2023-09-10

最高の海

 トゥーロンからニースに戻る。
家に戻ってすぐ、ジェレミーの車をひとり運転して飛行場へ。彼がパリから戻ってくるので、迎えに行ってきた。ジェレミーの車はいわゆる私のものより高性能で現代的。それだけでも緊張するのに、ニースの帰宅ラッシュ時間だったので交通量も多く、ストレスはなおさら。運転免許取り立てのような状態で空港まで無事着きました〜。ジェレミーを見つけたときめっちゃホッとした〜
(ちなみにやっぱり南の運転は荒いと思う。ナントにいたときよりも毎回緊張しながら運転している。マルセイユが一番酷いらしいけどまだ経験なし)
 
 
翌朝また海に泳ぎに行った。
ジェレミー兄も一緒に。仲良し。そして2人ともイケメン
暑さが和らぎつつあるのでゆっくり海を楽しんだ。
 
 
夜はジェレミー兄、その彼女、ジライヤ、そして友人一人と会う。
わたしはトゥーロンにいるときは制作ばっかりで一人時間が多いのだが、ニースに帰ってきた途端ジェレミーとジェレミー兄らに囲まれて全く別の世界になる。いきなり「リア充」になる。
 
翌朝またジェレミー兄と一緒に3人で海に行く仲のよさ。笑(前日に2回も会っておきながら。しかもジェレミーとその兄は普段から1日に何度も電話やメッセージの交換をしている。12歳も離れているのに双子みたいである。)
 
この日はいつもとは違うビーチへ 

通りがけ。
 
Coco Beach ココ・ビーチ!
もっとわかりやすい写真をとればよかったのだけど、ここは崖の下にあるビーチ。階段を降りると小さなビーチが数個連なっており、人がぎっちり。
人が多すぎてどうしたもんかーと思っていると、やけに人が少ないビーチ発見。直接そこにたどり着く道がなく、おそらく海を渡っていかねばならぬ。そこで私たちは意を決して、荷物を全て頭の上に乗せ、海を渡ってそのビーチにたどり着いた。
 
控えめに言って
サイコーであった!! 

ココビーチの何が良いって、水がありえないくらい透明で、さらに魚の量が半端ないこと。
ゴーグルで目が吊りに吊って、自分が魚みたいになっているので隠した笑
 
ゴーグルをつけて海に潜ると、まるで絵にかいたように魚がわんさかいるのだ…!!それを見た瞬間私はちょっと目頭が熱くなった。。こんな美しいところ見たことないよ。。。感激した。
しばらく魚の量や種類に見とれてしまった。 

ひと泳ぎしたあと浜に出て短い昼寝をした。そのとき初めてニースに来た2009年のことを思い出した。9月頭に1週間くらいニースに滞在したのだけど、日焼けや体型を気にして海に1度も入らなかった。いや、たしか1度だけ、足をつけただけだった(それだけでも気持ちよかったけど)。
誰かに体型のことを茶化されたわけでもないのに、勝手に自分は醜いと思っていた。あと仏語がちゃんと理解できないことから、ちょっと臆病だったのもある。
自分で自分に盛大な呪いをかけていた全盛期。当時はそれで精一杯だったからしょうがないけど、かなり進歩した自分にあっぱれだ。
 
 
 
帰りにパン屋寄って一つだけパンを買ったら「あと10分で店閉めるけど売れ残ってるからあげる」と、タダでこんなに大きなケーキをいただいた。常連でもなんでもなく、このパン屋に行ったの2回目なのに!びっくりしたー
嬉しい、ありがとう。
 おそらくこの日が今年最後の海になるだろう。

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