2018-07-29

熱い激励

2002年3月のこと。


中学校生活も終わり、4月から入学する高校へ
新しい制服の試着に行ったときのこと。

倍率が低かったおかげで高校は地元のとある進学校に入学したのですが、それをとても誇りに思ってました。制服はブレザーで(中学はセーラーだった)それも嬉しかったし、新生活にワクワクな気持ちしか頭になかったと思います。

校門から出てしばらく歩いていると
私の横を通った一台の車が極端に速度を落とし始めました。
「なんだろう?」と目で追っていると、助手席の窓ガラスがシューっと下がって女の人が顔を出し


「⚪︎⚪︎高校に入学するんだよねーーーー!?」
 と大声で私に尋ねるではありませんか。


私の周りに人はおらず
明らかに私に質問している。
(なんで私が⚪︎⚪︎高校に行くことが分かったのだろう?)
とは思ったものの、
とりあえず

「はーーーーい!そうでーーーす!」

と大声で返したら、


めちゃくちゃ真剣な顔で
「頑張ってねーーーー!!!!!!頑張ってねーーーー!!!!絶対ねーーーー・・・・」(車は止まらずにそのまま走り去る)
 と、力強く激励されたのでした。






私、ぽかーん。。。(°o°)



今思うとすごく不思議なのですが、
その女性の応援が茶化したり、軽い気持ちで言ったんじゃないなっていうのをその時の私はすごく感じ取ったのです。

我に返って何か返事をしようと思ったのに、車はもう見えなくなってしまっていて、何も返せなかった。



新しいプロジェクトが始まったり制作のこと考えたり、いろんな人の縁に助けられて自分がいるなぁと考えていると、ふとその時のことを思い出す。


あのときの女性、誰だったんだろう。
なんで私に声をかけたのだろう。
私を応援してくれた理由はなんだったんだろう。
不思議な体験でした。

2018-07-28

ブリュッセル③

お犬様〜!!!
サリー(という友人の犬)
この犬の主はベルギーの国会で働いているキャリアウーマンなのだが、正直時々彼女の話についていけないことが多々。彼女の彼氏はジャーナリストなのですが、彼女同様、使う単語やいいまわしが他のひとたちと何か、違う!それか話している内容自体、すんごい具体的な政治の話であったり仕事の話が多いので、そもそも私の知っている分野から離れているせいかもしれないが。
話の流れや大体言いたいことがわかっても、話の奥底までわからないことがあって毎回彼らに会うと「わたしの仏語のレベル低・・・」って幻滅しそうになります。でも聞き返せば丁寧に話し直してくれるんだけどね。



みんなでタイ料理。


この日暑かったのに、その日頂いたワピースが可愛いくて、どうしても着たくて着て外に出たら、ちょーー暑かった
首が、、、暑いよ…

今回ブリュッセルの要素これっぽっちも無い投稿だね(笑)

ブリュッセル②

滞在中は暑い日が続きました。でも日本はこんな優しい暑さじゃなかったぞ…と思い直しました。
こちらにはクーラーはないけど、日陰とかに入れば大丈夫な気がします。まず湿気が大したことない。たまにフランス人たちが「今日はむぅっとする暑さだね」とか言うんですけど「それを言うなら、まずはアジア諸国に行ってからにしてくれ…」って思います。日本の湿気も、きっと東南アジアとかに比べたらどうってことないのでは?


(とあるお店のショーウィンドーの)ピカチュー…!

BOZARにて、Charlemagne Palestine ^^
大好き。


SOMEWHERE IN BETWEEN
CONTEMPORARY ART SCENES IN EUROPE
この展示もとっても見応えありました。いろんなキュレーションの仕方が見れてすんごく面白かったよ。

2018-07-27

ブリュッセル①

結婚式の翌日は重い体を叩き起こして電車に飛び乗り、そのままブリュッセルへ。

なんでこんなに暑い?

日本のようにクーラーがそこらじゅうにないので、暑さがどうしようもならない。



結婚式

翌日はルーシーとダヴィッドの結婚式でした!
私も少しだけおめかししてイザ出陣。ちなみにボリスケは証人だった。

フランスの結婚式は教会であげる人もいるけど、彼らはキリスト教信者でもないので無し。市役所で誓いの言葉を交わしサインをし、そのあとお城で宴でしたー

こんな高級車でやってきたよ!まじかよ!
 中へ。
 マクロン大統領が見てるよ

お城まで、みんな車移動

すんごい綺麗なザ・シャトーだったよ!こんな素敵な紫陽花も。
 ボトルでジャグリングするお兄さんがいたり。
 はじめはお庭で皆さん好きに飲んだり食べたり写真を撮ったり。その時間が4時間くらい?

で、やっと21時頃に中に入って席に着く。メイン! うずら、食べられない…

いろいろ催し物があったのだけど、カメラの充電が足りなくて全然写真撮れなかった。前日猫の写真撮りすぎちゃったよぉおおお

フランスらしく、チーズの山!
さすがルーシーとダヴィッドだなーって思ったのは、メイン料理以外全てバイキング形式だったこと。好きなものを好きなだけ。本当助かる。


最後はなぜかシャボン玉大会になって。
爆音で踊る人たちの横で私はひたすらシャボン玉を飛ばしていました。終わったのは朝2時半。新婚の二人が終始幸せそうで、本当に心が温まりました。


2018-07-26

パリ経由で北へ。

ドイツから帰ってきて
二日だけ働いて
また出発でーす…

今年の夏の移動距離多め。


目的地は北フランスなのですが、パリで電車の乗り換え。4時間あったのでパレドトーキョーに来ました。

ENFANCE
Encore un jour banane pour le poisson-rêve

まず入り口からこれですよ!


横山裕一さんの作品を見たかったのです。
(もちろん他のもだけど)
そして本当に偶然、横山Tシャツを来ていた私。
なんかよくわかりませんが渋い顔です。



メインの展示も良かったけど、私はこのLaure Prouvostの展示が好きだったなぁ!


毛利悠子さんの展示も良かった…
毎回パレドトーキョーはボリュームのある展示で心も頭も満腹満足。カフェで休憩。

アイスカフェラテを注文。おしゃれに言ってるけど、実際コーヒー牛乳ですよね。
ボリスケが飲み物を買っている間私は席で待っていたのですが、店員のお兄さんがボリスケに「牛乳もっと入れて欲しかったら気軽に言ってくださいね」と言ったらしい。ボリスケが抱えて持ってきたコーヒー牛乳は量が少なく、私はグラスを奪い取ってソッコーでカウンターのお兄さんに「牛乳もっと入れてください!」と懇願…(だって暑くて喉乾いていたし)
お兄さんは私の必死さにちょっとびっくりしていたけど
「そういうと思ってましたよ。」
と少し微笑みながら牛乳をたくさん入れてくれて、私は超満足でした。


そのあとリール行きの電車に乗って、ツイター
翌日のルーシーとダヴィッドの結婚式参加のため、北フランスにやってきました。ダヴィッドの弟の家にて。
この猫、なんと「マキコ」って名前なんですよーーー!!!!!!!
Mから始まる名前を探していた時、たまたまダヴィッドが私の話をしていたとかで、「じゃーマキコでいいんじゃない」って感じで決まった(はず)。私がいちおう名付け親的な。でもこの猫ものすごいシャイで、全然触れなかった…

こいつはジュジュ。ほかにももう一匹いたけど、次回。
 
コルテオ 太陽光発電