ずっと前から書きたかったけど、なかなか書けなかったことを書きます。
フランスに住んでずっと、テレビを持ったことがありません。日本の人にとっては驚かれるかもしれないけど、私のフランス人の友人（美術系）の間ではテレビを持っている人の方がむしろ少ないです。
ファーマシーで働き始めてから、美術畑以外のフランス人らと話す機会が増え、やっとそのとき「フランス人もテレビ見るんだ！」って知った。笑
一般的に今はNetflixとかあってテレビを持っている人も多いと思いますが、私自身、情報収集はほとんどネットとかラジオとかです。
日本に関しての情報はとても簡単に得られます。
政治関連はツイッターが一番便利です。しかし数年前から「ん？」と思うことが増えていきました。そこで得られる日本の情報は、とても心苦しいものばかりです。現役自民党議員の問題発言などを目にしたときは、怒りと絶望で言葉を失いました。
「そもそも国民に主権があるのがおかしい」
「国民の生活が第一なんて政治は、私は間違ってると思います」
「政権を握っているのは総理大臣」
「LGBTは生産性がない」
これ、ほんの一部です。
本当に今政権を握っている自民党の発言なのか？どこかの独裁国家じゃないのか？
そんな国に、今も私の家族はみんな住んでいるのか？
消費税も10%にあがった。社会保障費の埋め合わせに使われると謳われました。ところが実際蓋を開けてみると、大企業の法人税の減税等に当てられている。消費税だけでなく出国税なんていうのも導入された。走行税の追加も検討されている。アメリカから莫大な戦闘機を購入する一方で、生活保護の減額を行う。なのに世界各国へ国民の血税をばらまく…
貧乏人は死ね、ということか。
かなり大雑把に書いていますが、こういった怒りが日々絶えません。
小学校のとき、夏休み中に一日だけ学校へ行って戦争について学んだあの頃。子供ながらに、戦争というものはだいぶ昔に起こったもので、今はもう終わったものと思っていました。なかなか実感を持って取り組めなかったように思います。
だけど今も、規模や背景や場所が違うとはいえ、まさにその戦争が起こっている。でも日本ではそんなに報道しない。
日本は中東に自衛隊を派遣する決定をした（野党は撤回を求めているけど）。そんな中、安倍首相は自らの中東訪問を延期。自分だけ逃げる。そこに行くのが危ないってわかっているのなら、自衛隊なんて派遣するな！戦争したいんだったら、行きたい人だけが行けばいい、そう、総理大臣とか。
日本という国が異常な方向に向かって行っている事実を、日本の人は皆あんまり気づいていないのではないかと思います。日本で過ごしたこの10日はものすごく楽しかった。テレビを見てもバラエティーや漫才ばかり。ニュースでも自民党に有利な情報しか流していないように思います。オリンピックで盛り上げようと必死。（そのオリンピックにも大変な税金が使われている。）
買い物に行けば店員さんは親切だし、素晴らしいサービスが低価で得られます。（スーパーでミカンを箱買いしたとき、店員さんが箱を開けて全部のミカンを調べてくれた。そして傷んだものがあれば交換してくれた。これには私、開いた口が塞がらなかった…）
そんな状況にいれば、日本の将来を危ぶむ気にさえもならないのかもしれません。でも確実に少しずつ、日本は貧しくなっている。数年前から私の周りで、フランス人たちがここぞとばかりに日本旅行をするようになりました。なぜなら「安いから」。
日本で過ごした年末年始、あまりに楽しかったので 自分が得ていた情報がすべて嘘のように思えました。だけど残念ながら嘘じゃない。日本で過ごしていると、それが見えにくくなっているだけ。
両親と今の情勢について話すことが出来て本当に良かった。姉兄らとは、政治の話をするようなゆっくりした時間は持つことが出来なかった。横から見ていて、本当に彼らは子育てに一生懸命だった。でもその子供たちの将来のために、今目を見開かなきゃいけないのかも。
でも、日本では政治の話をする、そもそも何かを「批判すること」は少し憚られる風潮があります。白い目で見られるというか。私がそういう話をしだすと「何怒ってんの」と言われそうです。でもね、じゃあ、いつ怒るのよ。。今の状況にすべて満足出来るって、自信持って言えますか。それだけ、情報調べてますか。日本は平和とか言ってるけど、性犯罪の量、ハンパないんです。
もちろん私もまだまだ無知だ。もっと調べて確かな情報を自分で見極めていかなければならない。でも外にいるからこそ見えてくるものがたくさんあるのは事実。
すいません、今回のブログ、人によっては全然面白くない内容でしょう。
ただこの怒りを持っていながらに、ただ楽しいだけの日本の日々を書くことが出来なかった。あまりに悔しいです。
私の大好きな姪っ子甥っ子の将来が、今後今の独裁政治によって壊されるのではないかと、私は本当に怖い。
フランスに住んでずっと、テレビを持ったことがありません。日本の人にとっては驚かれるかもしれないけど、私のフランス人の友人（美術系）の間ではテレビを持っている人の方がむしろ少ないです。
ファーマシーで働き始めてから、美術畑以外のフランス人らと話す機会が増え、やっとそのとき「フランス人もテレビ見るんだ！」って知った。笑
一般的に今はNetflixとかあってテレビを持っている人も多いと思いますが、私自身、情報収集はほとんどネットとかラジオとかです。
日本に関しての情報はとても簡単に得られます。
政治関連はツイッターが一番便利です。しかし数年前から「ん？」と思うことが増えていきました。そこで得られる日本の情報は、とても心苦しいものばかりです。現役自民党議員の問題発言などを目にしたときは、怒りと絶望で言葉を失いました。
「そもそも国民に主権があるのがおかしい」
「国民の生活が第一なんて政治は、私は間違ってると思います」
「政権を握っているのは総理大臣」
「LGBTは生産性がない」
これ、ほんの一部です。
本当に今政権を握っている自民党の発言なのか？どこかの独裁国家じゃないのか？
そんな国に、今も私の家族はみんな住んでいるのか？
消費税も10%にあがった。社会保障費の埋め合わせに使われると謳われました。ところが実際蓋を開けてみると、大企業の法人税の減税等に当てられている。消費税だけでなく出国税なんていうのも導入された。走行税の追加も検討されている。アメリカから莫大な戦闘機を購入する一方で、生活保護の減額を行う。なのに世界各国へ国民の血税をばらまく…
貧乏人は死ね、ということか。
かなり大雑把に書いていますが、こういった怒りが日々絶えません。
小学校のとき、夏休み中に一日だけ学校へ行って戦争について学んだあの頃。子供ながらに、戦争というものはだいぶ昔に起こったもので、今はもう終わったものと思っていました。なかなか実感を持って取り組めなかったように思います。
だけど今も、規模や背景や場所が違うとはいえ、まさにその戦争が起こっている。でも日本ではそんなに報道しない。
日本は中東に自衛隊を派遣する決定をした（野党は撤回を求めているけど）。そんな中、安倍首相は自らの中東訪問を延期。自分だけ逃げる。そこに行くのが危ないってわかっているのなら、自衛隊なんて派遣するな！戦争したいんだったら、行きたい人だけが行けばいい、そう、総理大臣とか。
日本という国が異常な方向に向かって行っている事実を、日本の人は皆あんまり気づいていないのではないかと思います。日本で過ごしたこの10日はものすごく楽しかった。テレビを見てもバラエティーや漫才ばかり。ニュースでも自民党に有利な情報しか流していないように思います。オリンピックで盛り上げようと必死。（そのオリンピックにも大変な税金が使われている。）
買い物に行けば店員さんは親切だし、素晴らしいサービスが低価で得られます。（スーパーでミカンを箱買いしたとき、店員さんが箱を開けて全部のミカンを調べてくれた。そして傷んだものがあれば交換してくれた。これには私、開いた口が塞がらなかった…）
そんな状況にいれば、日本の将来を危ぶむ気にさえもならないのかもしれません。でも確実に少しずつ、日本は貧しくなっている。数年前から私の周りで、フランス人たちがここぞとばかりに日本旅行をするようになりました。なぜなら「安いから」。
日本で過ごした年末年始、あまりに楽しかったので 自分が得ていた情報がすべて嘘のように思えました。だけど残念ながら嘘じゃない。日本で過ごしていると、それが見えにくくなっているだけ。
両親と今の情勢について話すことが出来て本当に良かった。姉兄らとは、政治の話をするようなゆっくりした時間は持つことが出来なかった。横から見ていて、本当に彼らは子育てに一生懸命だった。でもその子供たちの将来のために、今目を見開かなきゃいけないのかも。
でも、日本では政治の話をする、そもそも何かを「批判すること」は少し憚られる風潮があります。白い目で見られるというか。私がそういう話をしだすと「何怒ってんの」と言われそうです。でもね、じゃあ、いつ怒るのよ。。今の状況にすべて満足出来るって、自信持って言えますか。それだけ、情報調べてますか。日本は平和とか言ってるけど、性犯罪の量、ハンパないんです。
もちろん私もまだまだ無知だ。もっと調べて確かな情報を自分で見極めていかなければならない。でも外にいるからこそ見えてくるものがたくさんあるのは事実。
すいません、今回のブログ、人によっては全然面白くない内容でしょう。
ただこの怒りを持っていながらに、ただ楽しいだけの日本の日々を書くことが出来なかった。あまりに悔しいです。
私の大好きな姪っ子甥っ子の将来が、今後今の独裁政治によって壊されるのではないかと、私は本当に怖い。
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