2020-02-14

納豆

私は納豆が好きです。
でも納豆だけではなく、納豆のタレと合わせての納豆が好きです。つまり納豆のタレが好きなだけかもしれないけど。



私と同じレジデンスをしているルイは、料理で色々実験をするのが好きだ。私が年末年始に日本へ行くのを聞きつけるとすぐに
「牧子、コジ買って来てくれない?」
と言って来た。
コジって。。。何や?

「残念ながら私はコジというものを知らない。それは一体何か?」
と聞くと、粉状で、菌で、発酵させて、、、説明しだすので

「あーーー!!麹ね!コウジ!!!」

ルイ
!!!!
「だから!それ!今!僕!言ってたよね、コジって!!!!」
(プンプンした顔)


これ実は外国人あるあるで、
コウジが言えずにコジと言う。
おばあさんと言えずにおばさんと言う。。

こういう微妙な発音の違いで、全然伝わらないことがある。



そんなこんなで、彼の欲しい麹をネットで探し注文。そのとき私は見逃さなかった!同じサイトで納豆菌が売ってることを!!!!
納豆の話をするとルイは「あぁあの雑巾が腐ったみたいな匂いのやつ。まずいし僕は食べないけど、作ってみたい!」
というので、納豆菌も一緒に購入。

私が日本から戻ってからもなかなかお互い忙しく、この間やっと時間を見つけて作りましたー。中華系スーパーで大豆も見つけた。


なんと発酵させる箱作りから開始(笑)
中に耐熱材?というのかな?を張り巡らせる。
この箱に名前つけていいよ、て言われたので
考えた末「お風呂」にした。OFURO!
中には温度を一定に保つパネルみたいな?ものが入っている。
そのスイッチも、別にそのままにしておけばいいのに彼は「お風呂の表面に固定させるべきだ。その方が綺麗」と言って聞かず。
箱を作るのに数時間を要し、結局圧力鍋で豆を煮て菌を混ぜて中に入れる作業は30分程度だった。
主に日曜大工(を眺める)時間だった。(私は横で茶を飲んでいた)
500グラムの納豆を仕込み、私は帰宅。
彼はその後も35〜45度くらいの温度を24時間保ち続けた。
(彼は中の温度がわかるトランシーバみたいな機械を持っていた。そして小数点以下二桁までの少量のための測りも持っている。袋の中を真空パックにする機械も持ってる。料理熱が熱過ぎて引く笑)

続く

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