この前Aが美味しい鶏肉を買ってきた。
張り切って料理し始める彼、すごいいい匂いが部屋中に充満する。
街中の中国系・ロシア系?で買ってきた今まで見たこともない調味料をふんだんに入れる。ひたすら美味しそうである。お腹がひたすら減る。
さぁ出来た、食べよう!
「美味しい!」と笑顔でモリモリ食べれたのは最初の10秒だけだったであろうか。
う・・・・
長らく避けていたこの感覚。。
刺すようなこの感じ。
か、、からい。
火を噴くように、辛い、
からすぎる!!!
でもこの辛さが美味しいっていう感覚もある。幸い鶏肉の美味しさは見失ってはいない。
だから箸は止まらないのだけど、顔中から汗が出てきてすぐさまAもわたしもTシャツに。
段々と食べることが「戦い」のようになってきた。
舌が痛い。サラダと水が神々しく見える。
2人で飲んでいた水が無くなる、無くなる。
↓サラダを混ぜるやつ
食べきったのだ…
空になったお皿を見て、私たちはお互いの顔を見た。
長い沈黙。
「なんか、疲れたよね」
「うん」
「ちょっとさ、横になろうと思うんだ」
「うん」
片付けする気力も無く、私たちは辛い鶏肉に疲労困憊、ロックダウンされたのだった。時刻は21時30分。寝るには早すぎたが、わたしはそのまま朝までぐっすり眠った。
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