2020-07-25

口内マッサージ

ナントに戻ってきて嬉しい事の一つ。
納豆が街中ですぐ買える!!
納豆作りは今の所ストップしております。
容器の殺菌とか大豆を煮たりするのが面倒で…
秋にはまた再開するつもり。


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数日前、なんだか右肩が痛い。寝違えたかな?痛みがなかなかとれないし腰も少し痛いし、久しぶりにostéopathe(整骨医っていうか、整体?)に行ってきました。
今までいろんな先生を試してきたけど、去年一度試して、良かった先生がいる。家から歩いて5分の所にあって、女性の先生で、話しやすくて、何より若い。若いと新しい技術や知識を学んでいるのではないか(古い知識に縛られておらず、いいのではないか)とわたしは勝手に思っている。
先生とはついついタメ口を使いそうになるくらい話しやすい。


右肩が痛むことを話すと、体全体をチェックした先生が「歯列矯正がかなり関係しているかも」と言った。

実は前回もやってもらったのだが、今回は特別長めにやってもらった。。
そう!
口の中をマッサージするのだ!!!!!
先生はおもむろに使い捨てのビニール手袋をはめ、
「では口を大きく開けてくださーい」と言う。
今回は2回目だったのでいちおう存じてはいたものの、やっぱり慣れない。(よだれが出そうになる)
小指で奥歯のさらに奥をギューーーーーーと押す。右だけめっちゃ痛い。
先生はその後もわたしの口の中をそこらじゅう押したり一定方向に引っ張ったり、時にはわたしに
「あごを右に最大限ずらして」
と言ったり、施術を続けていったのだった。口蓋を丁寧にマッサージしたりもした。

施術中のわたしの顔はきっと人生史上最大にブサイクだと思うが、そんなん気にしていられないくらい気持ちいいし、時々けっこう痛いし、なにより今まで刺激されたことのない口内が突然の来客にびっくりしすぎて、とにかく何も考えられない。


一通り終わると先生は後頭部や頬骨のあたりを触って
「だいぶ良くなった」とか「まだもう少し」とか言うんだけど、わたしにはまるでさっぱり。むしろ私の分厚い剛毛の層の上から後頭部を触って、筋肉や骨に現れる変化を本当に察知できているのだろうか?と疑問でしかなかった。



お腹のいろんな所を触って消化器官も見てもらった。

「アーティストという職業柄だとは思うけど・・・かなり情動の面でいろいろ溜まってるわね。ストレスやプレッシャーがすごいんじゃないかな」

こういうのは、どんなに規則正しい生活をしていても避けられないものらしい。先生に会いに行った日はまだ設営が始まっておらず準備の段階で、いろいろ不安があったのでそれだったと思う。
「あとは恋人と距離を置いたからかな…」と言ったら先生が
「やっぱり・・・辛かったね」と言ってくれて、そんとき自然と目がうるってなってしまった。


実はわたしの友人の中にも、整骨医に診てもらっているときに大泣きしてしまった人がけっこういる。緊張で固められていた体が一気にリラックスして、抑えていた感情が怒涛の勢いで溢れ出てくるそうだ。わたしは今回泣きはしなかったけど、気持ちはめっちゃ理解できた。。

先生は
「あなたは何でも受け入れる心があるように見受けられるけど、患者さんの中には自分にそのような(感情や精神に関して)問題があるということを受け入れられない人もいる。」と言った。そんな人もいるのか。。

骨や筋肉の不調を訴えてやって来ても、結局話すのは内面の話だったりするのは面白い。結局すべては繋がっているし、体だけ健康でも頭が健康じゃなければやっぱり歯車はうまくかみ合わないのだなと思った。言うのは簡単、実行が難しいんだけど。。




これを書きながら、わたしは医者っていうか医療関係者?(自分が全く無知な分野のエキスパート)と話をするのが好きだなーと思った。先生たちが引くくらいかなりずっとしゃべってしまうから気をつけている…

秋くらいには矯正器具が取れる予定なので、そのときまたこの先生に会いに来ようと思う。今から楽しみだ!

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