鐘の制作についていっぱい書きたいことがあるのだけど、なんか自分の中で消費しきれてなくて、うまく書けない。あまりにここが異世界過ぎるのと、専門用語がありすぎて うまく伝わらないのでは、と思っている。
フォントヴローのアートディレクターが様子を見に、また来てくれた。
みんなでフルイチエのレストランでご飯。ここにはしょっちゅうくる。田舎なのでレストランが数えるくらいしかない。
頼んだものがたまたま同じで(サーモン)、食べ始めてしばらくしてから彼がいきなり笑い出した。
「どしたん?」と聞いたならば、お互いのお皿を指差して
テーブルでは真面目な話をしていたのに、私たちは笑いをこらえることが出来なくてガハハと笑った。
鐘の制作はかなりの集中力を要する。
繊細な仕事だし、全行程が複雑すぎて失敗は許されない。チームワークだし、情報を共有してミスがないようにする。ピリピリする時が多く、だから胃が痛くなる(のは私だけかもしれないが)。
けれどこんな風にみんなで笑いまくってお腹が痛くなる時もあり、それが私を救う。社長さんやその奥さんとは本当になんでも話せて、一緒にくだらない冗談も言う。しかし同時に私の努力や制作態度を大いに評価してくれているのを、身にしみて感じる。そして私も彼らへのリスペクトを忘れない。本当に美しい人々だ。
だから最高に嬉しい。
なんて自分は幸せなんだろうか、と、何度思ったかしれない。
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