2020-05-30

制作の日々と匂い

どこで靴を脱ぐのも 全部私の自由だ!
制作スペースが広すぎて(170㎡)物が分散しまくっているが、いいのだ。
アトリエに着いたらまず作業着を身にまとい、スリッパに履き替えるわたし。今日の夕方家に帰ろうと思い靴を探したら、こんな中央に脱ぎ捨ててあって自分で笑った。


先日館長らがアトリエに来てくれて、制作の話をした。
コーヒーを淹れてくれた。
レジデンス中は彼らと時々会って(ちゃんとメールを送ってアポイントメントをとり)作品の話やプロジェクトの話をすることが推奨されている。アーティストによってはその頻度も異なっているが、私は彼らとよくコンタクトをとっている方かもしれない。

制作の場所も提供されて、しかもアドヴァイスをくれるなんて、夢のような状況だなーとよく思う。まぁだから公募制なのだけど。選ばれし者の特権。ただラッキーだっただけかもしれないが。



この間アスパラが安く売っていたので茹でて食べた。この、何をしても絶対に美味しい野菜はなんて素晴らしいのだ

材料を買いに町を歩く。

デモがあったあとよく見るやつ。
綺麗。


土曜の午後に町を歩くと、それはそれはたくさんの人が道を歩いている。マスクをしている人もいればしてない人もいる。ソーシャルディスタンスをとても気にしている人もいれば全然気にしていない人もいる。

人と人の間を縫って歩いていると一つ気づいたことがある。世の中にはいろんな香りがあったのだということ。男女問わずいろんな種類の香水、柔軟剤っぽい匂い、犬の匂い、若者(に問わず、人間の)汗臭い匂い・・・あ、これだ、、この感じこそ2ヶ月半体験できなかったことだった。

アパートのエレベーターも極力使わず階段を使うようにしていたのでそこまで他人の匂いに敏感にならなかった。
今日こそやっといわゆる「外」に出た気がした。

2020-05-28

皮膚その後

皮膚科の先生から処方された塗り薬たちですが、
その日のうちから効きに効きまくって、グジュグジュしていた部分は今ではもう全部カサブタを通り越して、ほぼ跡形もなくなってしまいました。

医療ってすげー!!!
治癒力すげー!!!

手の甲もここ数ヶ月ずーーーーとガサガサゴツゴツでワニの背中(触ったことないけど)みたいだったんですが、びっくりするくらい肌が柔らかくなってひょえーと思いました。



こちらは保険が効かないので自腹ですが(10ーロくらい約1200円)、水仕事などの前に塗ってねって言われた、肌をバリアするクリーム。ネチっとしている。
まだこのクリームがいいのか悪いのかわかりませんが、しょっちゅう塗ってます。
ちなみに今回の皮膚科診療と処方箋全部合わせて
結果的に私が支払ったのはこのクリームだけ。
診察料は45ユーロ(約5300円)、他の塗り薬に関しては値段さえもしりませんが、社会保障と任意保険が全てカバーしてくれる。

手厚い医療保険制度、もちろん有り難くて素晴らしいと思います。けれども今回私ラッキーだっただけで、普段は先生に診てもらうのに何ヶ月も待たなければいけないのです。日本みたいに直接お医者さんの元にいってすぐ見てもらえるっていうのは、それはそれでもんのすごく素晴らしいことだと思います。。。




ちなみに
現在歯科矯正中のわたしですが、前回の診療は3月頭で、次回の予約は4月半ばでした。外出禁止令が出た(3月17日)あと歯医者からすぐに予約キャンセルの電話があり、それ以降ずーーーっと予約がとれませんでした。
まず電話が通じない(コール音がなっても、録音音声の「スタッフが今電話に出れません」にすぐ切り替わる)。
やっと繋がったと思ったら「2週間後に電話し直してください」。

私の歯は一体どうなるんや…と呆然。
でも他の患者さんもみんな予約とるために必死で電話してるんだろうなと思ったら、逆に受付のスタッフの方が可哀想に思えてきた。何度も電話してごめん。。


で、先日ダメ元でいちおう電話し直したら幸運なことに?繋がりました。そして予約とれました!といっても数週間先のこと。
予約とれただけでも良い方かもしれません。




本当「待ち」が多いよ…




冷やし中華です。これ全然それらしくないですが。
卵もトマトもなかったので、冷蔵庫にあるものを駆使して!


これはある日の朝食。
たまには生クリームとか朝から食べてもバチは当たらないだろうと、悪ガキになった気持ちで食べました。へっへっへ
そしてフルーツサラダにハマって1週間。


2020-05-25

皮膚科の先生のビデオ診療

いい天気だなー
ん?
こんなことしてたら悩みなんて全部吹き飛びそう。
うらやましー!!!
でもこんな目立つところで、こんな風に大の字になって寝れるほど勇気ないーーーー




/////

ここずっと手荒れなどの皮膚トラブルもなく
かなり健康に過ごしていたのですが。

昨日から今朝にかけて、自分でもびっくりするくらいの痒みに襲われまして。もちろん起きたし、どうしようもなく無意識に掻きむしって掻きむしって、、、寝た。


起きたら あーらびっくり。
両手の指の指の間がひどいことになっており、痛いし赤いしジュクジュクしている。。犯人は自分。わかっちゃいるけど、辛い。
ずっと順調だったのに、なんでだ?
今までの努力は一体何だったんだーーーーー!!!!
テルミーサムワーーーン


どうしようもないので、ダメ元で皮膚科の先生のDoctolibをチェック。先月予約をとったものの、なんと6月半ば。これがフランスの医療事情でつらいところ。専門医にみてもらうのにけっこう待つ。色々裏技はあるもののやっぱ何ヶ月も待てない。

もしかして今週超ラッキーで予約とれたりしないかなーと思っていると、明日午前中ビデオ通話で診察してもらえるじゃん!!!
いいじゃんいいじゃん、ビデオでも何でもいいから診てもらいたい。(ちなみに診療代は通常診療と同額)
ということでソッコーで予約を取って小躍りしていたわけですが(今回はブロッコリーは手元になかったけど)、数時間後に先生から留守電が。


「ボンジュール マダム・・・・・フゥリュイシ(古市)。勝手で申し訳ないのですが、明日の午前に急な用事がはいってしまって診察できません。なので診察は今日の夕方18時15分に変えましたので、よろしく!」


えっ!今日!!!???


ちょっとびっくりしたけどこのご時世、予定も何もありませんのでウエルカムです。

「予約時間の10分まえから待機を」と指示されていたので、それに従いましたが、待っても待っても応答がなく。すると先生から「20分遅れますー」というメッセージが。ビデオ診察を利用するのは初めてだったけど、20分っていわれても、待合室にいるわけじゃないから本当楽。20分好きなことが出来る。私はアトリエにいたのでその間掃除機をかけた。


ついに先生とビデオを繋いだわけだけど、なぜか先生の顔の上半分しか見えない。3年前に一度診てもらっただけなので、きっと私のことは覚えていないだろう。先生の髪ってこんなにグレーだったか?それにしても男前ー!
予約したときに、手の状態の写真を5枚ほど送っていたので、ビデオで話すことはあんまりないんじゃないかなと思っていた。先生はカルテを見ながら
「3年前に一度診たんだね。あぁー君のことよく覚えてるよ!」

(よく??)

先生はドイツ人で、すごくチャーミングなドイツ訛りがある。

「私もよく覚えてますよ(当たり前) 先生お元気ですか」

「今も絵を描いているの?後ろの絵は君の?」

うしろには絵の端っこが写っていた。

「そうですよー今アトリエにいるんです。レンヌですけど。今レジデンス中で。」
「そうかー ちょっとさ、絵をもっと見せてよ!」

というので、パソコンを持ち上げて
(皮膚の話はどこへやら)
アトリエを簡単に見せてまわったのだけど、先生めっちゃ嬉しそう。なになに、そんな嬉しそうな顔されたら、私も嬉しいやん

「いいねーーさっきの絵の、左から三番目のやつ、もっと近寄って見せて!」
というので見せてたら、なんか突然私も先生も可笑しくって大爆笑してしまった。。だっていま診・療・中でっせ
いつか絵を買ってくれ!と思いながら、とりあえず診療に戻ることにした。でも話がすぐそれるので、「診療は10分」と書かれていたのに30分くらい話していたかもしれない。
先生が処方箋を書く間 しーーーんと沈黙が続くので、それがもったいなく思う私はコロナの話とかフランス言語の話とか、しちゃうんだ。


コロナではドイツの対応が評価されてますよね、と言ったら
「でもナントやレンヌでは感染者数も死亡数もだいぶ少なかったから、ドイツと同じようなものだよ。ただパリがひどかったね。ベルリンも首都だけど、パリみたいにあんな密度高くないでしょう。だからじゃないかなー あと感染者数の多かったイタリア・スペイン・フランスにはビズ(頬にキスをする挨拶)文化があるじゃない。ドイツはほら、握手だから。接触度が違う。日本もでしょ」

この時すぐに「イギリスはぁぁぁぁ???」と聞きたかったけど、先生に嫌われたくなかったので聞かなかった。でもイギリスはハグ文化があるから、それかな?



通話の途中で先生の診療所近くにある教会の鐘がゴーン!ゴーン!とめっちゃ大きく鳴り始めた。
正直めっちゃうっさいけど、二人で無視しながら色々話をしていた。すると先生が神妙な面持ちになって

「鐘、聞こえてる・・・よね。」というので
「・・・へい。」と返事すると
「うるさい・・・よね」というので
「・・・へい。」と返事した。


先生がチャーミングで、何か話したら絶対嬉しそうに返事くれるから、もうしゃべりたくてしゃべりたくてたまらない私。(うざかっただろうに。)

鐘の音を無視してでも何か私がまた話したら
「ちょっと待って 窓しめるわ」と言って席を立って窓を閉めた。その間、私は黙っていた。(処方箋書くのに迷惑なだけだし、別に大事な話でもないからいっか)と。
すると
「で、何か言い始めてたけど、なにかな?」というではありませんか!
自分からグイグイいかないと話を無かったことにされるフランスの文化(偏見かも笑)に慣れきっていた私はちょっとびっくりした。先生サイコーに優しいーーーー



私「ビデオ診療始まってどうですか?私は今朝湿疹が出て、すぐに先生に診てもらえたから超嬉しいです。以前なら数ヶ月待たなきゃいけないでしょう。ビデオ診療の方が便利でいいのでは?」

先生「それがね… 僕毎日朝7時半から夜遅くまで働きっぱなしなんだよ。。1日60人ほどの人から予約申請が来るんだよ。僕一人で頑張っても30人しか診れないのに!今日も、君の診療終わったらまたやることあるし、すぐ帰れないんだよね。。」

私「え!!じゃあ私ってかなりラッキーガール?」

先生「そうだよ、かなり!(ニヤリ)」



そんなこんなで診療が終わり、感謝しまくりながら通話を切るとDoctolibの自分のアカウントから処方箋がダウンロード出来るようになっていた。薬局の閉店時間が迫っていたのでダッシュで一旦家に帰り、処方箋を印刷、ダッシュで薬局へ。
便利なんだけどさ、これだけテクノロジーが発展しているのになぜ処方箋を印刷する必要があるのか?なぜ、紙?印刷しない方法もあるのかな?私が前働いていた薬局では紙以外のシステムなかった気がするけど?わからん。

ということで長くなりましたが、薬で手荒れが良くなりますように。コルチゾンめっちゃ入ってるやつ。

コロナの影響で仕事の働き方とか、今回のように医療の対応も変わっていきますねー良し悪しありますが、変化を間近に見ているっていう実感があって、それだけでドキドキします。社会が変わるって、こういうことをいうのか


2020-05-23

買い物

制作に必要なものを買いに、手芸屋さん(裁縫用具屋?)に行った。
入り口のドアにデカデカと貼ってある
「最大4名まで入店可能」

そしてお店に足を踏み入れると、いたるところに順序を示す矢印。好き勝手店内を歩けない。もう一つ画材屋さんも行ったけど同じく。

最初何も知らずお店に足を踏み入れてしまって、顔なじみの店員さんが「あぁぁマダム!ちょっと待ってーー」と慌ててこっちを振り向く。
「入り口に指示が書いてあるので、読んでください!」

と言われ、右回れして数歩戻る。
「買い物かごを使ってください(商品を抱え込んで歩かないで)」
「買う商品だけ触るようにしてください(買わないものは触らないで)」
「店内に示されている矢印に従って進んでください(後戻りはしないで)」
「店内に設置された消毒液を使って手を消毒していただいて構いません」

などなど…


これ、本当に可能なのか????
いちおう頑張ってそれに従ってみたけど、何か買うときは商品をやっぱ触って色々見たりしたいよね。。
ちなみに私は手荒れが再発するので、消毒アルコールは絶対に絶対に絶対に使用できない。。これけっこうキツイ。



さっさと買い物を済ませ制作に戻る。




街中で偶然発見した、水車!?


最近はこんな感じで街中を歩いている。とても怪しいが、こんな姿でも問題なく街を歩ける今の世の中が仰天だ。
肌を全然見せてないから、日焼け止めとか塗らなくていい。楽…


2020-05-22

2ヶ月ぶりに人とご飯を

スタッフCが
「明日アートセンターに用事があって行くんだけど、牧子いる?いるなら、一緒にランチしよう。もちろんソーシャルディスタンスをとりながら!」



Cに会うのはなんと2ヶ月ぶり!
お誘いがあまりに嬉しくて、久しぶりに巻き寿司を作った。(前回「人に会いたいという気持ちが湧いてこない」とか言っておいて笑)
急なことだったのであんまり具材が家にない。困った。。しかし鯖缶が残っていたので、それを醤油酒砂糖みりんで煮詰めて入れたら、これがまた美味しかったのだー

テーブルのはじとはじに座る。笑
食事前にちゃんとテーブルも殺菌。
彼には「巻き寿司持ってくるから」と伝えてあったのだけど、なんと例の韓国料理屋さんで揚げ豆腐のビビンバ?を買ってきてくれたのだ。私がこんなにたくさん巻き寿司を作ってくるとは思っていなかったそうだ。
豪華すぎるランチ!ボリューム満点!
もちろん巻き寿司に全然手をつけられず。

それにしても、おしゃべりしながら食べながら2時間。
あっという間に時間が過ぎた。。
Cはとても穏やかな人で、フランス人では珍しくしっかり最後まで話を聞ける人だ。いろんな話が出来て嬉しかった。

実はCと会うのも、無駄に緊張していた。なぜなら人にまともに会うのが久々だったから。でも優しいCとのおしゃべりランチタイムはリハビリのようであまりに有意義だった。

(自分は幸せだなぁ…)なんて、なぜかしみじみ思ってしまった。


2020-05-20

マスクとかアジア人差別とか


用事があって薬局に行った。

《サージカルマスクあります!》

といろんなところに張り紙があった。
手作りマスクを持ってはいるものの、使い捨てがいくつかあればいいかもしれないと思い、数枚買ってみることにした。

値段は1枚95サンチーム(112円)。
「50枚入りの箱を買うと、1枚あたり60サンチーム(71円)でお得ですが」と言われたけど、自分1人に50枚、、いるかな?
少し考えたけど、やっぱり数枚だけ個別に買うことにした。もしこのマスクが気に入ったら箱買いしに来ればいい。

で、家に帰って袋を見たら・・・
やっぱり個別で包装されてない。
生身で袋に入れられてたことにかなり驚いた。。

私の注文を聞いた薬剤師さんが、その手で(素手)袋に入れていたのをチラ見したけど、まさかと思っていた。衛生面的に大丈夫なのかな。。
私が神経質になりすぎなのだろうか?

よくマスクを顎の下にずらして人と喋っている人いるけど、それもどうなんだろ。
室内でマスクすればいいって話じゃないのでは?汚れた手でマスクをつけたり外したりすると、顔にその汚れた手がつくので結局意味が無いのでは?
マスクとは一体…??


そして商品を受け取る時、袋を薬剤師さんから手渡された時
お互いの手が触れた。
私は「あっ触れた…」と思いながらレジを去ると、その薬剤師さんがポンプ式の殺菌ジェル?を思いっきりギュコギュコ押して手を殺菌し始めたのだ。

トランプ大統領のひどい差別発言とかのせいもあるけど、こういう時どうしても「私がアジア人だからかな…」と思ってしまう。
細い小道で人とすれ違うときも、たまにだけど超あからさまに距離取ってくる人がいて、そういうのも「私がアジア人だからなのか?」と。

どうか私の思い込み・勘違いであってほしいけど、
アジア人に対する差別は本当にひどくなっていくばかりだ。
日本では中国人に対する差別が少なからずあるかもしれない。悲しい。けど、外国に住んでいる日本人からしてみれば「そういう全く同じ偏見や差別を、私たち日本人も異国の地で受けている」 ということを忘れないでほしいな。。あなたたちも国を出れば、「アジア人のくくり」にいれられて差別を受けるのだよ。悲しいけれども。(そしてみんながみんな差別をするわけでは無いのだけど)




アトリエで飲むインスタント味噌汁。
めちゃくちゃ美味しい。
気温がぐっとあがって、気持ちがいい。
けれどもまだ全然人に会いたいという気持ちが湧いてこないのはなんでだろ。


2020-05-19

印刷布とゴミの分別

今日やっと、前からオーダーしていた印刷された布届いたー
データが出来てやっと発注って時に外出禁止になったから、2ヶ月も待った。
でもこれを使って何をするかが大切なんですけどね。だいたい、何かを大きく印刷するだけで何でもよく見えるというもの。これからが勝負じゃー




フランス人の民度…
日本でもこんな風になったりするんだろうか。

金沢で美大生をしていたとき、十数人のフランス人の学生が短期派遣されてきた。その中の一人の学生(女の子)が、「お手洗いはどこ?」と聞いてきたので一緒に行った。彼女の手にはペットボトル、ゴミ箱も探しているようだった。ちょうど個室が一つしか空いてなくて彼女に譲った。彼女が出てきてからすぐ私が個室に入ったら、なんと空のペットボトルがそのままドカンとトイレの汚物入れに入っていたのだ。
その時の衝撃といったら!
今でも忘れていないということは、当時自分はそうとうビックリしたんだと思う。


その1年後?くらいに今度は日本の学生らがフランスに行った。ナントに1ヶ月滞在中、フランス人の友人らと夜の街を歩いていた。みんなの片手には瓶ビール。友人Pがぐいっと飲み干してそのまま外のゴミ箱にぽいっと入れた。(この写真のように、フランスの街中にはゴミ箱がいたるところにある)
私がびっくりして「え!いいの?分別は?」と聞いたら
手のひらを上にして、仰ぐような仕草をして
口で "Pfffff" と言っただけだった。
それもよく覚えている。


ゴミの分別、フランス人でもしっかりする人は本当にいるし、人さまざまだ。だけどその「さまざま」の振り幅がめちゃくちゃ広くって、しない人は本当に本当に本当にしない。

2020-05-17

街へ

今週寒かったけど、またやっと気温あがってきたー

(以前ジョンからもらった帽子)
相変わらずアートセンターと自宅の往復(時々スーパー)の日々。



しかし昨日あまりに天気がよかったので、土曜日の夕方
制作に必要なものを買いに街中へ行ってみた。
うっかりマスクを付けていなかったのだけど、目的のお店に入って1秒で「マダム、マスク着用をお願いします」
と言われてしまった。
そう、マスク着用でなければ入店禁止だったのだ!この日アートセンターと自宅を往復するだけだと思っていたのでマスク持ってない。泣く泣く諦めて帰ってきました。


外出禁止令が解かれてから初めて街中を歩いたけど、色々大きな変化が。


まずマスク人口がめっちゃ多い。
すごい。本当にすごい。まさかフランスでこんな日が来ようとは、今でもなかなか受け入れられない自分。(時間かかり過ぎ)


いろんなお店が開いているけど、働いている人はみんなマスクをしている。

あと床屋さんとか美容院の前を通り過ぎたら、待ちのお客さんが外に。(椅子が外に置いてあった)

入店できる人数が店によって(?)決められているので、例えば本屋の前にお客さんの人だかりが出来ていた。一人出たら一人入るみたいな。


まだ1週間だけど、これだけ徹底されていてすごい。
明日早速マスクをつけて再挑戦、買い物に行く。

2020-05-15

#検察庁法改正案の強行採決に反対します

ついこの間この文章を読んで、胸がドキドキして居ても立っても居られなくなった。

村本大輔氏の
「発信するということ」
https://note.com/muramoto/n/n32927f69825b?fbclid=IwAR0GwaMUWxv_kULi3zY50DGVWqX-MPhGUQZolSNiNAYiXs4yH8C1VW5ZDjA

どうか、ぜひ読んでほしい。



沈黙は民主主義の放棄、と彼は言う。

数年前わたしはSNS上で安倍政権批判をした。
すると身近な人から
「SNSで政治を語るな。感情的になりすぎて不確かな情報を調べもしないでシェアするべきではない」と言われた。
かなりショックで放心状態になった。

どうして彼に私の自由を奪う権利があるのか?
どうして怒りを外に出すことを悪とするのか?
感情的になることはいけないことなのか?

フランス人でも政治の話をしたがらない人はいるけど、彼らは「SNSで政治を語るな」なんて絶対に言わない。嫌だったらミュートにするだけ。
そもそも政治の話っていうけど、「生活の話」だ。
税の話、定年の話、医療の話、教育の話、全部生活の話!

この日本人独特の同調圧力「黙れ」に、私は嫌気がさしたし、それからというものモヤモヤした気持ちがとれなかった。

しかしこの「発信すること」を読んで、モヤモヤが全部吹っ飛んだのだ。モヤモヤが吹っ飛んで全部ドキドキになった。
沈黙していてはいけない、と思った。


だから書くよ。


 

自分たちの利益しか考えていない、
国民の命なんてこれっぽっちも大事に思っていない。
嘘ばっかり言う。 
人を見下している、
国民を馬鹿にしている。
卑怯で、
話をすぐ誤魔化す。
自分の言葉で堂々と話しさえできない、
こんな
政治家たちを、
私は許せないし、心底憎んでいる。


私の大切な友人や家族らが支払っている
決して安くない税金は、彼らだけのものじゃない。特定の人が儲けるためだけに使われるものではない。批判意見をテレビで言わせないようにしたり情報操作していることにも腸が煮えくり返るほど怒りを感じている。
時々、この怒りや憎しみに加えて情けなさとやるせなさを感じ時々寝付けなくなるほど、私は今の政権が嫌いだし、心底軽蔑している。


これ以上どうか独裁政治が続かないでほしい。
コロナで大変なときに、コソコソ自分らに都合の良い法案通そうとしてんじゃないよ!!卑怯にもほどがある。 

そしてどうか、民主主義の生きる日本であってほしい。


#検察庁法改正案の強行採決に反対します

写真

館長が写真撮りにきた。


普段写真は「撮る方」なので、「撮られる方」になるとめっちゃ緊張する…
昨日「明日牧子の制作しているところを写真撮りにいくから」
と予告されていた。
いちおうお化粧しとくかな・・・と思って、ファンデーション塗ったんだけど、
 「あれ!化粧って2ヶ月ぶりじゃね?」と鏡の自分を見ながら一人で驚いた。

普段から特に化粧っぽい化粧もしないので大して変わらないんだけど、やはり多少見栄えがよくなるのを実感すると、嬉しいものだ。

でも撮ってもらった写真を見ると、
「遠過ぎて、お化粧どころじゃねー!」って
一人ツッコミをいれましたが。




ちなみにこの日もホームレスの方がまだ寝ていて、館長はそれをみて「お茶いれてあげよう」と言って私にコーヒーを、彼にお茶を淹れてあげた。

私は館長に
「館長優しいね」(タメ口)
と言ったら

「外で寝泊まりしてるんだから、それくらいはね…」
と言っていて、朝からすごく嬉しくなった(私が)。

2020-05-14

給付金と買い物

最近快晴だけどけっこう寒い!

「牧子!COVID-19の影響で著しく収入が減った個人事業主は給付金を申請できるよ!あんたもやんなさい!」

と友人から連絡が来たのは先週の金曜日。
電話で彼女に手順を教えてもらいながらインターネットで5分で完了した申請。


な、な、なんと今朝、入金ありましたーーーーー



ありがとーーーーーーーフランスーーーーー 😭😍😭😍



私の職業はアーティストで、フランスの個人事業主(Auto-entrepreneur)制度を利用している。つまりMakiko Furuichiという極小の会社を持っているということになっている。

ことし3月、4月に著しく収入がなかった場合、 昨年2019年に稼いだ全金額を12で割った金額を、2ヶ月分申請できる。(確か上限があったけど忘れた、1500ユーロ/月だったかな)

もし3、4月に少しでも収入があった場合はその金額もちゃんと申告。するとその分を引かれた金額が振り込まれる。
私は今レジデンス中なのでそこまでやばい!ってほど困窮していない。制作費も出るし、アートセンターから少しばかりの滞在費が出ている。しかしやっぱりこんな不安定な職業なのでめちゃくちゃ助かるし、心に余裕がでます。感謝しかありません。


このシステム、友人に教えてもらわなかったら本当知らなかった。。本当にありがとう!!相変わらず私いい友達ばかりに囲まれています。ありがとうね。
日本では10万円の給付金を外国人にはあげるな!とかいう人がいるらしくて、心底驚く。同じように税金払ってんだし、そもそも税金有無の話じゃない、命のはなしをしているんだ。なんでそうやって国籍で分けようとする?なんで?なんで人と人の間に線をひきたがる?

電話をくれた友人は私が外国人とか全然そんなこと考えずに、ただ私のことを思ってこのシステムを話してくれたよ。
みんながそうじゃないけど、なんか心が寂しいね。自粛警察の話とか本当心が貧しすぎて泣けてくる・・・心が貧しい人は世界中にいる。


話それましたが、それにしても対応早かった。
1週間でまさか入金があるとは。このスピード感たるやいなや!フランスやるじゃんって思った。。


///////


この自宅待機期間に一つ変化があった。
あまりに自分の身体と向き合う時間が長かったからか、すごく敏感になったのか 水道水が飲めなくなった。今までずっと水道水を沸かしたお湯でお茶やコーヒーを入れていたのだけど、不味い。耐えきれなくなって今はミネラルウォーターを買って飲んでいる。


その話を昨日父にしたら、買い物について話が及んだ。
水は重いからきっと心配してくれたんだと思う。
しかし大丈夫。私は重いものや何かを大量に買うときは、いつもDRIVEシステムを利用している。

(私がいつも利用するルクレール。他の大手チェーンスーパーもある)
1、ネットで事前に商品を購入
2、指定した時間に指定した店舗に車で取りに行く。
3、すると店の人がカートに私の注文したものをすべて用意していてくれて、駐車場まで持ってきてくれる

野菜や果物が時々しょぼかったりするけど、それ意外は本当完璧。ありがたく利用させてもらっている。だだっ広い店内も歩かなくていいし、本当楽。


このシステム、フランス(の地方?)ではかなり普通で、実は私も4年ほど前から利用している。
この話をすると父はかなり驚いていた。。。
え!普通だと思ってたけど、日本ではあんまりこんなシステム無いのだろうか?

プルコギ

前回テイクアウトしようかなーって話を書いて、翌日さっそくお昼にテイクアウトした。

アートセンターすぐ横にある韓国料理屋さん Le Yam Yam
小さいお店だけど、店内には入れないようになっていて
ドアのところで注文とって、そのまま商品手渡し。
本当はトンカツが良かったのだけど、おばちゃんに「ごめんねー来週からなのよー」って言われてやむをえずプルコギ…。(前回魚が好きとか書いといて、がっつり肉食べちゃった笑)
このプルコギも十分美味しゅうございましたー
購入時おばちゃんに「人が作った料理食べるの2ヶ月ぶりなんですよね…」ってボソリと伝えたら
「それ!わかるわー!」
と思いもがけず激しい同意をもらった。

「お店開けてくれてありがとう」
と言ったら
「私たちも、お店開けれて嬉しいのよ。来てくれてありがとう」
と言われて、おばちゃーーーーん!!と嬉しさのあまり叫びそうになったよ。


肉にしっかり味がついてて、ご飯ももちもち。タレも美味しいし量もそこまで多くなく本当に言うことないんだけど、やっぱ一人でテイクアウトのもの食べるのって少しさみしかったな…という感想です。
いままで、ここでテイクアウトしたものはアートセンターの人や友人らと一緒に食べるのが普通だったので、家で一人で・・・ってなると全然違う感じ。最高に美味しいのに、なんだこの寂しい感。



2020-05-12

変わらない生活

月曜日から外出禁止令が緩まった。
月曜朝 アートセンターに行く途中、道を走る車の量と道を歩く人の量が激増しており、かなり驚いた…
そうだった、こういうのが普通だった…。
いやむしろこれよりもっと人・車が多いのが「普通」だった。


昼間には高校生くらいの若い子たちが集団で歩いていたり、溜まり場に集まっていたりするのを見た。皆んなずっと会いたかったんだろうなー


私はというと、先週と全く変わらない生活を送っている。
まだ市の中心地には行ってないし、特にすることもないし。友達にも会いに行ってない。しばらくはこのままヒッソリ生きようと思う。



変わったことといえば、
フランス全国、公共交通機関を利用の際はマスクの着用が義務なので、一気にマスクをする人を見る機会が増えた。罰金が135ユーロ(1万5千円くらい)なので、かなり高い。でもこれは良いと思います。じゃないとフランス人絶対マスクつけない。


最近料理に費やす時間がめっちゃ減ってきた。
正直に言うと、自分の作った料理を食べるのに飽きた…
美味しいもの食べたいから何か作るぞっていう熱意みたいなものが、ものすごく減った。だから載せられる写真が全然無い!

一番手軽で最高に美味しいのは魚。でも面倒くさくて、お味噌汁とかインスタントだ。納豆は手作りのやつだけど。
これ食べながら、魚が時々食べられれば私は十分幸せだと確信した。断然肉より魚だ。


せっかく外に出られるようになったのだし、
近々応援したいお店のテイクアウトでもしようかな。

2020-05-11

ブロッコリー2房

先日、ジョンがオンラインでゲームをするのを眺めていた。そこにはロンドンに住むキティを始め、ジョンの友人がワラワラと集まって来て、ジョンのゲームを見ながらコメントを書き込むことができる。時々そんな会が開かれるのだ。
この日は何か街を作る、みたいなゲームしてた。


わたしは全くゲームはしないのだけど、人がゲームをしているのを見るのは割と好きだ。キティはかなりゲームに詳しい。美人ゲーマーだ。



ところで最近いろんなところで目にするAnimal Crossingというゲーム。
私は「何が一体楽しくて、みんなあのゲームをするのか。あの魅力とは?」と皆んなに問うた。

するとキティが
「あれはすごくリラックス出来るんだよね。敵を倒すってことをしないのよ」

私「じゃあ何をするゲームなの?」

キティ「家のデコレーションをしたり、釣りをしたり、昆虫集めたり…」

私「え、それってリアルライフじゃん」

キティ・ジョン(爆笑)

キティ
「牧子はきっとスウィートな生活を送っているのね。Animal Crossingなんて必要のない生活を。」


「スウィートかは分からんけど、昨日はブロッコリーで踊ったよ。ほら、マラカスみたいに両手に持ってさ」



・・・そう、実は買って来たブロッコリーを紐解いたら、ちょうどマラカスみたいなサイズだったのだ。そして2房。。

もう何、これ、踊れってこと?
ということで何のためらいもなく一人で数秒踊ってしまって、その話を本当に何気なくしたら、ゲーム中のジョンは吹いた。そんなに面白いことか…

キティは
「ははは!!ほらね。ゲーム必要ない」と言った。

ま、今のところゲーム必要ないけど。
いろいろあるけどね私にも。
でもブロッコリーでは踊るタイプ。


2020-05-10

検問

明日から外出禁止令がゆるくなります。


外出禁止になって早55日が経ったそうです。
早かったような遅かったような。。
この外出禁止が始まって心残りだったこと、それはナントのアトリエに残してきた植物たち!水やり無しで約2ヶ月間。
あぁナントの友人に鍵を渡しておけばよかった…と悔やんでいましたが、外出禁止最終日の今日、実はこっそりナントまで行ってきました。
(来週になって落ち着いてから行ってもよかったのだけど、外出禁止令が解けたあと実はめちゃくちゃ車が増えて渋滞にひっかかったりするのも嫌だったので。)
おそるおそるアトリエに入ると、え!意外に植物、元気。

ボリュームがめっちゃ減って確かにクターっとなっているけど、カラッカラになって全部枯れているとかは無かった。びっくり。
 全部の手入れをして、水もたっぷりあげて、制作に必要な小道具も全部持って、レンヌまで帰ってきました。

アートセンターが作成してくれた特例外出証明書と出勤証明書を持っているので、もし警察に何か聞かれても大丈夫、とは思っていたけど正直ナントとレンヌ(距離にしておよそ110km)を往復することって許されるんだろうか?とか心配していました。そもそも今日、日曜日。いろんな職種の人がいるとはいえ、日曜日に出勤ってあり?なのか?


行きは問題なし。警察にも会わず。

ところが帰り、環状道路に差し掛かるところで警察の検問!
来た…この時が。。警官は全部で7人くらい。

でもこういうときこそ平常心でいなければ。
私にやましいことは一つもないのだから!と言い聞かせる。(あるっちゃあるけど、ないっちゃない)

私の番がまわってきて、窓を開ける。対応しているのは、若い警官一人だけ。

挨拶のあと、「紙見せてください」と言われたので、
アートセンターの出勤証明書を見せると、
その若い警察官は「ふむふむ…」と証明書をテキトーに目で追って、
「はい、いいですよー」
といって通してくれたのだった。


えっ
めっちゃザルーーーーー




身分証明書(滞在許可証)も
他の特例外出証明書も見せずに
ものの2秒で終了。


きっと警察官たちはみんな疲れていたか、退屈しててもう嫌になっていたのか。それにしても無事に通れてよかった。

当たり前だけど行きも帰りも道路に全く車はおらず、最高に気持ち良いドライブをしてレンヌに戻って来ましたとさ。

2020-05-08

忍者になれず

前回言いましたが、数日前からアートセンターで制作させてもらっています。
誰もいない大きなスペースで一人。祝福です。

外出禁止令が出される前か後からか、さっぱり分からないけど アートセンターの入り口にホームレスの方が寝泊まりしています。
先日朝に行ったら、まだ寝てた!
 館長からは
「悪い人じゃないから、そのままいさせてあげて」
と言われていたし、そもそもこの場所は誰のものでもないので、別に退去してほしいわけでもない。

ただ、私はどうしても彼を起こしたくない。。
せっかく寝てるのに他人に起こされたら嫌じゃん。。


でもこの人が寝ているのは入り口のすぐ隣で、私が鍵を差し込んでドアを開けると、ものすごい金属音で「ガチャ」と言うのだ。
だから「も、、もうしわけない・・・」と思いながら毎朝 忍者になったつもりで抜き足差し足忍び足をしてドアに近づくのだけど、まぁ所詮忍者じゃないし私…。やっぱ起こしてしまう。そして忍者は金属音に勝てない。



この方は日中はどこかに行ってしまうので、本当に全く問題なし。なので一度は起こしてしまうけど、「あとはそのまま寝てていいから!」と思いながらそっとドアを閉め、私は奥に消えます。
彼は「ガチャ」を聞いてムクッと起きるが、顔をすぐに寝袋に戻す。



館長が
「まぁ彼はアートセンターの管理人のようなもんだな!ガハハハ」
と言っていて、
もうめっちゃ館長好き!って思った。


2020-05-07

危機感はどこに

あの、まだコロナ収束してないよね?
最近めちゃくちゃ天気がよくて、気温も上がった。
今日なんてめっちゃたくさんの人とすれ違ったけど、マスクしている人の方が珍しいくらいだったし、そもそもソーシャルディスタンス全然守ってない人多数でした。

私は「はて?みんな、コロナっていう感染病のこと、知ってる?」と思った。こんなに暖かくなって天気もよければ、やっぱもうみんな家でジッとしていられないのかな。。
絶対また新規感染者数増えそう。。そして再びロックダウン、だろうか…



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ここ最近、特別許可をもらったので
アートセンターの展示スペースを一人で使いたい放題。
毎日作業しています。

これ全部私のものたち。。。



場所を変えて作品を並べてみて、いろんなことを試して。
心がものすごく健康になったのを実感しています。
あれだけネガティブになってたのが、嘘みたいだ。
やっぱり朝外に出て、何かをして夕方帰ってくるってだけで、だいぶリフレッシュされるものだ。

2020-05-04

湯シャン

(ジョンと私。)


この外出禁止期間に、いろいろなことを試して来ました。

料理とか運動(ストレッチや簡単な体操したりしてます)とか普段読まない昔の本読んだり手荒れのあれこれとかいろいろ。

その中でも特にこの外出禁止期間中じゃなきゃ出来ないこと、実はひとつ更にトライ中でした。それは…



湯シャン です。




湯シャンとはその名の通り、お湯だけで髪を洗うこと。

以前オピロさんから湯シャンの話を聞き、
「えええぇぇぇ世の中にはシャンプーを使わないで髪を洗う人が存在するんだ!」

と口をあんぐり開けて驚きました。でもそれを実行中の彼の髪の毛はものすごくサラサラで無臭。なに、すごいよさそう!

いいなーと思ってそのとき軽い気持ちでトライしたら、髪が・頭皮がベタベタになって全く続かず。髪がぺったんこな感じが気持ち悪くなって、湯シャンには少し苦い思い出ができてしまったのです。






しかし時は過ぎ、今。

ひどすぎる私の手荒れには
「もう手に固形石鹸以外何もつけるな・刺激するな」
が良さげだとわかった。そしたらシャンプーもやめるべきだろうな…と、思いました。

でもあのベタベタ、やだな。。

そこで湯シャンについて詳しく調べると、多くの人は指の腹でしっかり地肌をゴシゴシ洗ってる。これ、以前私が挑戦した時ちゃんと出来てなかったことかもしれん。
しかも頑張って1〜2週間は続けないと、効果なさそう。今は別に誰にもあう機会がないので、臭くなってもいいではありませんか!



ということで湯シャンにしてから大体2週間たちました。腕が疲れるくらい(っていって5分くらい。意外と長い)地肌をゴシゴシ優しく洗っています。
今の所かなりいい感じです。ベタつきもあんまりない。全くないわけではないけど、気になる程ではない。
手荒れも収まっているし、何よりビックリ、頭のかゆみが減りました!私の敏感肌にはシャンプーの刺激が強過ぎたのかもしれん。


少しずつ少しずつもっと自然に近いナチュラルな生活にしていきたいと思っています。頑張る。

 
コルテオ 太陽光発電