2023-06-30

オペラ解禁。やることいっぱい。

いまちょうど、新しいオペラのプログラム解禁になって、市のいたるところにポスター貼ってありますーー
なんてったってサイズが大きい


おぴろさんのおかげでオニギリパーティ!めっちゃ美味しかった〜!!
フランスの兄なんて、デザート食べた後にも1個オニギリを食べていて、そこまでオニギリが好きなのか!と驚いた。
今回の滞在はエヴァとオスカールの家で、息子くんとひたすら卓球をしていた。彼は誕生日に卓球台をゲットしたのと、すでにもう夏休みに入っているので時間があり、朝と夕にみんなで特訓をしているのだ!
私はというと卓球めちゃくちゃ下手くそ。。彼に負け続ける
とある日、私はサン・ナゼールへ。ナントから西に65km。
市内で8月に壁画を描くのだが、そのインスピレーションにと 近郊をガイドさん付きで訪問。
ブリエール自然公園


今回から、私のドキュメンタリー映画を撮るとかで若者たちが同行しました。これからちょくちょく私の活動についてくるらしい。どんなのができるんだろうねー



こちら La maison de la mariée
ワックス・フラワーを使った花嫁冠がたくさん見られます。コレクターだった方の自宅が美術館になっています。
午後ずっと見学、しかも撮影されていたのでかなりクタクタになって帰宅。
翌日はオペラのスタッフのみんなと会った。ここにもカメラ入りました
2、3、4月と他のプロジェクトを抱えながらも仕上げた今回のオペラの絵たち。。。正直キツイ時もあったが、みんなで知恵を出し合って無事今シーズンも出来上がりました!今年の前売りチケットは好調だそうで、スタッフのみんなも喜んでいた。

友人(というか母というか姉というか)Eとご飯
久々で会話に花が咲く


駅前の自然公園散策。

2023-06-27

ナントへ戻る

パリの思い出
翌日みんなでうどんを食べに外に出たんだけど、あまり長い行列だったのでたまたま見つけたオシャレなラーメン屋さんでお昼。
お昼からビール!(なんてこったー)
 
2年前の夏にキャットシッティングしたイサオ。
アキもいたけど、隠れてた。

そのあとはみんなにバイバイしてナントに戻って来たよー
駅を出たらすぐに自然公園。
美しくてそして面白いものいっぱい。いいよね〜
大聖堂の前通る
その公園にも負けないくらい素敵な私の(フランスの)兄のガーデン。
兄(左)と、金沢から仕事できていたおぴろさん(右)
久々に会う〜
二人とも元気そうで何より。


今回はギャラリストでもあり友人でもあるエヴァとオスカールの家に泊まる。
娘ちゃんの誕生日が近いので、そのためのバースデーカード用のケーキの絵を描いてあげたよ〜


久々にアトリエ戻ってきたら、植物が果てしなく育っていた。。。兄に水やりを頼むと全部こうなるのか。。。びっくり!

2023-06-26

パリで版画

ニースに戻って翌朝、また5時起きで電車に乗るよー
6時間の旅、、、

パリついたーー
 
その後向かった先は、、、、
サクレクール。
近くの駅、エレベーターが使用禁止になってて、全部階段登った。。。足の不自由な人とかがいたらどうするのだろうか。
特にここには用事はないのだが、近くで約束があったのだ。

約束前、カフェでちょっと休む。
面白い絵が。
パリで飲むカフェフラペ、つまりクリーム入りのアイスコーヒーだけど、なんでこんなにまずいのかというくらい美味しくなかった。
そんなこんなで、今回パリを経由した目的。
それは!
「牧子、版画しない?」というお誘いをいただいたのが1ヶ月ほど前。全然知らない人からだった。知らない人だけど、一回この版画アトリエ来たことあって、おそらくどこかですれ違ったことのある人。
彼はギヨームといい、版画アトリエAtelier Morsureを立ち上げた人。
とりあえず工房に来なよ!と言われ、行った。
説明をしてもらうだけかと思ったけど、ちゃっかり銅版が用意されており「時間があるならちょっと制作していきなよ」と言うではないか。

私は1時間程度の説明だけで、そのあとは何か展示を観に行こうと思っていた。でもなんとなく誰かと会おうと約束はしてなかった。なので喜んで急遽版画をすることになった。
版画といえば
金沢美大にいたころ神谷先生に教えてもらった。説明を受けていると思い出される記憶。めっちゃ懐かしい!
呼ばれてやって来て、タダで制作しているけどいいんかな?
工房にはスペースを間借りしているアーティストとかもいて、みんなにやりとりがとても面白い。全然知らない人ばっかりの中で一人カリカリ版画しながら、みんなの話を聞きながら一人爆笑。
途中ビール買いに行ってみんなで飲んだり。
普段お酒を飲みながら制作はしないけれども、この日は本当に暑くてなんとなく。ギヨームの彼女がドイツ人らしく、ならば絶対にビールは好きであろう、と思って買って行ったらすごく喜んでいた。
版画、めっちゃ面白い!
14時に工房ついて、結局バイバイしたのが19時半。
1時間いればいいかなと思ってたけど、結局5時間半(笑)


来年春に、私はサーブルドロンヌ美術館で個展をする予定なのだが、美術館の友の会のひとたちから「牧子に、版画を制作する機会をプレゼントしたい」と言われた。ナントには実は立派な版画(印刷?)美術館があり、わたしも訪れたことがあるのだが、そこで版画をさせていただく予定であった。だけどその話は具体的ではなく、ポッと出たてのアイデアみたいなものだった。
そんなとき、めちゃくちゃ偶然このギヨームという人から「うちで版画しないか?」と連絡が来たものだから驚いた。調べると彼と私は共通の知り合いがめちゃくちゃいて安心。もちろんパリで製作する方が私には魅力的だ。

まだ具体的にどうなるかわからないけど、おそらく秋に今度はもっと長く滞在して版画をすると思う。こんな風に人からお誘いをうけて制作させていただくなんて、本当幸せなものだよ。。。しかもこのギヨームって人、おっとりしててこれまたいい感じの人なのだ。


版画制作本当楽しかった。
いろんな技術がありすぎて、可能性は無限大だ。
面白いもの作るぜ!

2023-06-22

夏至 オープニング

夏至の6月21日、チャペルの壁画のオープニングレセプションがありました。音楽の日でもあるこの日はフランスの至る所でコンサートが。だから「こんな所にわざわざやってくる人いるのかな?」と思ったけど、けっこういらっしゃったーーー
びっくらしたー!!
ジェレミーも来てくれたよ〜!!


ででえええええええーーーーん
できたどーーーーーー
実は今回多めに時間を用意して、ゆっくり絵を進めようと思っていた。ところが楽しくてやっぱり飛ばしすぎてしまって、最後時間余ってしまった。私はじっくり時間をかけて絵を描くのが向いてないみたい。緊張感がなくなって、最後はあんまり集中できなかったかもしれない。
実質10日くらいの仕事量でした。


セミがめちゃくちゃ鳴いていて、日本の夏休み思い出す。暑さは全然同じタイプのものではないが。抜け殻発見


オープニングではLa Valette-du-Var市長をはじめ色んな人が来てくれたんだけど、庭師の一人のお父さんも来てくれた。好奇心旺盛で、日本の伝統工芸などの話をした。家族を連れて来てくれるって、かなりポジティヴだよねぇ!嬉しかったー!
いろんな人とお話をしましたー いろんな意見を聞くのは本当に面白いね

こちら、前日の夜。イザベルが夕食に誘ってくれた。海沿いのめちゃくちゃ素敵な場所につれていってもらった。波の音が最高でした。エレン(市議会議員という肩書きだけど、めちゃくちゃフレンドリーな、お花みたいな方)も一緒。女子会だ。
よくみたらテーブルがまな板になってて最高!

エレンとちょっと分け合いっこしたら、たまたまお互い切りわけたピザが全くおんなじサイズで驚いたよ、の写真。ちなみに私が頼んだの、レモンのピザ!
しっかり左に指がうつってる初心者っぷり
美味しかった〜
そして面白かった〜



こちらモスクワ。
リラックスしまくっている。
ねこちゃーーーーん あんた可愛すぎだよ〜〜
あんた足!
猫の飼い主は長いこと家を空けているそうで、だから猫はほとんど放置。私がご飯をあげるとめちゃくちゃがっついてくるし、すべて残さず平らげる。多いかなーってくらいの量をあげても、全部食べてしかもおかわり要求してくる。
放置しているなら、むしろ保護したいとも思うのだが、さすがにできない。飼い主の電話番号が刻印された首輪してるんだもん。。

いつかネコを飼える環境で生活したい。。
ジェレミー共々あっちこっち行ってて全然家にいられない生活じゃあ無理だよね。。

オープニングのあとは、ジェレミーとLa Valette-du-Var市中心まで歩いた。

ハイタッチ!

翌日ついに出発。
ジェレミーがニースで朝から仕事があるので、8時前には出た。
出発の前、庭師のみんなに挨拶にいったら
「牧子、もってきな!」と言ってこれいただいた!!!

全部庭で採れた超新鮮な野菜!!!!
私たち大感激!!!ありがとう。。。

かなり印象深いレジデンスとなりました、今回。
またちょくちょく来るけど、やっぱり終わって寂しいね。。。
 
コルテオ 太陽光発電