夏の終わり

ナントに戻ってからは色んな人に会っている。

一人暮らしをすると家にこもりがちになるかと思いきや、けっこう逆だ。

 

ロワールが息をのむほど美しい。

写真では伝わりきらないけど

目の前に広がる青とオレンジの対比が圧巻。でも視線を目元に落とせば真っ白の照明が雪を連想させた。ナントは、っていうかフランスは（？）もうかなり気温が下がっている。朝晩は冷え込むし、ここを訪れたときもかなり寒かった。あぁついに夏は終わったなーとしみじみ思ったのでした。

 

 

この間の日曜はもえちゃん一家に会いに行った。息子くんの成長に驚きながらも、たくさん笑わせてもらったー。突然大人びた発言とかするのでめちゃくちゃドキドキさせられる。

 

昨日アトリエで絵を描いていたら、突然フランスの兄が出現した。手にはタッパー、中にはお菓子。

 

「やっほー牧子！さぁ、お菓子、食べるよ！」

もちろん予告なし。笑

私がアトリエで作業してなかったらどうしたんだろ？でもこういうことはよくある。彼は絶妙なタイミングで突然やってきて、近況を伝え合い要件が終わるとサラリと帰ってゆく。

 

私がたまたま水筒にもっていた冷えた麦茶とともにお菓子を頬張る。夏のパリの話とか、彼のヴァカンスの話とか。私は兄が大好きだ。