2024-07-25

夜のîle de Porquerolles

フォントヴロー修道院のアートディレクターであるエマニュエルが南にやってきた!レオとやっと会えたね。
我々のアトリエを訪問、そのあとみんなでご飯を食べに。

好きな人同士が出会って、しかもみんなが楽しそうにしているところを見るのって、本当に幸せの極み。普段エマニュエルは仕事三昧、ランデヴー三昧で全然時間が取れない人なのだが、昨年から夏前に南へ1週間偵察に来ているのだけど、いつも以上にとてもリラックスしている(と思う)。そんな彼と時間を過ごすのは嬉しいことだ。残念ながら仕事の旅なので、彼の夫は来られなかったのだけど。
 
翌日の夕方。
Hyèresの La Tour Fondueで待ち合わせ。

 船に乗ってまたまた île de Porquerolles へ。ここから出発するとたったの20分。
左からチボー、エマニュエル、ジョン・リュック。
いい匂いがするおじさまたちだ。チボーは私より若いけど
 
Fondation Carmignac でイベントがあり、いってきた。
ドラッグクイーンのMami Wattaのダンスが観れたよー!!!本物だー!
私は全くこの世界に通じておらず、知らなかったのだが、その世界ではかなり有名なドラッグクイーン。もうなんか美しすぎて同じ人間と思えないんだが。。。素晴らしかった、もっと観たかった!


展示も堪能。
私は全く知らなかったけど、フランス人女優や歌手などセレブリティも来ていたとかで、みんなそわそわしていた。笑
今でこそ家にテレビがあるけど(しかも私のじゃない)全然フランスの芸能情報知らないよ。。。映画もそんなに見る方じゃないし、ジョンリュックに「牧子、あそこにいる女性、◯◯だよ!」と言われても「だれ〜?」という感じでお恥ずかしい。

みんなによると、南ではけっこう有名人がちらほら出没するらしい。ブラットピットもトゥーロンから車で1時間くらいのところにシャトー持ってるしね。
 



そんなこんなで楽しかった〜
 
夜のバトー、最高でした

2024-07-22

日曜日 弁当とか

日曜日は久々にプールへ行って1500メートル泳いだ!ここ2週間ほど全然泳げてなかったから、やっと行けて嬉しかったー
 
少し前から決めた自分のルール「日曜日はなるべくアトリエに行かない」。いまのところけっこう守れている。泳いだり本を読んだり書き物をしたり掃除したり、ゆっくり自分時間を作るようにしています。
ブログには外で食べた美味しそうなものばっかり載せてるけど、普段の昼はなるべく自作のお弁当食べてますー正直ずっと外食が続くと頭にも胃にもよくない。
ツナとコーンのカリカリ焼き、ゆかりご飯にドライトマトー(緑が無い。。)
味噌パスタ
リュック・ベッソンのLe Grand Bleu (グラン・ブルー) を見た。Jean-Marc Barrから湧き出る人間の美しさに、一気に心鷲掴みにされたよ。。かっこよすぎ
海の映像も本当にいい。公開された1988年フランスではかなり人気になり社会現象にまでなったとか。それも納得、最後も本当に心持ってかれる終わりで辛かった
映画の元になった天才ダイバーJacques Mayolは大の親日家だったらしく、なんでここで日本チームが出てきたか納得。すごく滑稽な感じで描写されてはいたけど。

別のこの日はソニーとランチ。市内の新しくオープンしたお店の情報知りすぎて怖い。

2024-07-20

Azur Music Festival

何にも情報を把握していないまま、ソニーやレオ達とLa Crauというトゥーロンから車で20分くらいのところへ。Azur Music Festivalというフェスティヴァルがあるそうな。

ちょっとしたイベントかと思ってたら予想以上にすごい人・設備!ナンジャコリャー!
すごい踊り子がいる!みなさん美しい!!
場の雰囲気も助けて、一瞬自分がフランスにいることを忘れた。カリフォルニアにいるかと思った笑(言い過ぎ)
でもそれくらい楽しい雰囲気で、みんな夏を満喫して、笑顔で踊って、いやぁめちゃくちゃ楽しかったなぁあああ
インフルエンサーでもあるソニーのおかげでVIP枠で入場。しかも彼用に予約されたテーブルまであったんだけど。ソニーってマジで一体何者。(レオの彼氏)
緑色をしたハンバーガーを食べたけど美味しすぎた〜
途中から何もかもがどうでも良くなって、どうせ知らん人ばっかりだし、と思って踊ってみんなでとことん楽しんだ!!!大好きな友達に囲まれて楽しい時間を過ごせて、私は本当に幸せ者だね
この夏は遠出をせずトゥーロンで制作三昧だから、こうして少しずつ息抜きしていかないとね。

2024-07-19

1ヶ月間のマッチングアプリ

もう2ヶ月前くらいの話だけど
 
ある日、友人のソニーに「出会いがない」と話すとすぐに「よっしゃ牧子、マッチングアプリに登録するよ!」といって、私の代わりにプロフィールを作り始めた。
 
(実はジェレミーと別れたあと私は独り身を楽しみつつ、出会いがあまりになさすぎてちょっと退屈していた。世の中の人々が出会いを求めて一度は足を踏み入れるであろうこのマッチングアプリという世界を一度見て見たいなぁと思っていたのだった。でもなかなか勇気が出ず諦めていた。)
ソニーの提案に私が(え…!)とびっくりして反応する間もなく、彼はアプリをダウンロードし始め
「牧子の趣味は何?」
「朝型?夜型? 」
「何歳くらいの人と出会いたい?」
 
などと彼から質問責めにあった。
 
「牧子の写真送って!」と、
いくつか提供し、なんと37歳にして初めてマッチングアプリを始めることとなったのだった。
 
私が
「もうアラフォーだよ」と言うと ソニーは
「歳なんてまじで関係ないから!やってみないと分かんないよ!」
といって、そのままグイグイ進めていく。
 
すごいチカラだ。
 

私のプロフィールが出来上がって2人で喜んでいると、すぐにたくさんの通知が来た。横を見ると私よりソニーの方が歓喜(なんで?)している。牧子!すごいよ!たくさんのLIKE!と。

アジア人はウケがいいんだと思う、あと絵描きっていうのもそんなにいないだろうから、みんな面白がってるんだろう!私は人ごとのようにそれをボーっと見ていた。
 
するとソニーが
 
「じゃあ牧子、一緒に見て行こう!」
 
といって、一緒に男性らのプロフィール写真を見て
アクセプトするか(右にスワイプ)
お断りか(左にスワイプ)
をしていった。
もし相手も私のことを好いてくれていれば、私が右にスワイプした時点で

マッチング成立!
 
と出る。その度に2人で「ぎゃあああああ!マッチングしたぁぁぁあぁ」と叫んだ笑
それが面白くって面白くって、小一時間2人で爆笑し続けたのだった。
 
ソニーの男性のタイプと私のタイプ(ソニーはゲイ)はかなり違ってそれも面白かったし、ソニーというコミュニケーション能力が500万点くらいある人がどんな風にヒトを見ているのか、というのをはたから見てて面白かった。
 
 
私は1ヶ月の期限を設け、このアプリケーションを使うと決めた。じゃないと恥ずかしくてやってらんない
 

私は多くの人とメッセージを交換した。最初は物珍しさに楽しかったけれどもすぐに飽きた。全然会話が楽しくないし、だんだん興味や楽しさよりも面倒臭いが勝ってしまって、だんだん見なくなった。チャットも全然続かない。
めんどくせー!
 
男性らに関して言えば
海で上半身裸でポーズを撮っているか、
どこかの個人宅のプールサイドでスピリッツを飲んでいる写真か、
山でハイキングしている写真か、
誰かの結婚式に呼ばれてスーツ姿の写真か、
あとはなぜか車の中の自撮り。
 
みんな同じ人に見えて来る笑


そんな中、私は3人の人と実際に会うことになった。
偶然にも3人とも私(の作品)のことを知っていてその方が話が早かった。3人ともアート・文化が専門の人だった。
1人とは数回バーに飲みに行った。彼は写真より実物の方が素敵だったし話もあって面白かったが、その後私は現実世界でジョルジュに出会ってしまったので会わなくなった。
 
あとの2人は1回だけしか会わなかった。
会う前は色々話が合っても、実際に顔を合わせると全然イメージが違った。おそらくみんな実際よりちょい良さげの写真を載せているから。それでも気が合えばいいけど、なんかだめだったー 2人のうち1人はものすごくメール交換をして、込み入った話もして楽しかったし素敵な人だったのだが、私がジョルジュと出会った期間とちょうど被っていたのと、やっぱりその人と実際に対面したときの印象が予期していたものと違った。
 
 
結局1ヶ月待たずして私はアプリから自分のアカウントを削除することになるのだが、おそらく私の乏しい経験からアドヴァイス出来ることがあるとするば
 
 「その人にピンと来るものがあれば、すぐに会え!」だ。
 
勝手に想像力を膨らませて幻想を巨大化するより、会って直接話をしてから関係をゆっくり建設していくのがいいと思う。文面で意見交換するのと実際に会うのは雲泥の差があるから。そして相手に期待させすぎてそのあとごめんなさいするのはお互いに心が傷つきすぎる。



マッチングアプリ、本当に勉強になった。。。
思い切って登録して本当によかった。(たった3人にしか会ってないしサイトのお陰で恋は成就してないけど)
でも私はきっと向いてない。疲労困憊です。


ソニーに報告したら
「よかったね牧子!勉強になったね。でもこれで自分がモテるってわかったじゃん、もっと自信持ちなよ。」ってサラッと言ってくれて、あんたが一番イケメンだよ、、、と思った。
 


ちなみにだけど、例えばの話、ジョルジュをマッチングアプリで見かけてもおそらく私は何もピンと来てなかったかもしれない。だからといってマッチングアプリをダメなものだとは全然思ってなくて、なぜならアプリで出会って結婚、うまくいっている知り合いカップルも数多くいるからだ。
 
何がいいか・何が合って・何が合ってないか なんてわからないね。
それにしても不思議な1ヶ月 を過ごしましたー
勉強になった。

2024-07-18

花火とか

 翌日はジョルジュと巻き寿司を作る。冷蔵庫にあるものだけで結構なんとかなるものだ!
彼がトゥーロンに遊びにきてから毎日いろんなところへ連れ回していたので、最後の2日くらいは家でゆっくりしようということに。「海獣の子供」「Furyo」とか他にも2本映画を見た。ちなみに本当は最終日キャンプらしきものに行こうと計画していたが、悪天候のために中止した。

その日は7月14日Fête Nationale du 14 juillet フランス革命記念日だったので、レオとソニーも一緒に花火を見に行きました。
Fête Nationaleの花火、昨年はどこで何してたんだっけーと思ってブログを見たら、アルルにいた。花火は見れてなかった。
翌日はどうしても甘いものが食べたくなり、ジョルジュがクレープ作ってくれたぞ。
そういえば昔はよくガトーショコラとかタルトシトロンとか作ってたな。。。今のアパートにはちゃんとしたオーブンさえない状態、食生活本当に変わった。
クレープめちゃくちゃ美味しかったー!ありがとう

結局およそ10日滞在してジョルジュはシャモニーに戻って行った。めちゃくちゃ楽しかったし、何より彼といても自分自身がとてもリラックスしていた。全てがスムーズで、ラクで、楽しかった。。。
今は見事にジョルジュ・ロスだけど、やるべき仕事がいっぱいあるから大丈夫。

一人で港を歩いた。

帰り際に可愛いワンピースを贈ってくれた。
ありがとうジョルジュ、またね!

Peyrassol 2日目

泥のように眠って、翌朝。
大好きな朝食だー
ホテルの朝食って、お腹空いてないのになんでこんなに無理して食べちゃうんだろうね
しかも天気がいいから外で食べる。贅沢。
その後は時間があんまりなかったんだが、併設されていたプールを堪能する。森に囲まれたプールなんて初めて入った。贅沢だー
その後はチェックアウトし、Peyrassol本部?に戻って、voituretteを借りて敷地内をうろうろ。ワイン畑など歩くと遠くていけないところもヒョイヒョイ。ジョルジュめっちゃ嬉しそうだった。ゴルフ場などで使うものだけど、凸凹道もこんなにスイスイ運転できちゃうんだねー
敷地内の至る所に現代アート。巨大どこでもドアだ!(また指入ってる…)
その後はワインの試飲のため、CHAI(醸造室)へ。
ケベックから来た若い家族と一緒に見学。
ここで作られるワインのほとんどがロゼワイン。その次に白。赤はほんの数パーセント。ナントにいた時はロゼを飲む機会なんて全然なかったけど、確かに南に来てから飲む機会増えたよね。
関係ないけど、この前一緒に食事をご一緒させてもらったオストリュイ氏だけど、このペラソル以外にもヨーロッパに4箇所(確か)ワイン畑の生産地を所有しているのだとか。このペラソルだけでも壮大なのに(850ヘクタール)、この他にまだあるの?と唖然としました。多分フランスで上位0.1%に入る財産を持っている方だと思われる。

試飲させてもらったけど、本当嗜む程度。もちろん全部は飲みこみません
その後はまだ見ていなかったアート作品を堪能
夢見心地でトゥーロンに帰ってきたー

あれだけ贅沢して帰ってきても、我が家は我が家で居心地が良く、かえってきてもうれしかった。ちょっと休憩して、夜は友人らに誘われてちょっとしたフェット(祭り?)に顔を出したよ


 
コルテオ 太陽光発電