次の日、2週間ほど滞在したカーンを後にする。
パリ行きの直通電車があまりにも高額だったので、ローカル線を乗り継いでいくことにした。が!2つ目の電車が削除されたみたいで、車掌さんに別の乗り換えを指示される。結局ルーアンまで行って別の電車に乗り換え、結果予定より1時間半遅れで着いた。。。
雨も降ってるし、とにかく荷物が多過ぎてタクシーに乗ることにした。パリでタクシーに乗るなんてよっぽどないことだからめちゃくちゃ変な感じがした。
そしてサミーとセヴリーヌのお家に着いた。
本来なら荷物を置いてすぐに版画アトリエへ行って作業をするつもりだったけど、あまりに荷物が重過ぎたのか、ここ2週間の疲れがどっと出たからか、版画アトリエに行くのは中止した。その代わり周りをちょっと散歩して、夕方はサミーとセヴリーヌと一緒にご飯を食べた。彼らは翌日日本へ出発する予定になっていたので、日本語の勉強とかも兼ねて。
翌日は美術館とかをまわった
Fondation Cartierで
Olga de Amaral
一度彼女の作品を生で見てみたかったここは庭も綺麗です
風が冷たかったので近くのアジア系レストランでフォーを。人がめちゃくちゃ良かった
そのあとはMusée d'art moderneへ。
国公立の美術館は、私はタダで入れる。それはMAISON DES ARTISTES(美術作家協会)に入っている特典であり、私立の美術館や財団とかでも割引が適用されることが多い。
ここでもいつものように証明書を見せると受付の若いお姉さんが
「この証明書は今年1月に発行されたもので古いです。6ヶ月以内に発行されたものはありますか」
というではありませんか。
確か1年以内に発行されたもので良かったはずだけど、ここは違うんだなぁ。。。
私は「探してみます」と言って、メールの履歴を探したり、サイトにアクセスしたりして10分くらい(!)粘ったのだが、なぜかサイトにはアクセス出来ないし適した書類が見つからない。かなり焦る。窓口はガラガラだけど、その人の真向かいで10分間携帯をいじり続ける私。めちゃくちゃ気まずい。
私「申し訳ないのですが、どうしても見つけられません」
お姉さん(めちゃくちゃ嫌そうに)「それでは困ります。。今回は見送りますが、次は気をつけてください。こちらの立場もありますので、分かりますよね?」
(なんでこんな偉そうなん…)
私「すみません」
お姉さん「それで、どの展示を見たいんですか」
私「え、全部ですが」
お姉さん「はぁ〜(ため息)」
え!
ため息!!!
うそやん!
感じわる!!
この彼女の最悪な態度に、久々にめちゃくちゃきれた。
でもここで怒ってはいけない。こんな態度をしながらも一応私をタダで入れてくれるんだから。しかし書類がちょっと(数ヶ月)古いからと言って、これほど頑なに拒む人も珍しい。「上司からもこうしなさいと言われていますんで」とか言ってたけど、誰も監視してないし、よくない?このちょっとだけ古い書類で誰が困るんだろう?他の美術館、全部これでOKだったんだけどな
心がズタボロになったよ…
感じわる。。
展示見たあとコーヒー頼んでむかいで飲んだ。
カフェのお兄さんが「ちょっと多めに入れとくね〜」と言って、少し多めに淹れてくれた。嫌なこともあればいいこともあるね。いい人もいれば嫌な人もいる。
Palais GallieraでStephen Jones!ここでおピロさんと、おピロさんの友人のゆーぞーさん、そして奥さんのヨリちゃんと合流。彼らの新婚旅行を、おピロさんがコーディネートしてやってきたのだ。
そしてヨリちゃんのコミュニケーション能力高過ぎて、ネイリストって確かに喋らなきゃいけないものなぁ〜すごいなぁと感心した。初めて会ったのに、いろんな話ができてめちゃくちゃ楽しかったー!!
みんなでご飯を食べて、久々に日本語で話ができてとても面白かった。
ありがとう!
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