2025-07-03

犬たちを見ながら考えた

 エルモがわたしのアトリエに遊びにきてくれた。
かわゆす
少し天気が良くなってあったかくなりました!
やっと半袖で、上着なしに歩けた
ファミリーの犬のエルモ、そして
マイロ。2匹いる。

工芸のアトリエ
ここで仕事できるのももう少しだけ

なんでわたしこんなに英語下手くそなんだ、と毎日落胆しながら過ごしています。でもできないながらに、不思議とスタッフの皆さんとのコミュケーションはどんどん楽に・円滑になっていく。出発の日を考えるとめちゃくちゃ寂しいので考えないようにしている。全然帰りたくない!

とあるイギリス人アーティストが、作品設置のために3日間島に滞在した。彼女は初日一緒にサウナに入ったりしたのだけど、翌日から「ソーシャリゼーションがちょっとキツい…」と言ってサウナに来なくなったし、スタッフの皆さんとの会話は少なく、もともと知り合いのスタッフとだけ話をしていた。(感じのいい人だし優しいしわたしは好きだが)

それを見てわたしは
「英語話せるのに!(イギリス人だから当たり前・笑)もったいない!なんで!」と思った。
わたしはコミュニケーションは問題なく出来ていても、細かい話になった時に着いていけなくなったり、自分の思いを的確に言えない時がある。それがものすごく歯がゆい。


わたしが初めて日本国を出たのは2007年。ボルドーに1ヶ月のフランス語研修を一人で受けに行った。仏語はもちろん・英語なんて全然出来なかったし、知り合いも全然居ない地に一人で向かった。当時語学学校で知り合った日本人の女の子は帰国子女の学生で、英語はネイティヴレベル。仏語は第二言語で趣味で学びにきている、と言っていた。(趣味レベルでもわたしよりレベルの高いクラスにいた笑)
わたしは自分は英語全然できないと言ったら「え?仏語も初級レベルで、よく海外一人で来ようと思ったね!わたしなら絶対怖くて無理!」と、全く悪気なく言われた。
(今思い返したら本当に笑える)


確かにそう思うのが普通だろう。
ただ当時わたしはめちゃくちゃ若くて、全てが冒険だったし全てが楽しかった、発見だった。若いからこそ出来る怖いもの知らずのパワーが本当にすごかった。凄すぎて盛大な拍手を送りたいくらいだ。なんであんなに熱かったんだろ


あの時ちょっとは怖いながらもええーい!と行動に移した自分にあっぱれだ。
あれから18年経ったけど、気持ちは変わってない(つもり)。嫌だなぁ怖いなぁと思うこともいっぱいあるけど、別に失敗したところでそれはそれ。と思ってやっている。
 
コルテオ 太陽光発電