ラカノーはサーフィンの聖地としても知られているそうで、サーファーで溢れかえっている。ジョルジュも例に漏れず子供の頃から明け暮れていた。
一方わたしはもちろんサーフィンなんて人生で一度もしたことがない。しようと思ったこともなかった。
ただ数年前から水泳を続けているし、今挑戦しなかったら絶対一生やらないだろう、と思ったので、思い切ってジョルジュの誘いに乗ってみることにした。
ウェットスーツだって人生で初めて着た。
こんなに面倒くさいものだと思っておらず、足を通した段階で「ちょっと待って、無理!」と叫んだ。だってなんかあってもすぐに脱げない。息苦しくなって緊張する。だけどジョルジュの「大丈夫、肌に馴染んで何も感じなくなるから」を信じてそのまま続行。
ボードを貸してもらう。初心者は本当はもっと大きいボードで始めるそうだ。
この日は波が穏やかで、初めてサーフィンを試すにはとても絶好の日だったらしい。スケートもスノーボードも一度もやったことがない私であったが、ジョルジュの指導のもと、なんと波に乗ってボードの上に立つことができた。うれしー!
かなり体力使う。30分ほどでクタクタになった。
終わって休んでいるとジョルジュが「牧子は是非プロの指導を1度でいいから受けるべきだ」という。
いい機会だし、よしやってみるか!と思って、早速翌日初心者コース(2時間・40ユーロ)を受けることにした。ビーチ沿いにはサーフィンに関するお店がたくさんあり、テキトーに選んだこちら。
私以外に何人か10歳くらいの女の子たちがおり、38歳の私も彼女たちに混じる。車で3分。
この日ジョルジュは体調が悪く、私一人で出陣。
でも授業の最後の方に写真撮りに見にきてくれて、こんなナイスショットを撮ってくれました。(保護者みたい笑 ありがとう)
ちゃんとたててる!
この日は波が荒く、結構難易度が高かったそう。でも何度かボードの上に立てたし、先生らは一緒に喜んでくれた。
最高に楽しかった!!!
超初心者中の初心者なのに、この波で立てたのはすごい、と褒めてくれたのだった!やったね!
子供の頃の自分に「大人になって、サーフィンをすることになるよ」と言っても、絶対に信じてくれなかっただろう。今の自分だって信じられないくらいだ。本当に人生分からないものだ。
今回ラカノーには4日滞在したんだけど、サーフィンの面白さに気づいたのが遅かった。次来るときは授業を3回連続で受けたいと思う。
次はもっとうまく波に乗るぞ!という目的ができた。
全身筋肉痛で痛いけど、それもまたよし。
水泳も続けて少しずつレベルアップできたらいいなぁ