2012-04-30

ThrillerとY先生

急に春の陽気が戻ってきた!

 (最近のアトリエ)
(アトリエの周り1)
先週出来た口内炎がめっちゃ痛くて、まるで虫歯が出来たみたい(*o*) 美味しいご飯もチョビチョビ食べます。染みる!
とにかくしょっちゅううがいをして、口内を清潔に保ちます。


前回子どもの頃の記憶を書いたから、
そのついでに中学校の思い出話を一つ。

(アトリエの周り2)

中学校3年の時の担任のY先生、英語の先生でカッコよくてたくましい女の先生だった。

クラスの雰囲気も良くて皆仲良し。
ある日英語の授業があって、でももうテスト範囲も終えたしどうしようかーとなったとき、Y先生は私たちに「これ、他の先生に言ったらだめやよー」と言いながら、Michael JacksonのThrillerのミュージックビデオをノーカット(+大音量)で見せてくれたのだ!


まいけるじゃくそん、、、って、
そりゃ名前は知ってるけど、



インターネットも回線で1回1回繋ぐ時代に、そんな洒落たものを田舎の中学生がしっかりと見たことあるはずもなく、


中学校の教室で、ひとり
体中に電気が走ったのを覚えている。

そう、まさに震えた。
(その時座ってた席の場所も忘れない。)



見終わった後のどうしようもないあの無力感。、
私はなんて狭い世界に生きていたのか、と。
とにかく衝撃だった。

脳内にある知識全部を、ミキサーに入れられたかのごとく
次の休み時間放心状態になった。


あれほどカッコイイものを、
それまで1回も見たことが無かった。



世界って、広いんだ・・・・・て、

ちょっと大げさだけど、心の底から真剣に思った。
そしてその感動をちゃんと分かち合える友達が周りにいたし、それもすごく嬉しかった。
同時に自分はこんな日本の片隅で何をやっているのだ、と。


クラスの誰々くんがカッコイイとか、
スカートの丈がどうだだの、
なんか全部どうでもいいやって思った。



「スリラー」って、漫才とかバラエティでネタにされたり、
マイケルジャクソンはスキャンダルでいっぱい。
ちゃんとした形で彼の作品を見せてくれた人は、そのY先生が初めてだった。
スリラーのことだけじゃないけど、 Y先生とはいっぱい思い出がある。今でも大好きな先生^^

Y先生には高校、大学、フランスに来てからも手紙を送っていた。昨年からそういえば連絡をしていなかったから、また連絡を取りたいと思いました。

先生なんだけど、全然「先生」を演じない先生だった。
嫌なことは本当にめんどくさそうにやるし(笑)、
ここぞという時には本気の顔でやってた。
そういう素直な態度が私はとっても好きで、私たちを生徒としてでなく、対等に接してくれていたように思う。





今見てもその感激を思い出す。
でもたった10分程度のものだったなんて!!
もっと長い映像かと思っていた(*o*)



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