HEARTH

この１週間は怒濤のように過ぎていった…


HEARTH
Le 11e congrès biennal d’ELIA (European League of Institutes of the Arts), intitulé HEARTH, L’ART AU CŒUR DU TERRITOIRE se tiendra à Nantes du 27 au 30 octobre 2010.
つまりはアートに関係する大規模な会議（ビエンナーレなので２年に1度開催され、世界各地をまわる。）が今年はナントで行われ、美術学校の先生や美術館関係者、大使館の人やもちろんアーティストなど、本当多くの人がいらっしゃいました。
この１週間、ナントの至る所で講義や映画の上映、展覧会のオープニング等開かれていました。私はそのスタッフとして働く。ちなみに今私が参加してる展覧会も、このイベントの一環なんです一応。

ここはメイン会場のLieu Unique。
何百人という参加者が会食したり会議したりで、本当賑わってます。
しかも皆さんきらびやか、英語飛び交います。
スタッフは全員こうして同じ衣装を。
私も着てました〜面白いよね、こうやってみんな昔のモーニング娘みたいな。。。


ここはナント島にあるAlstomという大きなスペース。
工場跡地かな。ここ４日間、毎晩学生による展示やパフォーマンス・ミュージックなどワイワイ盛んに行われていました。
こんな特設テントまで^^


あちこちでオープニングや講演・パフォーマンスなどがありました。
面白そうなのが同時に各所であるもんで、全部は絶対見られない。すごい残念。

木曜日の夜はRoyal de Luxeでデモンストレーションが。

私も２度目のお魚に乗る！！！！！
（前回はアミアミと後部座席で操縦、今回は真ん中の席で　目玉と触角みたいなのを動かした。乗りたいオーラを全面に出して、お姉さんに指名してもらったのだ　えへへ）
残念ながら写真はないですが、やっぱ現実を一時離れ夢のような機械を動かせるのは嬉しいよね〜


すぐ横でミュージシャンによる演奏。
名前忘れたけど日本のアーティストの曲を演奏してたはず。

向かいにはこれだけの人！！！！！本当すごいんですよ

ELIAのお誕生日ケーキも。


翌日は建築学校でオープニング。
私ここで数日監視のバイトしてます。


くふーーー
今夜は最終日なので夜は宴が。

みきてぃ、そして会合、クリーム

これは先日行ったPalais de Tokyo。

パリ旅行で使えるのがこれ、モビリチケット。
１日乗り放題券です。
土日は安くて、26歳以下は (今回 Zone 3までを買ったけど) 3.40ユーロ！本当に安い。おすすめ。



ミキティ家に３日間お世話になりました。
みきてぃは同じロータリー財団奨学生としてフランスに来て、今パリに住んでいる。幸運にも昨年彼女に奨学生のセミナーで出会うことが出来て、今に至ります。

彼女がこれまた素敵。そして強い。
私がこっちに来て出会った日本人の人は大抵「強い」んだけども（本来何か目的ががないと外国にわざわざ住もうと思わないだろうし）、彼女もまた良い味出しているんです。

みきてぃは世界をまたにかけて学会で発表したり、楽器も吹くわ働くわ勉強するわで、とにかく活動的。自分のやってることにちゃんと自信を持っていて、それでいてそれを楽しんでいる。辛いこともいっぱいあるんだろうけど、それを人に見せないんだなぁ

キレる、かっちょいー女なのだ。

だからたまに電話したりするとこの人頑張ってんなぁと感心させられると同時に、私だって負けへんっとやる気をもらうのです。

そして彼女は私のことをちゃんと認めてくれている、と思う。
良い同士です。
彼女におぉーと思われるような人になりたい。

そういう風に、フランスに来てから「むむっやるな…」と思う日本人の人に会うとやっぱ嬉しい。ホントに嬉しい。その人たちのお陰で私も頑張れるからです。これを読んでるあなたです。ありがとう。



ナントは今ゴミが収集されずもうヒドイ状態。
ストライキのせいかとずっと思っていると、なんと収集所で火事があったせいだとか。知らなかった。
夜は所々建物がライトアップされます。
その下に陣取るゴミたち…





月曜日はロータリーの活動に携わる若者を主題にした会合があり、ご招待頂き出席しました。
全部で60人強。
美味しそうな魚が丸められてるッ！それに食らいつく海老。。。
アペリティフ（食前酒）の後、どの席につこうか悩んでいたら
「あら、あなた席が見つからないのね」といって、
あるご婦人がご丁寧に席を一緒に探してくれて、
結局その夫婦の間に私が座ることに。
もんのすごく素敵なご夫婦で、メインで出てきた海老にわいわいはしゃいでた私を見て、旦那さんがわざわざ殻を剥いて自分の分まで私にくれた（笑）。きっと2人とも70近いんじゃないかなと思うんですが、まるで孫のように優しく接してくれて、本当素敵な一時でした。

私も皆さんの前で自分のことを話させてもらい、
なぜかいつものごとく笑いをとり（意図してるわけではないけど、人に喜んでもらうのはやっぱり嬉しいよね）、
ちょっと失礼なことも言ったかもしれないけど、すごく楽しかったです！！^^

それにしても豪華なレストランで、更におめかしした煌びやかな60人の前で話すのは慣れない…緊張した。
でも本当に良い機会。。。
普通例え人前で話したくてもなかなか話せないものだからね。
ラッキーでござる。





先週久々に油絵を再開して、寒さも影響してか
手が最強に乾燥しています。　
持ってるハンドクリームも全く効力無し。
割れて血が出た指先を同居人に見せると彼、驚愕して一言。

「こんな手見たこと無い…まるで老女の手みたい･･･」

と、軽くショックなことを言われた。
でもすぐ色々ハンドクリームを出してきて
「これを頻繁に塗るんだよ！お皿洗う時はこのゴム手袋するんだよ！」と世話してくれた…高そうな良い香りのクリーム。
優しい・・・でもお皿洗いのときゴム手袋すると、綺麗になったんだか・なってないんだか分からないからイヤだっと言ったら

「お父さんの言うこと聞きなさい！！」

とフレンチジョークを言われ（笑）、ちゃんと言うことを聞くようにしました。なので今大分手は良くなっている。ありがとうE!!!　個展近いけど頑張ってね！！
（しかも翌日別のクリームを出してきてくれてそれがめっちゃ効力満点。ありがとう）

FIacと地球儀

FIAC (Foire Internationale d'Art Contemporain)現代アートフェアに行ってきました。パリはGrand palais・Cour Carrée du Louvreです。
久々にミキティにも会えて本当嬉しかった^^
とにかく写真を載せるぜよ。
Fiacは入場料が、学生が割り引かれて15ユーロ（1800円くらいかしら）、ちなみに一般は28ユーロです。でも世界中のアート事情を一気に見れるんだから、あまり高いとは思わない私。そもそも美術やってたり好きな人が、良いもの見るのにケチってどうするのだという気持ちもある。

作品見るのも面白いんだけど、見に来てる人たちがまた面白かったんですな。売ってる作品の値段もピンキリだけどすごいから、つまりそれを買う人が居るって事は、つまり見る人たちの階級層も高くて。皆さん素敵なんです、これが。上の写真からそれを何となく感じ取っていただけると嬉しい。


ちなみにうちの同居人は、同時開催のChic Art Fairに出展していました。
写真すっかり取り忘れてしまった、それはそれでしょーがない！


フランス国立図書館（Bibliothèque Nationale de France）を訪問。

でっかい綺麗な地球儀を発見。なんてこった、すごい優雅そして大きい！！！
と思ってちょっと進むと…

えぇーーーもいっこあったーーー！

表面。細かい作業です。
説明を読むと、なんとこれらは1681〜1683年の間にパリで作られたもの。
ヴェネチアからルイ14世への贈りものらしい。
まさか300年近く前のものだなんて思えない･･･
美しすぎる。。。。

つづく。

つまり、味寺…？

↓いま展示中の私の作品。ちょっと分かりにくいかな。
展示が終われば全体像載せます。

歴史や思い出たちを瓶詰めに･･･

Temple du goût というナント市の持ち物である展覧会会場でやってます。一体どうやって訳して良いのか分からん名前の会場ですが、（私の友達はやってくるなり「あれ…てっきり何か食べ物展示してるかとおもった笑」と言っていた笑）（"goût"は "味"という意味がある）

古くて、すごく雰囲気のある素敵な場所です。


こんかいは様々な場所で同時に展示が行われていて、
私たちもMothershipという企画の一部で展示させてもらっている。
Ecole d'architectureでも展示をやっている。
話すと長いので、今回は写真ととりあえずのっけます

ここ、その建築学校。
2008年に建物完成したばっかで超綺麗！ユーモアたっぷり。
入り口入ってすぐ、エントランス。



オープニング前に掃除機かけてたらピロピロが写真撮ってくれた^^　熱心にやってた風に見えたのか知らないけど、先生に「マキコッあんまりやるとパフォーマンスだと思われるからそろそろ止めなさいっ」て軽く怒られた・・・？？？
掃除機かけてるとアートになっちゃう時代…に生きてるそうです私たち。


昨日ここで展示監視のバイトしてたら
事務のおばさんが「サラダいる〜？」って、
いきなりくれた！
不思議なお味、とにかく美味しくいただきました〜
ありがとう^^　ラッキーーーー！


明日はパリへ FIACを見に行きます。
ストライキばっかだから無事行けるか分かんないけど…
ミキティーに無事会えるかなーーー

それでは行ってきます^^

実は先日 Interview受けました。

Prun'!　というPodcastのある日の放送分に私が登場。

というのも、先日の展覧会で知り合った人が是非 Makikoに…と声をかけられ、ローカルテレビに引き続きこうしてPodcastにも登場させていただきました。
57:40あたり（全部で１時間６秒もあるんです）から私のインタビュー始まります。

主に前の展示の作品について私とインタビュアーが数分しゃべってる。
美術学校の廊下の片隅で2人、コソコソやったので
その時の状況を思い出すとちょっと1人笑える。

公共の電波に乗るって考えながらフランス語しゃべるのも、録音機近づけられて堂々としゃべるのもちょっと
慣れない…
ひょえーー自分で聞いてこんなんしゃべったっけと不思議。
っていうか私の声はこんななのか・・・

http://www.prun.net/download-podcast/redac/

こちらから "Ghetto Blaster 081010" (8/10/10の所)（2010年10月８日分を）ダウンロードすると聞けます。
ダウンロードはその横の
Télécharger le podcast gratuitement をクリックすれば何とかなるはず◎

もちろんフランス語。
（これで日本語だったら逆に面白いか…笑）


展示も無事終わりました。
詳しくは今日か明日書きます。

庭・街・しぜん

１週間くらい前の雨続きから一転、
今週は本当に天気が良くて気持ちがよいです〜

そんなときは買い物とか、

カメラもって街を歩いたり、

同居人は庭をいじり、

日々続くストライキを横目に、

制作の材料買いに行ったり、

夜のナントも歩いてみたり、

日曜は友達のうちへお昼ご飯食べに行ったり、

してます！

展覧会の設営は明日です！
こんな忙しい時期でも週末は週末。
展覧会の用件で、週末・学校外で先生や学生と会うことはまずほとんどない。
きっちり自分の時間がとれてすごく良いです。

明日は忙しいだろうなぁ
でもどんな展示になるのか楽しみだ^^