2021-11-20

ほっぺたをガチっと

これまた濃い1週間が終わった。。。
 
こうばのおっさん達になめられないように、失礼のないように。おっさん達(とお兄さん達)の名前を必死に覚える。元気よくハキハキ挨拶をする。
郷に入っては郷に従えだから、私は始業時間(朝8時)の10分前に向かうようにしていた。「牧子は好きな時間に始めたらいい」とアトリエ責任者のコンタンに言われたが、そんなことするわけがない!
 すると何人かのおっさん(やお兄さん)は朝と夕方に私の制作の進み具合を見に来てくれるようになった。冗談も言い合えるようになったし、何か質問があれば気軽に聞けるようになった。ありがたやー
 
 
月曜から金曜まで、日中はノンストップでクロッシュ(鐘)に向かう。 どんなに小さなピースを貼り付けるのだってかなり緊張する。なんせ失敗は許されないのだ。
 
 

 (腕組みをして、それらしく振舞う私)

 
フォントヴロー修道院のアートディレクターが、ヴァカンス中なのに(しかも来週また仕事で来るのに!)様子を見にきてくれた。「どうしても夫に鋳造所を見せたかったから」と言っていたけど、私は知っている。ただ単に彼はこの鐘プロジェクトが大好き過ぎるのだ。笑


私の仕事ぶりを見てかなり感激した彼は、私の頬っぺを両手でガチっと掴み「牧子!ブラボー!なんて素晴らしい仕事なんだ!!!!」と、目に涙をうっすら浮かべておった。

私はまず頬を触られたことにかなりびっくりして一瞬戸惑ったけど、私は彼のことがかなり好きなので、正直天にも昇るほど嬉しかった。。。彼のだんなさんは横でにっこりと微笑んでいた。なんて素敵なカップルや。。
 
でもさ、まだ早いよ…
ブラボーを言うには早いんだよー!!!

 
そう思っていたのも束の間、翌日制作に関してとある課題が浮上して、絶望。
まだ解決策を見いだせていない私は正直、今もお腹が最強に痛いのだった。ほら言わんこっちゃない!
 
クロッシュは何百年も残るものだし、こんな素晴らしい機会を与えられるなんて、超・超・超稀なんです。それだけ責任も重いし、やりがいがあるってものだ。
 
 

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