2018-02-04

Z.B.Aids

Z.B.AidsことHendrik Hegrayのコンサート。
昨年私も展示に参加したHAUSで。
コンサートの前に、彼が制作した映像が流れた。彼はNazi Knifeを始め多数のジンを制作するアーティストなのだが、映像は彼のジンそのものだった。たくさんの不可解な形のオブジェが彼の時間によって切り取られ、淡々と流れていく。ただそれだけなのに、なんと面白いと思ったことか。
私も久々に映像を撮りたくなったのでありました。


そのあとコンサートがいつの間にか始まる。

今思えばノイズミュージックに出会ったのは、ボリスの友人の影響だった。私は今でも全然詳しくないけど、ノイズをやっている友達は少なからず増える。
ここにはタブーなんてない。コンサート中にいろんなことが起こる。笑 それもコンサートの醍醐味。
例えばこんなことが(笑)
コンサート中にお腹を抱えて大声で笑う
爆音の中だから誰も気にしない。
演奏者に話しかけたりもする。

写真じゃ伝わらないのが残念だけど、30分ほど続いた演奏が終わった時の悲壮感よ!もっと続いて欲しかった。それくらいドキドキして、心地がよかった。もっと聞いていたかった。



美術をやっている友人たちと音楽をやっている友人たちを
分けるくらいクダラナイことはないのは百も承知だけども、
(両方やってるアーティストも多数いるし)

音楽をやっている私の友人たちは本当に音楽が好きだと思う。
一方で
美術をやっている友人たちを見ていると時々「本当に彼らは美術が好きでやっているのだろうか」と思う。みんながみんなじゃないけど、出世主義の人が少なからずいるので、少しがっかりすることがある。私も30歳で夢ばかり語ってられないのもよくわかっているけど、そこだけはどうしても忘れたくないし、ここに書くのも将来の自分のため。


音楽をやっている友人たちは本当に人間臭くて、ときどき本当に超うざいし(笑)しばらく顔も見たくないって思うんだけど(特にアホリアンとか笑)、でもやっぱり私は彼らが大好きだし、彼らがいてくれて本当にありがたいと思う。


コンサートのあとはみんな酔っ払って、爆音の中じゃ何言ってるか全然聞こえないから顔と顔が5センチくらいの近さでしゃべってくる彼ら。笑 百万回「チケーヨ!」って思うけど、それでも彼らのことが私は好き^^




 コンサート終わってもプロジェクターで遊ぶ二児の父(笑)

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