2016-09-25

皮膚科

先日フランスで初めて皮膚科に行きました。
元々アトピー持ちで手荒れは最上級。朝激しいかゆみで起きることもしばしば。柑橘類の食物なんて絶対素手で切れないし触れないし、洗い物も料理もなるべくゴム手袋着用でやってても止まない手荒れ(T_T)


皮膚科に予約の電話をしたことは一度あるものの、3ヶ月待ちを言い渡され諦めたことがあります。それにしても長すぎるし、検診する日にもし手荒れが治ってたらどうしようという要らぬ心配をして諦めてました。
世の中にはさまざまなハンドクリームがあって、効くものもたまにはあります。治ってはまた掻き毟り、治ってはまた掻き毟りを繰り返し今に至ります。でも1ヶ月前かなり酷いかゆみに襲われて、「もう嫌だこんな生活!」と思って、遂に皮膚科に電話して予約を取り付けました。幸いなことに予約は1ヶ月後。


で、ようやくその日がやってきました。
友達に勧められて選んだ皮膚科の先生はドイツ人。チャーミングだけど、とても静かでおとなしい人。沈黙が耐えられなかった私は自分の手荒れの話を弾丸トークし(また…やっちゃった…)、日本にいた時も皮膚科に通っていた話などしました。すると大人しく聞いていた彼は突然「フランスなんかより、絶対日本の皮膚科の方が優秀だよ」と微笑みながら言ったあと、「それにしても君は本当にフランス語がうまいねぇ。フランスに来てどのくらい経つの?来る前はフランス語話していたの?」と関係のない話をしだした。
7年もいたらそりゃ人並みに喋れなくてどうすんだよ…と思いながら、正直、私、そんな話するためにここ来たわけじゃないんだけどとちょっとイラっとした私。
「もう7年も経ちますし、こちらの修士も出てるので普通です」と答えると「いや、僕がドイツにいた頃の話だけどね、15年くらいドイツに住んでいた日本人女性を知ってるけどこんなにナチュラルに話さないよ。たいしたもんだ。」との返事。


多分、今になって思うけど、緊張してる私をなだめようと彼なりに努めてくれたんだろう。褒めてくれるのは嬉しいんだけど、その後先生は私の手荒れをちょいちょいっと見ただけで、「2つクリーム出しとくから、1日2回塗ってね。」の一言で検診は終了へ・・・
私「食物アレルギーの可能性とかはないんでしょうか…」
彼「ないよ。クリーム塗るの、忘れちゃだめだよ」



てな感じで
しゅーりょー(!)


なんか、あっけなかった・・・


今回処方されたのは
Clarelux Gé 500
と、
Codexial glycerole d'amidon
Codexial cold cream fluide
の二つを混合させたクリーム。処方箋を薬局に持って行って、作ってもらいます。


で、半信半疑で使い始めてから約1週間。

実は、なんか、
すんごい効いてます(*o*)

痒みは一切襲ってこない。肌の治り方がすごい。
まだ日が浅いので様子見ですが、今の所順調。
あの先生、もしかしていい医者だったのだろうか。



今後も様子を見ます。





Aucun commentaire:

 
コルテオ 太陽光発電