メール・ド・グラス（氷海）

もうシャモニーから戻ってきてるのでだいぶ前のことのようですが、回想です。

メール・ド・グラス（氷海）を見に行きました。

とてもわかりやすくて詳しい記事（日本語）を発見したので氷河についてもっと知りたい方はぜひご覧ください。

地球温暖化のため氷河はとてつもない速度で溶けてきているのです。

ジョルジュはシャモニーに住んで２年になりますが、最初訪れた時に比べて違いは目に明らかだそう。

Montenvers駅から電車に乗ります。

可愛い赤い電車。往復で40ユーロくらい。

やほー

20−30分ほど登ります。

着いたー！

土砂が被っているのでわかりにくいですが、下に氷河があります。

ここからロープウェイに乗ります。あっという間

駅で降りて、そこから長い階段をおります。そして洞窟に着いた！階段を降りている最中、周りの岩が崩れて落ちてくる音も聞いた。岩と岩がぶつかる鈍くて深い音がすごく迫力ある。。。

めちゃくちゃ神秘的。美しい！

ぼたぼたと水が滴っていて、美しさとは裏腹にめちゃくちゃ怖い。いつ氷が割れないか、とすごく不安になるのは私だけなんだろうか。

この洞窟も長くは持たないだろうということで、すぐ隣にまた別の洞窟をほっているそう。

洞窟の周りはあちこち不安定なので、プロのガイド無しに歩くのは禁止されている。でもまぁ多いこと、この標識を無視してズンズン歩いて行く人。何人も目の前で見た。本当に脳みそが無い。何かあったらどうするんだろう

ロープウェイの駅。

ここのスタッフの人が、おそらく？個人で爆音でレゲエを流していた。

メール・ド・グラス（氷海）を間近に見ると　神聖で美しい様子にただただ感動するのだけど、こうして横でズンチャンとレゲエが流れてくるこの悲しさよ。しかも上にあるカフェも同様、しょうもない音楽が中でも外でも流れていて、すごく絶望した。

そうだよね、そこのスタッフの人にとってみれば、毎日同じことの繰り返しでつまらないから、音楽でも流したいんだろうけどさ。。。

簡単なルールも守れない観光客のレベル、自然の美しさを台無しにするスタッフの軽率さ、なんかすごく複雑な気持ちで戻ってきた。