2025-05-31

ルーアン

 街中まで車で送ってもらい、電車まで1時間あったので大聖堂を見に行った。
すごい久しぶりに来たなぁ!
ところどころ、思い出す記憶。
道を歩いていて、昔来たことがあるカフェやレストランなどを見つけて、わさぁーーーと昔の記憶が戻ってきた。
もう全然連絡とってない昔の友人たち。
みんな元気してるかな。会ってたのはもう10年前とかだもんね。
当時のことを思い出すと、ちょっと大袈裟かもしれないけど全然違う人の人生を思い描くようだ。同じ自分が見て・体験してきた日々なのに、あまりに自分の生活・人生が変わってしまって俄かに信じがたい。

そう、最近思うのだけど昔の牧子をどこかに置いてきた気がする。
そろそろ探し出して、今の牧子と対話させる必要があるように思う。



街並みが可愛すぎて、歩くだけですごく楽しかったルーアン。昔ながらの木造の建物が素敵だしおすすめです。

帰りの電車はスカスカだったが、再び人混み最上級試練の駅、メトロという難所を超えて無事シャチョー宅につきました。一仕事終了。ホッとしたー

2025-05-29

パリ、ルーアン

パリではジョルジュも合流して、翌朝まちを歩く。
彼は秋に写真家と一緒に出版する本の打ち合わせで上京していた。


Paris Print Club
33 ter Rue Doudeauville, 75018 Paris
リトグラフ展示してもらっていたー!ありがとう
わたしがちょくちょくお世話になっているこの共同アトリエ(主に版画など印刷関係)、設立から10年だったらしく、こんなTシャツいただきました〜!ありがとう。
ギヨームと近況報告などだべる。
その後美術館とか行って展示とかみたら良かったんだろうけど、ジョルジュと当てもなく色々歩いた。
そして夕方シャチョー宅に戻る。

翌朝わたしは早起きし、サン・ラザール駅へ。
朝のパリ、人が多すぎてちょっと戸惑った。東京に比べたらへのカッパだろうけど、わたしは都会に住んだことがない地方の女なので。人酔いというか、心臓がやたらドキドキしてちょっとしんどかった。
電車に乗り込み、ルーアンまで電車で1時間。

ルーアン、昔長いこと付き合っていたBがルーアンの出身だったので、時々来ていたなぁー
おそらく8ー10年ぶりに来たのだけど、全然覚えていなかった。。。

ルーアンのFRACで秋に個展をするので、その視察です。中心地から外れたところにある、初めてきたー
FRAC Normandie はCaenカーンとRouenルーアンの2箇所場所を持っている。
また、広いんだわこれが
スタッフの方々とは前からやりとりをしていたのですが、顔をあわせたのは初めて。新しいディレクターは、中国の北京に12年も住んでいたフランス人女性。めちゃくちゃ良い印象を受けたし何より目をまっすぐみて話してくれる、すごい良い出会いであった。
カーンのアートテックのわたしの個展をみて、彼女がぜひ牧子に、とオファーをくださったのだ。



作品・展示プレゼンをし、情報交換をして、頭がいっぱいになってFRACを後にした。

田舎からパリへ

週末は田舎で一人ゆっくり過ごした。
久々に雨が降ったので、乾いた地面が嬉しそうだった。


今わたしの一番贅沢だと思う過ごし方、昼下がりに自然いっぱいの屋外で本を読むこと。
月曜日は町の小学校へ行って、日本とか自分の作品の話とか。全校生徒が30人とかの小さな学校だ。プロジェクターの質が悪すぎて自分の作品を全然よく見せられなかったーちょっと不完全燃焼だけど、日本に関してみんな興味津々で面白かったのでそれはそれでよしとする。
漫画やアニメの浸透が凄すぎて、こんなにポピュラーな国って他にあるか?と改めて唸った。

その後電車に乗って田舎とはバイバイしたのだけど、一つ目の電車は30分遅れるし、そのせいで2本目の電車に乗れなくて結局1時間遅れでパリに到着。
リール駅。
2本目の電車に乗り込んだはいいものの、出発前に駅員さんがやってきて「皆さん全荷物を持って、一度電車の外に出てください」と言われる。持ち主不明の鞄が見つかったので、一応チェックするのだとか。どんなふうにチェックするのかなーと思ったけど、結局は警察犬だった。こんなに機械やAIやらが発展しているのに、こういう時一番頼るのは犬なんだ!と感心した。
無事パリに到着ー
シャチョー家族の家に泊まりました。

2025-05-24

マティス美術館

田舎を堪能する。

この日は自転車もなく、車もなかったので周囲を歩いてみた。
まじで何もない。

翌日、車が空いていたのでプールまで行ってきました!

田舎のプールほど素晴らしいものはない。
ガラガラ、しかも清潔!
その後はカトー=カンブレジLe Cateau-Cambrésisへ
わたしが滞在しているアーティスト・イン・レジデンス先から車で30分程。まずは泳いで適度に疲れた体に美味しいフライドポテトと串鶏を。
運動の後に食べるカロリー高い食べ物(しかも屋外で食べる)は最高じゃー
なぜここに来たかというと、ここカトー=カンブレジはアンリ・マティスが生まれた場所であり、立派なマティス美術館があるからです!
マティスはてっきり南仏の人かと思ってたけど、北フランス生まれだったんだね。全然知らなかった

数ヶ月前改装工事が終わって、リニューアルされたそうです。

めちゃくちゃ堪能して、マティスの生涯を丁寧に追えて、お腹いっぱい。改装前の方が良かったという声を聞いたけど、十分改装後も素晴らしいと思ったけど。
マティス本人が寄贈したデッサン群も良かった。


その日の夜はマティスの実家で行われているJean-Claude Demeureの展示のオープニングへ。
ジャン・クロードはわたしのプロジェクトを手伝ってくれるアーティストでもある。
それにしても「マティスの実家で展示する」ってすごいフレーズだな。

 
コルテオ 太陽光発電