2022-03-17

砂、打ち合わせ

数日前、駐車場に行くと自分の車が黄土色の砂をがぶっていた。あたりを見渡すと全部同じ被害が出ていた。なんてこった!と思ってそのまま車を走らせると、見渡す限りすべての車に同じ現象が。
 
あとで知ったことだけど、サハラ砂漠の塵雲がヨーロッパを襲った(ている)のだとか。日本には黄砂があるけど、ヨーロッパでも同じような現象が起こるなんてこの日まで知らなかった。
 
2〜3日間黄色い、ピンクっぽい曇りが空全体を包んでいてみんな「世界の終わりみたい」と言っていた。異様な雰囲気だった。



そんななか今日はアーティストインレジデンスの打ち合わせに、アンジェの近郊を訪れた。
ガソリンが高すぎるので、今回は電車とバスを乗り継いで来た。
この町はLes-Ponts-de-Cé(レ・ポン・ドゥ・セ)と言って、アンジェの中心地からバスで20分くらい南下したところにある。ここで滞在制作(レジデンス)をするのだけど、今回はちょっと様子が違う。町や地域の人とかなり頻繁に交流がある。それが今回のプロジェクトの目的の一つでもある。中学校、地域の子どもたち、地域の大人を対象にたくさんのアトリエをするし、私のアーティスト活動の紹介をさせてもらうのだ。
市の人や地域の文化推進担当の人々とかと話をして、彼らが地域の議員たちに話を通すのだ。

この日は20〜25人くらいの人と会って、私がレジデンスに来るときどんな順序でワークショップを進めるかの打ち合わせをした。
 
 
まな板みたいな雲。青い空、久しぶりに見た。

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