2023-06-26

パリで版画

ニースに戻って翌朝、また5時起きで電車に乗るよー
6時間の旅、、、

パリついたーー
 
その後向かった先は、、、、
サクレクール。
近くの駅、エレベーターが使用禁止になってて、全部階段登った。。。足の不自由な人とかがいたらどうするのだろうか。
特にここには用事はないのだが、近くで約束があったのだ。

約束前、カフェでちょっと休む。
面白い絵が。
パリで飲むカフェフラペ、つまりクリーム入りのアイスコーヒーだけど、なんでこんなにまずいのかというくらい美味しくなかった。
そんなこんなで、今回パリを経由した目的。
それは!
「牧子、版画しない?」というお誘いをいただいたのが1ヶ月ほど前。全然知らない人からだった。知らない人だけど、一回この版画アトリエ来たことあって、おそらくどこかですれ違ったことのある人。
彼はギヨームといい、版画アトリエAtelier Morsureを立ち上げた人。
とりあえず工房に来なよ!と言われ、行った。
説明をしてもらうだけかと思ったけど、ちゃっかり銅版が用意されており「時間があるならちょっと制作していきなよ」と言うではないか。

私は1時間程度の説明だけで、そのあとは何か展示を観に行こうと思っていた。でもなんとなく誰かと会おうと約束はしてなかった。なので喜んで急遽版画をすることになった。
版画といえば
金沢美大にいたころ神谷先生に教えてもらった。説明を受けていると思い出される記憶。めっちゃ懐かしい!
呼ばれてやって来て、タダで制作しているけどいいんかな?
工房にはスペースを間借りしているアーティストとかもいて、みんなにやりとりがとても面白い。全然知らない人ばっかりの中で一人カリカリ版画しながら、みんなの話を聞きながら一人爆笑。
途中ビール買いに行ってみんなで飲んだり。
普段お酒を飲みながら制作はしないけれども、この日は本当に暑くてなんとなく。ギヨームの彼女がドイツ人らしく、ならば絶対にビールは好きであろう、と思って買って行ったらすごく喜んでいた。
版画、めっちゃ面白い!
14時に工房ついて、結局バイバイしたのが19時半。
1時間いればいいかなと思ってたけど、結局5時間半(笑)


来年春に、私はサーブルドロンヌ美術館で個展をする予定なのだが、美術館の友の会のひとたちから「牧子に、版画を制作する機会をプレゼントしたい」と言われた。ナントには実は立派な版画(印刷?)美術館があり、わたしも訪れたことがあるのだが、そこで版画をさせていただく予定であった。だけどその話は具体的ではなく、ポッと出たてのアイデアみたいなものだった。
そんなとき、めちゃくちゃ偶然このギヨームという人から「うちで版画しないか?」と連絡が来たものだから驚いた。調べると彼と私は共通の知り合いがめちゃくちゃいて安心。もちろんパリで製作する方が私には魅力的だ。

まだ具体的にどうなるかわからないけど、おそらく秋に今度はもっと長く滞在して版画をすると思う。こんな風に人からお誘いをうけて制作させていただくなんて、本当幸せなものだよ。。。しかもこのギヨームって人、おっとりしててこれまたいい感じの人なのだ。


版画制作本当楽しかった。
いろんな技術がありすぎて、可能性は無限大だ。
面白いもの作るぜ!

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