2018-12-06

日曜の昼のレストラン

オピロさんが来てる間、情報屋の同居人エリーズ(と私は名付けることにした笑)の提案でお昼ご飯をみんなで食べに行った。
わたしはイギリスに行っていたし、他二人も忙しかったし
「最近同居人3人あまりゆっくり過ごす時間がなかったから」っていう理由からだけど、なんて可愛い理由なんや!


今回エリーズに連れられてやってきたのは
何やら美味しいものが食べられるレストランらしい。そしてカードでは払えないから、現金を少し持っていかなければならないらしい。(フランスはカード社会で、3ユーロとかのものも全部カードで払えちゃうような国だからさ)


で、着いたレストランは何やら閉まってる様子。
しかもなんか寂れてる…?笑
誰もいない。

中に入ると「どーぞーどこでも座ってー」
と言われる。私たちが一番最初の来店者の様子。
内装はすごくざっくばらんで、日々レストランとして経営されていないことがよく分かる。

待っている間エリーズに聞き直す。ここなに?


ここは1ヶ月に一度、とあるアソシエーションによるフリープライスで美味しいものが食べられる場らしい。
ボランティアで数人の人が食事をつくり、来た人は自分の払いたい分だけお金を払う。食器を洗ったりテーブルを片付けたりは、食べた人たちが皆自分でする。

そんな話をしていると、テーブルにワインがやってくる。
でもわたしはドライバーだったので、残念ながら拒否。
たくさんの人でレストランがいっぱいになる。

食前酒の付け合わせ。
自家製ペスト。
6人掛けのテーブルに5人で座ってたら、年配の女性が一人「いいかしら」と言って相席。彼女は昔長いことロンドンでジャズ歌手をやっていたらしい。


ボルシチ!!
ちょーーーうまーーーーー
あったかーーーーー

ほんっとうに美味しかった。
寒い日曜日にぴったりの、暖かい料理。

デザートは火の通った洋ナシにチョコレートソースとアイス。
そしてもちろんコーヒー。
食後にはみんなで助け合って食器を洗う。
写真撮るの忘れたけど、
二つの大きなたらいに水が一杯入っていて、
一つ目のたらいで汚れを落とし、
二つ目のたらいですすいで終わり。


今日本でこんなことやると「汚い」って言って嫌がる人がいそうだけど、食器はちゃんと綺麗に洗われているし、何より消費する水の量が比べ物にならない。
衛生面で心配な人がいるのも、わかるんだけどね。でもわたしは全然平気。


最後の支払いについては、料理を担当した方が
「この箱にお金入れてねー。ちなみに材料費は、一食分3ユーロだったよ」
という。
みんな好きなだけ入れる。
誰もなにも言わないし、誰もなにもチェックしない。


なんかすごくホッコリする日曜の昼だった。
ただ食事しただけなのに、この満足感なに。(*o*)


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