2020-06-07

nous te prenons comme tu es

眼科検診に行って来た。たまたまとれた予約、先生はまた外国人であった。名前からして中東系の人だろうか。すごく優しい方で、問題なく診察は終わった。

(診察室に入ったらまずは消毒ジェル義務。待合室も椅子がこんな風になっていて人と距離がとれるように。入り口のドアもずっと空いていた。マスクは最初っから最後まで一度も外さなかった)
フランスに来てから今まで3人の眼科の先生に診てもらったが、なぜかたまたま全員女性で全員外国人だった。
最初は東欧系の金髪の先生、
次にアイルランドのガテン系先生、
そして今回の中東系の先生。

その3人ともが、とても正直に言うとフランス語はちょっと危うい感じだった(私自身も全く完璧な仏語を話せないのにで偉そうなこと言えた身分ではないのですが)。でも診察に問題は感じなかったし、むしろ「外国人でもこうやってバリバリ仕事ができるんだ」と同じ外から来た人間として勇気をもらう。たくましい。(この前の皮膚科の先生もドイツ人だったね)

今まで何度か、学校やアート施設でワークショップをやったことのある私ですが、その度に外国人だけど大丈夫かな、、という不安はある。ミスのない完璧なフランス語を話せられるに越したことはないが、でも完璧でない自分を受け入れてくれる世の中っていうのも、素晴らしいなと思う。(ただ、フランスではどこもそうとは限らない)




今絶賛レポート書き中ですが(レジデンス用の)、アートセンターのみなさんに聞いた。
「私が書いた文章、やっぱ誰かに添削してもらってから提出した方がいいよね?」

すると
「その必要はないよ。私たちが読んで、もし本当に文脈が汲み取れないところがあれば一緒に直せばいいし、ありのままの牧子を受け入れるから(nous te prenons comme tu es)、心配しないで!」

と言われた…  かなり拍子抜けした。

はっきり言ってしまえば私は外国人として少し大目にみてもらっているのだと思う。けれどその寛大さというか信頼を感じて泣きそうになった。



勘違いしてはいけないのだけど、
何かに応募するときなどは絶対に添削が必要で、正しいフランス語が書けていないとそれだけでマイナスになる。だから基本添削は必須です。友人の仏人たちだって、他の仏人に添削してもらってる人もけっこういる。フランス語は本当いっぱい決まりがあって難しい。
私が完全にネイティヴが書くような文章を書ける日は多分来ないと思うけど、でもずっと勉強していかなければ。


以前この仏語の不安をスタッフCにした時、
「え、でも牧子のメールをみても、問題あるって思ったことないけど」と言われて天にも舞う喜びに浮かれていた次の瞬間、自分で書いたmini bio(短い自分の略歴や経歴の紹介文)を見せたら「あぁ、なるほど」と言われたことがある(笑)

きっとメールはしょっちゅう書くから慣れてるんだろうけど、他の文は書き慣れていない。だから勉強・経験あるのみですね。


私はフランス語を人との交流や会話で学んだので、読み書きが人よりかなり劣っている。少しずつ克服していきたい。。



(眼科に早く着きすぎて、時間つぶしのために散歩に出た。)
レンヌのサッカー場、次の開館はいつになるのだろうね。

再び水車発見

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