2012-10-30

不食、菜食、いろいろ食

ここはフランス、食に関して日々話が尽きない。




(アトリエからの帰り。鳥がすごい量でした)

ヨガを教えている 知り合いの女性(フランス人)が
ある日ナントに仕事があって来ていたので、うちで一緒に食事をすることになった。彼女は健康や美・食・スピリチュエルなことに関して興味津々。
私たちは例のごとく巻き寿司 を作ったのだけど、とっても喜んで食べてくれた(*o*)
私の経験だと、その手のフランス人は皆日本(アジア全般)を崇拝している。いわゆるZENの精神なのかな?



巻き寿司を頬張りながら、彼女はある話をし始めた。

世の中には一切食事をせずに生きている人がいるらしい、ということ。そして彼らは空気や自然から栄養を吸収しているとのこと。


(植物じゃないんやし!(*o*)ホンマかいな)


彼女が言うには、インド僧などに多く
もちろん誰にでも出来ることではないとのこと。
彼らの精神状態は私たちのそれとは違うそうだ。


不食を続ける彼らの健康状態はとても良好で、体に毒素が無いんだって。だから彼女もとても興味があるとか。

まずは様子を見るため、3週間 彼女もトライしたらしい。(水はある程度飲むらしい)結局3週間後、彼女は心臓の鼓動が早くなり断念。息子も挑戦したがあまりに痩せすぎたため断念したと(*o*)



彼女は言う。
「その時はダメだったけど、私、本気になれば出来るのよ!」





そりゃ3週間何も食べなければ
鼓動が激しくなったり痩せるのは当たり前だと
何も知らない一般人の私は思うのであるが。。



彼女の情報によれば、唯一フランスで不食の生活をしている人が、
ビックリなことにナントに住んでいるらしい(*o*)
「今回連絡はとらなかったけど、今度仕事で来る時は約束をとって会いに行くわよー!」と楽しそうにしていた。




不食を続ける人について ドキュメンタリー映画も出ていて、本当に話かもしれないのだけど やはり狐につままれたような感覚に陥った私でした。



でも食べる必要が無い生活って、買い物も料理も洗い物もしなくていいんだなー



楽かも。
でもちょっと寂しいかも。

世の中には 美味しい物がいっぱいあるからね。





そういえばフランスに来てから菜食主義者の人によく会うし、あとは果物だけしか食べないっていう友人の話も聞いたことがある。もちろんBIOの果物。食費が1人当たり1ヶ月10万円はかかるそうで。あとは砂糖も塩も食べられず限られたBIOの野菜と加工食品しか食べられない人も知ってる。ちなみに肉とチョコレートしか食べない友達もいる(笑)
いやー色んな人がいるなぁと日々思うわけです。


日本人は割となんでも食べる人が多い気がします。
それをフランス人に言うと 食のベースがまず違うやんけ、という答え。私たちは魚や野菜、豆、米が多いけど、欧米人はジャガイモに肉に乳製品ばかり・・・体のつくりもそりゃ変わってくるもんだ。



人をお家に呼んでご飯を食べる時は、なるべく食べられないものを聞くように心がけています。

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