2020-09-21

ソミュール②

お腹が空いたので簡単なレストランを探すも、日曜夜に空いている店が少ない。たまたま見つけた中国料理屋さんに入る。すると客が2組しかいなくて、その間の席を勧められる。会話丸聞こえ。
すでに酔っぱらい気味の私たちは愉快にも両脇のお客さんたちと会話を始め、みんなで爆笑しながらの食事が始まったのだった。
 
そもそも会話が弾んだ(?)のは、この大量の小さな羽虫であった。(こういうの苦手な人は本当にごめんなさい!)
季節柄なのか、川の近くだったからか、
他に電気のついている場所がなくて全部が集まってしまったのか、ドン引きするくらいこの羽虫が店中の床びっちりに出現。テーブルの上にももちろんたくさん、もともと置いてあった皿の上にも少々。注文した料理を待つ間、私たちはそれを一箇所に集めて遊んでいた。
 
お店のおばさんも「こんなにたくさんの虫が出たのは初めてだ」とびっくりしていたがなんのその。私たちはそのままやり過ごした。なんなら虫のおかげで店の空気が和んで、食事がより美味しくなったくらいだった。笑
 
こういうことはきっと日本では起こりづらそうだなーと思った。虫がこれだけいる時点でお店に入る人は少なそうだ。私と一緒にいた友人は少し酔っていたのもあるけど、きっと場の雰囲気を和らげるために席に着いた瞬間「これも全部プロテインだからねー」とか何とか言いながら虫を食べ始め(!)、私は腹がはちきれるほど笑ったという(笑)今思い出しても笑えてくる…
(周りのお客さんもいい人で、それを見て笑っていた。)
 
中華料理はたいそう美味しく、珍しく全部食べきったわたしであった。
 
 
 
翌朝ゆっくりと起き、町の中心地で目覚めのコーヒーを飲む。パンオショコラを近くのパン屋で買って持ち込み。あまりに巨大で(写真では分かりづらいだろうが)お腹がいっぱいになった。

次の目的地まで川沿いを運転すると、古くも美しい建築群が絶えず建っているので、思わず2度ほど車を停めてまわりを散歩したのだった。本当に楽しいひとときであった。
 
 
 
写真に撮れば撮るほど、実際の素晴らしさから遠ざかってしまう感ある。
 

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