ島〈Suomenlinna〉。
この日は曇り空だったし気温も低めだったけど、夏にはたっくさんの観光客で賑わうのだとか。島の至る所にレストランとかカフェがちらばっており、海水浴を楽しむ人もいいのだとか。
歩いているとタイムスリップしたみたいな感覚になりました。
見えにくいかもしれないけど、ガイドツアーをしているスタッフの方が昔の住人のようなコスプレをしている。。
そして船に乗ってヘルシンキに戻ります。
優雅

午後はイムランと会って、市内サイクリングを。
シナモンロールが大好きな私をよく知るイムランがこんなところに連れて行ってくれた!なにいいいいチョコがけだとおおおおお
ガソリンの値段。。
イムランの友達が作った作品(像)らしい。
彼が昔通っていたスケートパークへ。
今度取り壊しされてしまうそうな。。。

そのあとはイムランの彼女ペッペが合流し、3人でいろんなところをまわった。
右はペッペの手
そして彼らの犬、キッコネン。
もはや近所のスターらしい。
そのあとこんなでコーヒーを飲んで私は帰宅。
スーツケースをやっつける!

翌朝の朝食。
昨日買ったチョコがけのシナモンロール、甘すぎて全部食べられなかった。半分は空港へ。
出発前に軽い散歩を

イムランに空港まで送ってもらった。
今度はいつ会えるんだろうねーーーいつフィンランドに来るんだろうね。
っこのカフェもフィンランド語で注文して、ちゃんと出来た!の写真。

工芸作品を詰めたわたしのスーツケースですが、上限の23kgを超えないかヒヤヒヤしてた。(重さを量る小さい機械持ってたのに忘れた)いざ空港のチェックインで量ると21kg、このとき一気に肩の荷が下りた気がしましたー

またねー!フィンランド〜
そのあとは空港から電車でマルセイユ、そしてトゥーロンへこの大荷物を持って。
マルセイユでトゥーロン行きの電車に乗り換えたのだけど、この日は早朝に起きたしクタクタだった。でも電車内でたまたま隣の席に乗り合わせた女性(カンヌに住んでいる音楽関係で働く女性)と男性(ニースに住む、すでに定年退職された方で、毎年少しずつサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路を歩いているのだとか。)
マルセイユ↔︎トゥーロン間は50分くらいなのだけど、なんとまぁこの時間が楽しかったことか。

名前も知らない、この二人との会話で大爆笑し、この日の疲れが全部吹っ飛んだ。

カンヌの女性は元旦那がチベット人らしく、アジアに興味心身。日本にも行ったことがあるらしくその話をしたり、ニース男性からは巡礼路の話を聞いたり。そして二人から聞かれた「それであなたはどんな仕事をしているの?」
毎回、こんなふうに知らない人と会話をするとほぼ100パー聞かれる。これ普通だと思ったけど、他の人らはみんな聞かれていないことに気づいて、なんでだろう?と思った。

とにかく、こんな楽しい50分の旅はなかなかない、たくさん感謝して電車をおり、やっとお家に辿り着きました!
 
コルテオ 太陽光発電