2022-04-12

鐘のお披露目式。家族とは

4月8日、私が装飾を担当させてもらった鐘、ペトロニーユ(鐘の名前)のお披露目会がありました! フォントヴロー修道院は残念なことに曇り空でしたが、それでも印象的なソワレだったー
 
 
かっこいいエマニュエル。
フォントヴロー修道院では9月まで鐘に関しての展示がやってます。
私の制作の様子がパネルで紹介されています。
 
 
みんなの前でまた少し話す。
 

©Tomasz Namerla
 
こんなに人がいたんだよー!参加者100人くらい。

そのあといろんな人と話したあとは、みんなに囲まれてお食事会!

この写真は鐘が完成して、鋳造所で撮った写真。
左から鋳造所の社長ポール、私、そしてフォントヴロー修道院アートディレクターのエマニュエル。この二人に加えてポールの奥さんのオレリー、毎回素晴らしい写真を撮ってくれるトマッシュ、大プロジェクトを終えた今となっては彼らをめちゃくちゃ身近に感じる。
©Tomasz Namerla
 
この感じ、どう表現すれば人に繋がるかなーと考えたら、「家族」だと思った。血が繋がっている日本の家族とはまた別に、彼らと作り上げたこの輪はある意味別種の家族なのではと思った。1年に1回みんなで集まって新しい鐘を迎える。
 
鐘は全部で6つ作られるのだけど、私は3つ目。
初回の鐘を手がけたジュールとニコラ、2つ目の鐘を手がけたフランソワとは兄弟みたいな感じさえする。あの素晴らしい工房で同じような作業経験を持つ身として、彼らと強い繋がりを感じざるを得ない。
 
 
式の間は全然大丈夫だったけど、無事終わって翌日の夕方、ふと一人で泣いてしまった。よっぽど嬉しくて、よっぽど悲しかった。
 
こうして一つの大プロジェクトが終わった。
 

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