2023-04-23

大きい絵を電車で運ぶ

もう1週間前になりますが、壁画制作を中断して急遽パリに1泊2日で行って来ました。なぜならグループ展が決まったから。しかし大きな絵画(120x105センチ)2枚を電車持っていくことになり、かなり緊張していた。

本当におっきいのです。。。 すでに、家を出てバス停まで行く間に、すれ違った子どもに「ダンボールが動いてる!」と言われたくらい(笑)
バス停までいくだけでかなり疲労し、腕もプルプル。。。こんな調子でパリにいけるんだろうかと思っていた。
 
チケットのQRコードを機械に提示してプラットフォームにたどり着くも、そこにいた職員のおばさんに「あなた、ちょっとそれ大きすぎますよ」と言われる。
私「知ってます。おそらく罰金払いますよね」
おばさん「車掌に聞いてみて」
私「はーい」

私は昨晩眠れなかったくらい、緊張していた。
罰金っていくらなんだろう。嫌な顔されないかな、こんな大きい荷物おくところあるのかな。。
 
で、いざ車掌を見つけたので自分から話しかける。
私「こんにちは!これ、『ちょっと』大きいって言われたんですけど(てへ)」
車掌1「ちょっとっていうか、かなり大きいですよ」
車掌2「うーん、これは何ですか?」
私「絵画です。大きすぎて、罰金ですよねー」
車掌2「うーん、、、」
車掌1「自転車おくところならいけるんじゃないか」
車掌2「あぁ、そうだね。マダム私に付いて来てください」

一緒に歩き出す
車掌2「それはあなたが描いた絵ですか?それとも買ったもの?」
私「私が描きました。こんな大きい絵買う予算ありません!笑」
車掌2「そうですか、本来ならこの大きさの荷物には追加料金が発生するのですが‥まぁ(ごにょごにょ)
私「ありがとうございます!!!」
車掌2「私は昔==という画家の絵を買いましてね、知ってますか?」
 
そのあと==という画家(私は全く知らなかった)の素晴らしさを語り続ける車掌さん。。めっちゃ嬉しそう。多分その話がしたかっただけでは。笑
 
そんなこんなで、ちゃんと場所を見つけて、専用ベルトまでつけてもらった。 罰金も払わなかったし、しかもこの車両で空いている席を調べてくれて、「ここに座っていれば荷物の横で安心ですから、どうぞ」と言われる。

SNCF最高か! 
っていうか私本当に運が良い。良すぎる!!!
 
もちろん ==という画家を調べて、その車掌さんが見回りで来た時に「この画家ですね!」と言って見せたらそれはそれは嬉しそうにしていらっしゃった。。そんな愛される画家に、なりたい。。
 
無事モンパルナスまでついて、 ギャラリストのローラが迎えに来てくれた。2人で一緒に運ぶ。めっちゃ助かる!
場所はサンジェルマン・デ・プレのとあるアパルトマン。昔版画作家だった女性アーティストの家だ。
 
おそらく億越えのアパルトマン。。。 リッチ良すぎるし内装も素晴らしいから当たり前だよね。


絵を運び終えたので、任務完了!その日の夜はオープニングパーティがあったが、私はくたびれてくたびれて。。。ローラの人柄のおかげなのか他のアーティストの力か、信じられないくらい多くの人がいらした。驚いた


その日は私は展示会場となるアパルトマンに泊まらせていただき、翌日は街を散策。朝7時半からプールにも行った。壁画制作しているレンヌ近郊にはプールがないので、久々にプール行けて嬉しかったーーーー

ギャラリーに滞在して夕方ナントに戻りました。

 
モンパルナス戻る途中、すごいカフェがあるなーと見上げたら、あみかさんが昔通っていたカフェカセットだった!すごい変化している。
 

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