2012-07-03

PACS戦闘記② 外国にすむということ

 またパックスの話なんですけど、
 

あれからというもの、
書類の期限がまだ有効か確認して再度書類申請の手続きしたりしていました。

で、もう一回裁判所に書類確認に行こうと、相方が予約を取るため裁判所に電話をした。


以前電話した時は

何度も何度も何度も何度も

かけても全然繋がらなかった電話に、なぜか今回すぐ
「Alors?(もしもし?)」と返事が。(*o*)

なんでやねん


(パックスの話は複雑なので、カワイイ猫の写真で難解さを紛らわします。ちなみにこの猫は美術学校のテクニシャンのねこー ゴミ箱の上が好きなのね)

相方が事情を話すと明日にでも来て良いとの返事。
やったーーーー!!!そして翌朝すぐにれっつごー。

↓裁判所


今回指定された事務所では別のマダムが座っていて、優しく尚かつ淡々と私たちの書類を確認してくれた。

そしたら、前のオバサンと言うことがちょっとズれてた・・・


今回のマダムは、在仏日本大使館が発行してくれた
Certificat de célibat(独身証明書)は有効と認めてくれたのだけど、Acte de naissance(出生証明書)に問題があるとのこと。




(ボー・・・)
 
(ムキッッッ なんじゃっ!?)

「戸籍に基づき出生の事実を証明します。」
そう大使館のホームページには記載されている。

つまり大使館は戸籍謄本に記載されている情報を元に、私の出生証明書を"作成"するわけだ。それがダメだった。結局大使館のしたことは"翻訳"ではなく、"証明"。

PACS申請のためには戸籍謄本の"翻訳"が必要なのだ。
だから大使館の書類は受け付けられない、"traduction"という単語が入ってない書類は認められない、そういうことなのでした。

(大使館の人によれば、各地域の裁判所によっては、その"証明"でOKな場合も大いにあるとのことです)


前回色々話していた独身証明書に関しては難なくOKしてくれた今回のマダム。。ほんま、人によって対応が違ってくるぜよ。。でも彼女は優しくって、「本来なら7月はPACSの受付はしないのだけど」と良いながら私の滞在許可証のことがあるから特別、書類が集まり次第申請を受け付けてくれるそうです。

やったーー!!ありがとう!ラッキー!!!



と、いうことで早速 日仏法廷翻訳家の方に電話をして翻訳を依頼。1枚の書類におよそ80ユーロ。。

(*o*)ひょえーーーー


ロワール

外国に住むのって大変だ。

もうすぐで日本を離れて3年になるけど幸運なことに
今まであまり書類関係で悩まされたことはない。

だけど今回、フランスの法の前で契約を結んで、法に「立ち入る」ことになって、急に風当たりが強くなった気がした。今までは学生で色々ワイワイやってれば、別にお客さんで良かったわけだけど。


書類関係は絶対1人じゃ出来ない。
日本の家族の助けも必要。相方の助けも必要。
その助けをいっぱいにもらった後、意地悪なオバサンに書類をサッサと断られるあの悔しさって、本当に

ナイ、のだ。

悔しくて泣けます。



繰り返すけど 外国に住むって大変。
(お金がいっぱいあって、日本語と外国語バイリンガルの恋人がいて、彼の愛が永遠であると何らかの方法で保証されていて、時間がたっぷりある人以外は。)


(アトリエの前にびょーんと1本、草が生えてましたで)
これはアトリエ前。なんて花だろう(・o・)
あじさいの時期!キレイ^^

私は日本人ですし。

日本という便利な国を出るということは
体力がいると思います。


体力は自然についてくるものかもしれないけどね :)
 



おまけ

私は皮膚が弱く小さい頃から手荒れがヒドイのですが、
最近あまりに荒れているので思いきって皮膚科に電話した。

そしたら・・・


「次の予約は10月になります。」・・・って・・・・



日本が恋しいなり・・・

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