2018-02-09

同僚とヴァカンス

さて、日本に行くのはおよそ2年と4ヶ月ぶり。
色んな思いが交差して、非常に楽しみでもあり少し不安もあります。


私が日本行きの旅券を買ったのはもう5ヶ月ほど前。私はファーマシーで働いているのだが上司に日本に行くため長期ヴァカンスをとりたい旨を伝えた。すると横で聞いていた他の同僚が
「いいなー!チケットいくらだった?」と反応し、
それを聞いた他の同僚が「えー日本行くの、いつ?」
「日本って飛行機でどのくらい時間かかるの?」
「マキコが行く時の季節は何なん?」
と加わる。それが連鎖して、ファーマシー中の皆さんが私の日本行きヴァカンスについて話を始めたのである。


私の働いているファーマシーは他の店舗に比べてとても規模が大きく、総従業員は80人ほどにもなるのではないかと思われるほどなのだが、毎朝軽く(冗談抜きで)100回くらい

"Salut, ça va ?"(やっほー、元気?)
"Oui et toi, ça va ?"(元気、あなたは?)
"Nickel"(ちょー元気)

というやりとりをする。。
そのあと物足りない感じであれば色々世間話をするのだけど、
毎回のように
「もうすぐだね、日本!」
「やー楽しみやねー!」
「で、いつ出発やったっけ」
「家族へのお土産は買ったん?」
「もう少しやねぇ、楽しみやねぇ」

というような質問がなされるのである…。


正直、人のヴァカンスの話をするほどくだらないことはないと思っている私なので、毎回こういうことが起こるたびに

「またかよ。。」笑

と思うのだけど笑、まぁそれも私とコミュニケーションをしようとしてくれている証と思ってありがたく受け答えします。中には日本に行った事のある同僚が3人ほどいて、それに加え日本に一度は行きたい!という人がけっこういて、食いつきがすごい。みんな私のヴァカンスを自分のことのように心から喜んでいるのですよ。すごい謎です。



ファーマシー内の社会は、私が美術学校時代に築いて今も固持しているアートシーンの社会とまっっっっっっっったく違って、面白いです。多分ファーマシーのソレの方がいわゆる一般社会ではあると思うのだけど、働き始めたころまた別のフランスを垣間見た気がしました。ここで働き始めて4年。。早いもんです。


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