2026-06-30

大変な1日

車でジョルジュ母の家を早朝に出発してシャモニーまで戻ろうと企んでいたわたしたち。車で7時間の道のりだが、私のオンボロ国産極小車が持つのかどうか。。。記録的猛暑でもし車に何かあったらどうしよう、とジョルジュは浮かない顔。

(関係ないけどラカノーからボルドー間で見かけたブルターニュ柄の車。かわいい!)
朝6時起床。
わたしは体調の悪い中荷物を車に積む。ジョルジュもあまりの疲労でぼーっとしているが、彼は夕方に緊急の仕事の打ち合わせがシャモニーであるのでどうしても今朝出発しなければいけない。(今考えれば、この時点で何一つ良い兆候がなかったね)

ジョルジュもジョルジュ母もわたしに
「牧子は無理せず飛行機でシャモニーに行くべき。今日は休んで、明日に発ってもいいじゃない」と勧めるも、わたしはやっぱりジョルジュと一緒に出発したい!


いよいよジョルジュ母にビズをして「またね!」と出発しようとしたとき、エンジンをかけようとしたら、なんと!


…かからなかった😂😂😂(もう笑うしかない)




暑さで車はおそらく限界だったのだろう。それか私たちの疲労を感じ取ってしまったのかも。
もう飛行機で行くしかないねーと笑って、呆然と車のシートに座ったままチケットを取り(まだ席が残っててよかった。本当は格安飛行機乗らないようにしているんだが。。。この場合はやむを得ない)、荷物をおろし、飛行機の時間が午後3時だったので、私たちはぐーすか寝た!!!!

数時間そのまま寝たらちょっと体力回復。軽く昼食をとり、そしてジョルジュ母に空港まで送ってもらった。



空港。

荷物コントロールを通過して電光掲示板を見ると、飛行機遅延の文字。
空港は狭く、しかも劇的に蒸し暑い。
複数の飛行機が遅れていることもあり、ありえないほど空港内は混雑していた。体調が少しよくなったといってもまだ完全ではない私は嘔吐してしまわないか不安で不安で。。。


遅れてもせいぜい30分かと思われたが、アナウンスで衝撃の一言
「2時間の遅れです」

そのときたまたま横にいた仏人男性が「ええ!2時間!会議があるのに!」とひどく落胆(怒り?)していたのでジョルジュが話しかけた。実は到着地であるジュネーヴからジョルジュが住むシャモニーまで、シャトルバスはすべて予約でいっぱいで、わたしたちはどうシャモニーに戻るか手段が見つかっていなかったのだ。そしてジョルジュは物は試しと

「あの、こんな状況でお尋ねするのもなんなんですが、シャモニーにお住まいですか?」と男性に聞いた。すると
「近くのS市に住んでいるよ」との答え
「ジュネーヴ空港からご自宅までもしご自身の車で行かれるのであれば、僕たちを乗せてもらえませんか」と聞いた。

するといいよーと彼は快く承諾してくれたのだった!



その男性は飛行機のかなり前の方に座っていたが、私たちは後部席だった。ジュネーブに着陸して空港の外に出るまでにわたしたちはかなり時間がかかってしまった。が、私たちはひたすら走った。男性はかなり重要なミーティングがあるから急いでいる、と言っていたので、もしかして私たちを置いてもう出発してしまったかもしれない。
ハラハラしながら出口に出ると、男性は私たちを待ってくれていた!

そして3人で駐車場まで走る、走る!

車の中で話したら、なんと男性が言っていた「大事なミーティング」の相手は某政治家(それはそれは有名な)だった。あまりに驚いて、反応すらできなかったくらい!それなのに私たちを出口で待ってくれていたなんて、世の中本当にいいひとっているもんだね、、、
男性はデザイナーで、奥さんは写真家。私が所属しているギャラリーの名前を出すとすごく嬉しそうに「なんだ、きみたち同僚だったんだね!」と喜んでくれた。


そのあとジョルジュも仕事の打ち合わせをすませ、無事に彼の自宅に辿り着きました。
なんていう大変な1日。酔い止めをしっかり飲んでいて飛行機でグースカ眠れたのが本当によかった。


久しぶりに帰ってきたー
色々あったけど最後にはすべて丸くおさまった、不思議な1日でした。みなさん本当にありがとう。
車が発進しなくて むしろよかったかもね、とジョルジュと話した。もし田舎道の誰もいないところで気温40度で車が故障したら、そんな地獄ないものね。(それでもまた別の出会いやドラマはあったかもしれないが)

Aucun commentaire:

 
コルテオ 太陽光発電