2022-04-14

50Mプール

この前訪れたソミュール城。
少し離れた郊外を散歩していると、もう使われなくなった風車に出くわした。
周りは一面葡萄畑。

 
プール通いが続いていて、週に2回は行っている。

プールにも色々あって、長さが25メートルのところと50メートルのところがある。私は25メートル(で更に深さが1.4Mとか)だと安心で最高だと思っているのであるが、ナント中心にある一番大きなプールは長さが50Mで、しかも一番深いところで3〜4メートルくらいある。深すぎ。
 
 
ただそれだけの理由で、ずっと怖くて泳げなかった。
息継ぎが苦しくなって止まってしまったらどうする!と一人で要らぬ心配をし、勝手に息が苦しくなってしまっていた。何度か断念し、途中でプールを出たこともあった。
 
 
ところが。
先日、小さなプール(どこでも足が付く)で練習を重ねていると、人があまりに多くて全然泳ぐ練習が出来ない。ヴァカンスシーズンなので子どもが多く、かなり混雑している。しかし大きなプールは人が少なめ、これはトライするチャンスなのでは。
思い切ってプールを変える。するとなんとその日、大きなプールで50Mを泳ぐことが出来たのだ!行きはクロール、帰りは謎の手抜き背泳ぎをして帰って来る。このサイクルで何度も50Mをクリアすることに成功した。 やったーーーー自分が一番信じられなかった。自分は全然泳げないと思っていたので、拍子抜けした。
 

30分から1時間ほど泳いでいるとちょうどいい疲労感。プールから出て外を歩く時気分は最高。なんともいえない高揚感に満たされる。
 

実は今日また南仏のトゥーロンに仕事で来ているが、早速時間を見つけてプール行って来た。屋外のプールで、深さはどこも均等で1.9Mであった。一度も足がつかないなんて緊張した…
 
 
どこのプールもそうだけど、本当色んな人がいて自分がどんなに下手くそな泳ぎをしていようが、どうでもよくなる。ずっとただプカプカ浮いてるおばちゃんもいるし、水を必要以上にバシャバシャさせて泳ぐおっさんもいるし、息継ぎのときすごい声だすおっさんも見た。
そういう程よい自分勝手な雰囲気が、私をここまでプール好きにさせてくれたと思う。(日本でもそうだろうけど、幼少期以来日本のプールに行ってないのでどんな感じかわからないけど)
ジェレミー曰く「プールでは人は皆それぞれ己の世界に没頭しているだけ(厳密には仏語で『泡の中にいる』と言っていたが)。自分の世界の外で起こってることはどうでもいいんだよ」。
 
 
漠然と「長く泳げるようになりたい」と思いながら練習しているけど、長く続くといいな。

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