2025-06-21

週末ちょっとだけヘルシンキ

週末はヘルシンキでいろんな美術館をまわった。

フィンランド・ナショナル・ギャラリー アテネウム美術館
フィンランドの民族叙事詩カレワラ
アイノ神話 1891
アクセリ・ガッレン=カッレラ / Akseli Gallen-Kallela
ナショナルギャラリーだけど、美術館がすごく小さいなと思ってしまった。
ヘルシンキで本屋に行きたいなと島のスタッフに聞いたらフィンランド最大本屋「アカデミア書店」を勧められた。楽しみにして行ったのですが、思うよりだいぶ小さかった。それもそのはず、この国の人口はなんと日本の約5%のみ。ヘルシンキ市内の人口は約67%、わたしの故郷である金沢市の人口がおよそ46万人なので、そんなもんなんかもしれない。(ちなみに不思議だけど本屋のすぐ隣にあるデパートは迷うくらい大きかった)

イムランの友人らとこの前サウナに一緒に入ったのですが、いろんな話ができて面白かった。(むしろ会話するために入ってるかも)
「日本のどこ出身?」と聞かれ
「金沢市だよ」と答えたら、
「残念ながら知らない」と言われた。わたしは
「地方都市だし、小さいからね」と答えた。
するとそのフィンランド人が
「牧子がいう小さいって、どのくらい?」というので、
「金沢市の人口は確か46万人くらい」と答えると
「ヘルシンキはフィンランドの首都だけど人口67万人、スケールが全然違う(笑)」とみんなで大笑いしたのだった。


駅。
図書館
ここは大きかった
街中を歩いていたらパレードがはじまった!
衣装が凄すぎて圧倒された!!!サンバー!
本当にみなさまセクシーすぎる
この吊られた少女、かなり不気味でした

そして歩き疲れすぎて夕方には海岸に行き、一人でチップスとノンアルコールビールを飲みながら休んだ。これだけ見るとちょっとやばい感じの人に見えるかもしれないが、別にどうでもいいのだ。めちゃくちゃ幸せな時間。
ちなみにこの日昼間の気温は20度。公園では日光浴する人がたくさんいた。20度で日光浴。。。よほど光が足りないのか
セカンドハンドショップでキャップ買った。4ユーロだった。誰やねん

2025-06-20

島での生活

ここで働くスタッフはみんなフィンランド人で、ほぼ全員が何かしら知り合いであったり誰々さんの知り合いの子供であったりする。「信頼」が基本にあり、誰でもやってこれる(働ける)わけではないらしい。
そもそもなぜわたしがこのレジデンスに招待されたかというと、昨年秋にパリのアートフェアに参加した時、わたしの作品を見たコレクションの奥さんが「このアーティストはフィンランドに来るべき!」と言ったらしい。
昨年はレジデンスに来たアーティストがゼロだったこともあり、毎年あるわけでもないそう。わたしが呼ばれたのは本当に偶然で、それこそコレクションの誰のことも知らないし完全に外ものの存在だ。だからこそ本当に有り難いし、感謝しても仕切れない。

作品をフランスにどう持って帰るかなんて考えていたら制作なんて出来ないので、考えないようにしている。
写真はおのずと天気が良い日だけしか取らないけど、雨も結構降っている。


週末、平日の残りをわたし様に用意してくれた。ありがとうペッカ!
フィンランドといえば?の、サーモンスープ。
シチューに似ている。
自転車に乗って島をぐるぐる
マーケットでこんなものを買った
スプルース(松の一種)の風味をつけたコーンシロップ。
週末は島でゆっくり過ごそうかと思っていたが、イムランが車でヘルシンキまで連れてきてくれた。

2025-06-18

ライブ、ランニング、豆のスープ

とある日の夜、夕食後にイムランと一緒にヘルシンキへ。
彼の彼女ペッペがライヴでコンサートをするというのだ!
イムランは友達がめちゃくちゃ多く、いろんな人に会いました〜!!めちゃくちゃ楽しかった〜!!!ライヴもよかった!!
みんな大体わたしより10歳くらい上の人たちなんだが、あまりにパワフルすぎて面食らった。最高に面白い人々であった!!!
ペッペはなんと学校の副校長で、このバンドのメンバーほか2人も先生らしい。学校の先生がハードロックやってるってめっちゃかっこいいよなぁああ

ちなみにフィンランドはビールを2杯だけなら飲んでも運転していいらしい。
イムランとはまさに2杯だけビールを飲んだけど、彼は背が大きいので3杯飲んでもいいらしい(独断)。アルコール問題はフィンランドで結構深刻らしいけど、冬に全然太陽を拝めないとやっぱり気持ちも沈むよね、そしてお酒を飲む人もいっぱい出てくるよね。
お酒は夜9時(確か)以降買えないし、値段もかなり高いです。今回このバーでは、ビール瓶33mlは6ユーロでした(1000円くらい)。



ライブが終わったらすぐに島へ戻る。
翌朝走る。
あたりは森、森、森!
こんな建物を見つけた。
小さな石が建物を支えている
美しいなぁー
走って戻ってきたら暑いので、そのまま水着に着替えて海に!ここはいつも水温15度くらい。
サイッコーに気持ちがよく、この時 朝の8時半くらいだったけどすでに1日終えたみたいな気分になった
ちゃんと制作もする 
フィンランドは木曜日に豆のスープとパンケーキを食べる習慣があるそうです。このコンボ、めっちゃ美味しくて本当に大好き!豆のスープは若者に人気がないらしいが、わたしはもう若者でもないので大好きだけど、と言ったらみんなに爆笑された。


 
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