2019-09-17

隠して笑うとダサいよ。

先日友人の誕生日会がとあるバーで行われ、顔を出した。
顔見知り程度だったゲイの友人がおり、なぜか彼と意気投合し色んな話をしたのだった。

そんな夜会の途中、突然彼が言った。

「牧子、まだ歯を隠そうとしているでしょ」


「!」


そうなのだ、わたしは少しでも歯列矯正の器具が見えないよう、笑うときも口を閉じて笑うようにしていたのだ。(詳しく言うと、実は口紅がよく器具につくので、それがものすごくダサいから隠したかった)


彼は
「器具をつけていることは誰もが分かってるんだから、隠すのやめなよ。ダサいよ。」

と、それはもうストレートに言うので
わたしはつい驚きのあまり爆笑してしまい
「うん、やめるわ。」
と一目散に歯を出して笑うことにしたのだった。



実は同じ話をカナダにいたときにも
別のゲイ友からも言われ(彼はもっとソフトな言い方だったけど笑)、実践できてなかった。



わたしの周りにはゲイ友がかなりいるのだが、
彼らといるときものすごく居心地がいい。

なぜかと考えたら、男性といる安心感と、自分が彼らの対象になっていないという安心感が一緒くたになってるからかな?と思った。だから恋愛の込み入った話もすんなりできるし、彼らといると変に外部から声をかけられることも無いし、とてもいい感じだ。
そもそもここフランスでは私は外国人といういわゆる弱い立場に位置し、ゲイの彼らも色んな形で社会的差別を何かしら受けたことのある人たちなので、わたしのことをよく分かってくれているんだと思う。

ま、でも気の合わないゲイ友もいるし、そんな風にカテゴリー化して話すこと自体よくないね。ごめんね。

ということで、器具をつけて笑うとこんな感じです
普段かけないメガネと一緒だと、なんか違う人みたいに見えなくもない。



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