私の働いているファーマシーには2つエレベーターがあって、一つはお客さん用、一つはスタッフ用です。スタッフ用のエレベーターはお客さんようのそれと比べ物にならないほど狭く、もんのすごく古いです。
とはいうもののいちおう問題なく動きます。何よりこれがないと地下(倉庫)へ、大量の商品を移動させられないので私たちには大切な存在。
ある日勤務中、いつものごとくそのエレベーターに1人で乗り、地下から2階へ移動中のこと。上昇中いきなり
「ガコンッ・・・」
と音がなり、突如止まってくれやがったこのエレベーター。。。
一瞬何が起こったかよくわからず呆然としましたが、まず自分が中にいることを外部に知らせな!と大慌てでアラームを鳴らしました。アラームはただ大きな音がなる簡単なもので、自動的に整備会社に連絡されたりしません。時々同僚の1人がこのアラームをふざけて鳴らしていたりするので(大の大人にもなって…)、もしかしてアラームでみんな気づいてくれない??などと不安になりながら、数回にわたって鳴らし、さらにはドアをコンコンと何度も鳴らしました。なにしろ携帯持ってないし、それしか方法がない。
数秒後、聞こえてきました。
「あ、エレベーター止まったんじゃない?」
「え、またー?」
「何々」
「誰か中にいるの」
(あ、今や!)
「はーーーーーーい、マキコがいますよーーーーーー!!!!!!!!」(*o*)
と私、必死に叫ぶ。
聞きなれた同僚たちの声が段々近づいてきて、
「マキコ、中にいるの?」
「え、マキコ?大丈夫?」
「しばらくの辛抱よ、今会社に電話してすぐ来てもらえるように頼むからね!」
みなさんありがとー(;_;)
幸運にもエレベーター内の電気は点いていて良かったのですが、同僚の「会社の人、こちらに着くのは30分後になるってー」を聞いた瞬間ずどーん辛くなりました。さ、さ、さんじゅっぷん。。。どうしよう。
閉所恐怖症とかではないので大丈夫と思っていたのですが、あんな狭いところに一人身動きが取れない環境にされると、やっぱ人間変な想像が膨らんで不安になるものですね。。
30分と聞いて愕然としている最中に、エレベーターが自動的に(?)下がるじゃありませんか!膝カックンされたみたいになって、さらに怖くなって私どうしようってなりました。
でもすんごくありがたかったのは、1階部分からも2階部分からも同僚たちの"Ca va Makikooooo?" の連呼が聞こえてすごく嬉しかった。下からも上からも、みんな暖かかった笑
あんがとー(;_;)
一番返事に困ったのは、
「具合悪くなったら言ってよー!」
でした。言ってどないすんねん。どうせあなた私のこと助けられないでしょうに…
結局20分後くらい(すんごい早かった!!!フランスの30分は1時間もあると思っていたので)に修理をするお兄さんが駆けつけ、外に出れましたー 上司とハグをする私。あいやー助かったー
それ以来このエレベーターにはなるべく乗らないようにしてます。重くて持ち運びできないようなものだけ中に入れて、自分は階段を利用。数ヶ月後には私ムッキムキになってたりして!
ちなみに原因は、とある部品が完全に壊れてしまったからだそうです。最近このエレベーターのモーターを変える工事をしたばかりだそうで、まだこれからもこのようなことは起こりうるかもとのことでした。そんなことってあり?
後日談ですが、上司が社内メールで「エレベーターにはなるべく乗らないように!マキコが閉じ込められました」と社員全員に知らせたので、その日から数日会う人会う人に「閉じ込められたんだって」とからかわれ続けました。シャチョーさんにまで言われたよ…
2 commentaires:
ひえぇぇぇぇ。超恐怖な体験でしたね!閉所恐怖症が世の中で一番恐れるシチュエーションですよそれは。私は閉所恐怖症なので普段からエレベーターには極力乗らないのですが、「もう絶対に乗らないっ」といま強く思っています。私だったらレスキュー来る前にパニックで死んでたな。無事にでられてよかったよかった。
本当、無事出られてよかったですー(;_;) 止まった瞬間から数分は何とも思っていなかったのですが、一度ガクンと動いた時に「あ、これまさかやばいやつかも」と少しずつ冷や汗が出てきました。あと、朝食べたものを戻したりしてしまわないか冷や冷やしていました。笑
乗らない、が一番ですね。
Enregistrer un commentaire