2020-03-09

パリ② 偶然の再会

こちらパレ・ド・トーキョー。

Ulla von Brandenburg
Le milieu est bleu
インスタレーションの他に、ビデオ作品があったのだけど、とても面白くて最後まで見てしまった。世間から孤立した宗教的集団のようなものを写していたので、Midsommarを連想させました。グロテスクな感じはなかったけど。



毎回本当に面白い展示ばかりで、好きだ。





"Notre monde brûle"

Nicolas Daubanes



そのあとはサミーのアトリエへ。
とある本の出版記念?オープニングパーティ。

とっても失礼なことなのだけど、会いたかったパリの友人らに会えた嬉しさで、イベントのことはすっかり忘れてしまい、写真撮るのをすっかり忘れてしまった。ただ、この日初めて会った人でこんなカバンを持っている人がいたよ!
すっかり透明!!!😱😱😱😱😱
中身丸見え!!!


スリが多くて怖い怖いという日本の観光客にとっては衝撃的かもしれない。ちなみに危ない目にあったことある?って聞いたら
「一度もないよ!丸見えだから、カバンの中はいっつも片付いいて一石二鳥」って言っててみんなで爆笑した。笑
でも私がこのカバン使う勇気あるかって聞かれたらやっぱり返事は「NON」だと思う。きっと観光客目当てのスリに標的にされちゃうだろう。




そしてなんと、
この日のパーティで、なんと10年前私が美術学校生だった時に講師で来ていたアーティストに偶然再会した。

こちら懐かしい。
彼のアートプロジェクトの一環だった、はず。 彼の名前はミカエルという。
http://makiko-f.blogspot.com/2009/12/blog-post_04.html




タイミングを見計らって話しかける。
「あのー…ミカエルですよね?私、ナント美術学校の学生をしていた2009-10年、講師で来られていました」と話すとすんごくびっくりした顔で
「え!だいぶ昔のことだけど、そうだよ!君は…、えーと?」
といって全く私のことを覚えていなかった笑

そりゃそうだ。当時私は仏語をうまく話せず、彼と直接1対1で話をしたこともほとんどなかったと思う。第一、彼のプロジェクトもいまいち理解できてなかったし、展示もみんなで一緒にしたけど、内容についてはあんまり覚えていない。笑


…なんてことは本人には言えなかったけど。言ってもただ爆笑されるだけで、言ってもよかったかもしれないけど。


当時の裏話、ナント市のアート計画のはなし、共通の友人のはなし、いろんなことを彼と話した。当時、これだけ会話ができたらどんなによかっただろうか…と思った(会話できなくてもそれなりに楽しかったけど)

それにしてもあんなしょぼい語学力でよく先生方とコミュニケーションとっていたなぁと思う。自分の思いを伝えるのに精一杯で、多分彼らから吸収できたことは実際あんまりないんじゃないかな。いや、自分が気づいていないだけで、ちゃんと勉強になっていたのかもしれない。分からぬ。

しかし
自分がどうやって美術学校のマスターを卒業できたのか、今でも謎だ。




まぁ過去は過去。
ミカエルとはまたどこかで会うだろうなぁと思った。懐かしい時間を過ごした。

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