Xiu Xiuのニューアルバムツアーが組まれたのは今年2月ごろ。観に行ける日を探すも、ない!
ロンドンの日も
ブリュッセルの日も
リールの日も
仕事が休めなさそう。って言うかなんでパリが無いんだろう。
でもちょっと待って、カナダにいる間アメリカツアーの方に行っちゃえば良いんじゃ?
それか もしかして、カナダでコンサートあるのでは。
期待を寄せてツアーの日程をチェックすると、カナダでは無いけど、オタワからバスを乗り継いで行けそうだと発見してしまった。
また
行っちゃうよ、
行っちゃうぞ
そしてすぐさまジェイミーに、ヨーロッパ公演は行けないけど、カナダに2ヶ月行くのでその間にBurlingtonのコンサートに行くよ!ってメールした。すると数日経って返事が。
「本当!それは嬉しい!そのコンサートの数日前に、僕にメールして。リストにマキコの名前入れとくから」
リスト?に名前?
え?
えええ??
えええええええええ
つまり招待してくれるってこと!
夢のインヴィテーション
キましたーーーーーーーーーーー!!!!!
これには仰天!
でも喜ぶのは早い。もしかして私の勘違いかもしれないし、っていうかリストって、何?リストって?なんなの?
すぐさま彼のメールをジョンに見せる。ジョンは「うん、彼はマキコを招待してくれるんだよ」って。
嬉しいけど、感謝の印にむしろ入場料の10ドルくらい払わせてくれ。。って思った。笑
でも「ありがとう。じゃあ数日前に連絡します」って返事した。行くのは数ヶ月後なのに、楽しみでならん!
そして念願の当日。
国境を渡る時本当に無理かも…って思ったけど、神様は見放さなかった。ありがとう。
20時開演かと思えば、20時に入場だった。
入り口で「リストに入ってるマキコと言いますが…」と言ったら、お姉さんが「マキコね、はい、いらっしゃい!」って。当たり前でだけど、ちゃんとリストに入ってた。
早くに着いてしまって、うーん。1人で何する。。
とりあえずビールを飲みながら時間潰してたんだけど、Xiu Xiuの前座で、若手のグループが演奏するらしいし、これは長丁場になるなぁと思った。
すると長椅子が一個だけあって、男の子が二人座ってるけど私も座れそう。
近寄って、「横座っていい?」って聞いて、座って一人ビール飲んでた。すると彼らがケベックのフランス語を話しているのが聞こえた。
思わず嬉しくって(ここはアメリカ)
「ケベックから来たの?」って話しかけてしまった。(←おばさんの力)
そしたら彼らもフランス語で話しかけられたのが嬉しかったらしく、とてもフランクに
「そだよーモントリオールから来たよ、君は?」
というので、
「日本人でフランスに住んでるけど、今ガティノーに滞在してる」と言ったら
「えぇ!ガティノーで何してんの!笑」って。
(なんか毎回同じパターン。ガティノーって一体…笑)
彼らはモントリオールからわざわざ車を走らせてここBurlingtonまで、Xiu Xiuのコンサートを聴きに来たそうだ。私とおんなじ!感激のあまりついつい話すぎてしまう私。
心の中では(いけない…マキコ、黙れ)とは思うんだけど、Xiu Xiuのファンと会うことなんて滅多にないし、しかもフランス語が話せるんだから、ブレーキが効かない!嬉しすぎる!!!
Xiu Xiuの話からアートの話、音楽の話、本当に楽しくって楽しくって、結局コンサートの最後の最後まで彼らと一緒にいた。
彼らはジョナサンとフレデリック。
可愛いカップルで、見た目より年齢が若かくて衝撃だった。私が一番年下に見えたけど、実は彼らよりも6歳、そして10歳も上だったのだ。なんてこった!
前座のグループが終わってXiu Xiuのコンサートがやっと始まった!
ジェイミーだーーー
生で見られて嬉しーーーー😭😭😭😭😭
もちろんこの時私はジョナサンとフレデリックと共に、がっつり最前列。笑
好きなんだし、しょうがないじゃん。
ジェイミーは舞台の向かって右側にいて、私たちは左側。なのであまり顔は見れなかったけど、ギタリストのChrisとドラムのThorはよく見えて嬉しかった。
始まって少し経って、ジェイミーがドラムを叩く曲が一曲だけあった。ジェイミーが移動して、真正面に見える。その間凝視して目の補充をしていたんだが(笑)、突然彼と目が合ってしまった。
あっ目が、あっ・・・・と思ったら
その瞬間
なんと
なんと
なんと、
ジェイミーが演奏中にもかかわらず
私に向かって
手を振ってくれたのだった。
👼!👼!👼!👼!👼!👼!👼
しかもめっちゃ可愛い振り方で、笑顔で。
一瞬だったけど、心臓止まるかと思った。
ジョナサンとフレデリックを始め周囲にいたみなさんは私を「何事ー!」って感じで見るし、喜びが頂点に達して身体中の液体が、身体中の毛穴から吹き出るかと思った。(汚い)
って言うか、
顔覚えてたんだなぁー
それにびっくり。
本の制作でメールで連絡は取り合っていたけど、でも一回しか会ってないはずなんだけどな?なんでだろう???アジア人私だけだったからかな。
コンサートが無事終わって、ジェイミーに会いに行ったらすぐに
「会えて嬉しいよ〜」
ってお互い言い合ってハグした。。
彼が本当に嬉しいかは別として、私は力を込めてそのセリフを申しました。
(汗だくのジェイミー。。なのになんでこんな良い匂いするん)
そしてすぐ
「マキコはこんなところで一体何をしているの?」
と言われて、アーティストインレジデンスで来ていること、こちらの様子など話した。
あ、あとジョンと作った本とかあげた。新しいアルバム買おうとしたけど、またタダでくれた…
で、すみません
ミーハーなのでまた写真を撮りましたよ
なんでこんなにジェイミーに入れ込んでいるのかは、実際自分でもよくわからない。もちろん彼の音楽が一番の理由だろうけど、それだけじゃ無い気がする。彼の生き方というか考え方とか態度とか、そういうのがすごく尊敬できるしクールだなって思うのだ。
彼はとてもスマートな生き方をしている。コンサートではすごくクレイジーな面もいっぱい見せてくれるのに、根本はしっかり揺るがなくて、真っ白なのが伝わる。辛い過去やダークな部分もさらけ出した上でのこの白さが、たまらなくかっこいい。
私もこういう風になりたい。
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