2019-01-31

アングレーム②

今回以外と注目を誘ったのは、おじいちゃんの絵葉書だったかな。
家に有り余っているおじいちゃんの絵葉書を、この若者がつどるSpin Offで他のみんなの作品と一緒に並べたら面白いかも、と思って20セットほど持って帰ってきた。

8枚の絵葉書をセットにして2ユーロで売ったからそりゃ超安い。でも値段どうこうより、「なにこの蕪の絵?」と言って手にしてくれる人か多くて嬉しかった。

おじいちゃんとコラボして進めているプロジェクトがあるよって話すと、さぞかし嬉しそうに話をしてくれるフランス人。彼らはこういう家族愛が感じられる話が好きなような気がする。


みんなでピザを食べる。うま…

 師匠Yokから頂いた塩も、今回の旅に同行しております。


2019-01-30

Angoulême アングレーム①

今年もまたアングレームへ、国際漫画祭と並行して開催されているSpinoffに参加してきました。


アングレームって片仮名で書くけど、
発音的にはオングレーム。

自分のブースを構えました。

参加者は50〜60チームほどおり、大層賑わっておりました。
詳しいことは次回書きます。

というのも、実は最終日から体調が悪く
ナントに戻ってきてから1日仕事に行ったものの、寝込んでます。

ウイルス性胃腸炎、冬のフランスで毎年大流行りのガストロですー


10時から19時を4日間って、そりゃつらいわ。
暖房なしだし。夜もパーティは続くし。しゃべりっぱなしだし。

ということで床につきます。

2019-01-22

アングレームの準備

1月24日〜27日まで、アングレームで開催されるブックフェアに参加します。

今回はなんと自分のマイ・ブースを構えます。
今まではボリスのChambre Charbonに同行する形でしたが、今回は別々に💪


そのためにリソグラフの印刷をマキシムと実行。
マキシムは頼れる兄さんで、私にブックフェアの真髄などを教えてくれました笑 感謝の気持ちをこめて、日本のお土産を持っていく。


毎日が目まぐるしく過ぎてゆく…

オリビエと二人三脚

まだ具体的には公の場で言えないのですが、とあるアートプロジェクトを任されることになり、先月からコツコツ準備を進めております!4月にお披露目になりますが、それまではトップシークレットです。


今は2日置きくらいに、テクニシャンのオリビエが私のアトリエに来てくれて、二人でいろんな絵の具や支持体を試しています。

試しに描いた私の絵にオリビエがいろんなことを試す、の図。



この中から私が好きな絵の具を選んで、注文してくれるらしい。
感激です😭😭😭


2019-01-20

ラクレット


フランスに戻ってきたら、早速ガツンと重いものを食べる。の巻。


ラクレット・パーティー!
私の同居人のエリーズは、元々別のアパートで複数の友人らと同居していた。当時そこの建物に住んでいた若者らと仲良くなり、彼らとの仲は今でも続いている。

今回はその仲間たちを誘ってのパーティだったのだけど、全部で13人集まった。


彼らはみな、ただの友人というわけではなく、
誰かしら皆んな住まいがお隣だったり、同居していたりするので、ただの友人というよりかは「いとこ同士が集まった」みたいな感覚だった。
今回半分以上が初対面だったのだけど、本当ぜんっぜんそんな感じしなくて、超気楽だった。ふしぎー こんな感じは初めてだった。



私は日本から戻ったばかりで、時差ぼけやら疲れがピークだったので、早めに寝たのだけど、別にパジャマで皆んなの前に登場して「おやすみー」と言えたし笑



ちなみにラクレットとは、肉とチーズと芋のパラダイスなのだけど、今回は(写真には無いけど)サラダとかうずらの卵とかピクルスとかフレッシュな美味しい食べ物がいっぱい用意されていて大歓迎でした。最高!

思いの外たくさん食べれた。

みんなありがとーーー!!!


アホな自分のせいで目が。

私は中学校のころからコンタクトレンズを使用しており、毎朝何も考えずに淡々とコンタクトを装着し、夜は淡々と外す生活をしています。


先日たまたま仕事先のファーマシーで、「過酸化水素タイプ」のレンズケア商品の試供品をいただきました。

で、昨日。朝コンタクト装着の際、
うっかり洗浄液とこのレンズケア を間違えて使ってしまい、そのまま目に入れてしまったのでした…


いや、自分がアホだとは知っていたけども
ここまでアホやとは思ってなかった…笑




目に入れた瞬間、言葉にならない
凄まじい痛みが襲ってきて、一瞬

「あ、私このまま目見えんくなる……今取り組んでるアートプロジェクトとか、どうなるんやろ。絵も描けんくなったらどうするんやろ…
それじゃ困る!!!」

と、必死に一人、水で目を洗いまくる朝8時。



充血はしているものの
その後だいぶよくなった(と思った)ので、そのままアトリエへ。
路面電車を待っている間も痛みで泣けてきたりするので困った…と思っていたけど、いちおう大丈夫そう。
その日はそのままアトリエで仕事をしました。
 (こうやって写真で見ると大したことなさそうだ)


だけど夕方になっても痛みが引かないし、
目も気になるし、その痛みのせいで頭も痛くなってきた。
やっぱり困った…と思った私はふと、

「っていうか、家に帰って休めばよくない?」
と思い立ち、
ついでに帰り道、友人の薬剤師が働いているファーマシー に寄ってアドバイスを得ればいいのでは!というナイスアイディアを思いつきました。



黄色いベスト運動のデモを横目に、頑張れ…と思いながら薬局へ。

友人を見た瞬間、自分でもよく分からないのだけど
すんごく安心したのか、目の痛みなのか
涙がドドドーーーっと出てきてしまって、
彼はすごく驚いていた。


すぐに目の洗浄用の液をくれて、
「マキコ、とりあえず今すぐ目をこれで洗って!!!!後ろに洗面所あるから!!!僕は薬剤師だけど、やっぱり専門的なことは医者に診てもらわなきゃわからない。土曜の午後でも予約なしで診てくれるところあるから。住所メモるからすぐ行くんだよ!」


と、手早く私に住所をもたせてくれた。
なんやこの出来る男!


「スマートフォン持ってる?道わかる?」

とふいに聞かれ、
私実はスマフォをこの2ヶ月前に買ったばかりなんですが、初めてこんなに「買ってよかった…」と思った(´Д`)



で、生まれて初めて救急へ行き、風邪をひいて大変そうな子供達に囲まれて自分の名前が呼ばれるのを待つ。

 何時間待つんやろ…と思ってたけど、
1時間だけしかかからなくて助かった。意外。


お医者さんは私の目を見るなり
「あちゃ〜…これはひどい。よく来てくれたね。」

これ聞いて、なんかめっちゃホッとしてさらに泣く私。笑


「とりあえず週末、時間を見つけてはこの専用液で洗って洗って…とにかく洗いなさい!で、48時間後どうしても痛くて良くならなければ、眼科へ直行して」

って。



めっちゃいい感じのお医者さんですんごく安堵した。


友人の薬局へお礼を言いに戻るも、
デモの暴徒化で閉まってて笑った。



その日家に着いたのが19時。
目をガンガンに洗ってから
ソッコーでベッドになだれ込み、
起きたのがさっき、朝8時。


起きて目を開けるとき、怖かった。



でも目を開けて、ちゃんと「見える」と確認したら、
なんて私は幸せなんだろうか、と思った。

見えることって、本当にすごいことだ。
体が不自由なく動くって、すごいことだ。


神様ありがとうって思ったし、
何よりもっと体に気をつけなければ。
体が無事に動かなかったら何も出来ない、とは
自分でもよく人に言うしわかってたつもりだけど、
今回本当に心から思ったよ。


なくなってからじゃ遅い、健康。
もっと自分を大切にします。


これも全部自分が犯した下らないミスなのですが。笑


2019-01-18

回想 日本⑬

東京で会いたい人に会えたので、心置きなくフランスへ戻りました。

金沢→東京の電車は少し寂しかったけど、
東京→ナントの飛行機は別に寂しくなかった。


帰る当日は、ゆい&さえPの家を早朝6時半前に出発。
時間計算すると、東京の2人のおうちの玄関からナントの自宅の玄関まで、
ぴったり24時間かかりました。
アムステルダムでの乗り換えが5時間あって、もう心底疲れていたのでクタクタでした。

当たり前だけど、

遠いわ…。
いつになってもこの長時間フライトに慣れん


成田でお腹が減りすぎて、友人に買っておいた
いちご大福にかぶりつく。うまぁー

 東京よ、さらばー
 セルフの荷物預けでした。初めて。




ナントの自宅に着くと同居人とママドゥが出迎えてくれて、すんごく嬉しかった。
日本に帰ってもただいま。
ナントに帰ってもただいま。
2月にはまたジョンに会いにイギリスに行くんだけど、そこでもただいま。

このまま世界中ただいまが言える場所ばっかりになったら、私すんごい無敵(*o*)


すんごい楽しい日本滞在でした。
来年もお正月帰ってきたいけど、できるかな。

回想 日本⑫

日本に帰ると、
東京で過ごす日々と金沢で過ごす日々があまりに違うために、
二つの街を行き来するたびに国を跨いだのかと思ってしまう


東京、人で溢れてて大変。。。
夜の11時とかでも電車が人で満ちているのを見て仰天する。


英語と妖怪の関係ってなんですか

道に立ちふさがる立派な木々。
日本酒ってこんなに飲みやすかったっけ?


友人に頼まれていたお土産を。

回想 日本⑪

松任駅。


食べてないけどね。


故郷の金沢を離れ、東京へ。
新幹線。広っっっ
早っっ

近っっっ


2019-01-17

回想 日本⑩

前回「能登へ」って書いたばかりだけど、
金沢駅の写真載せるの忘れてたので載せます。
そして能登では子供たちとしかほとんど写真撮らなかったので、ここに載せられる写真がありません…
すみませぬ。
姉夫婦手作りの梅酒をきき酒。ぅんまー!
とても美味しくて、飲み終わった時にはけっこう酔っ払っていて自分でもびっくり。酔っ払い女、気持ちよく眠りこける。


能登に嫁いで、様々な苦労はあるけれども暖かい家庭を築く姉。
フランスに単身飛び込み、不安定な職業を選んでいる家庭を築かない妹。笑

兄弟四人みんな本当全く違う人生を歩んでいる。
同じ環境で育っているにもかかわらずこんなに違うし、でもすんごく共感できるところもたくさんある。

今回家族みんなと過ごした数日はやっぱりめちゃくちゃ楽しかったし、私の知らないいろんな日本の話を聞けるのはとても嬉しかった。
何より今回は甥っ子姪っ子ちゃんたちとたくさん触れ合えて楽しかった〜。結論、子どもはとっても頭が良い。
あ、あと、子供たちを抱っこしてると、子供ってこんな暖かいんだ!ってびっくりした。そしてなんかいいにおいがする笑


みんなどんな子に育っていくんだろうか。
おばさんは楽しみで楽しみで仕方がない!

回想 日本⑨

能登へ。
知らない方なので顔隠しますね。
それにしても快適すぎる、大好きな能登行きのバス。

お母さんにお願いして、大好きなおにぎり作ってもらーた。
日頃フランスで食べてるお米とか海苔とかと全然味が違って衝撃でしたわよ。一人、ガラガラだったバスの中でショックを受けた。

能登へ行く前の八兆屋で天丼。

2019-01-16

回想 日本⑧

金沢の重たい雪。

こういうのを一度フランスの友人たちに持って行ったことがあるけど、見た目が素敵で、たいそう喜ばれたけど口にしてすぐ
「なんだ、ただの砂糖かー」
って言われて、すごく 悲しかった思い出があります。
それ以来フランス人にこれを贈るのをやめた。
辻占。

今回、金沢の実家で1・2位を争うくらい驚いて・嬉しかった出来事。
お母さんが、私の絵を元に刺繍をしていたこと!
しかもすごく上手くできてて可愛くて、見せてもらった時めっちゃくちゃ嬉しかったです。 思わずすぐインスタに載せた。


駅の彼。
いい味出てるぞ



2019-01-15

回想 日本⑦

オピロさんに、まわらないお寿司をご馳走になりますたー

なんか、今まで食べてたお寿司も美味しかったはずですが(金沢生まれ育ちだし)、

でも、でも!

今回食べたお寿司はさらに美味しすぎて
正直別の食べものって感じがした。
なんだったんだ!あれは!
こんなに美味しいお寿司を食べれて幸せでした。今までそれなりに生きてきたからご褒美を頂けたんだろうか。ありがとう神様…!


犬たち。
甥っ子のものだったのに、無理言って
可愛すぎて持って帰ってきてしまった。


 
コルテオ 太陽光発電