2022-04-18

モヤモヤからのマルセイユ

土曜日にワークショップをしました。
10時始まりの18時終わり。途中2時間お昼休憩。
インクを使ってにじみを活かしながら描く絵の描き方の紹介、練習と、あとは妖怪の話とかをして最後にみんなで大きな巻き物を制作した。
 
毎回こういうアトリエ(ワークショップ)して思うんだけど、私は本当にこれをする資格があるのか?ということ。もっとこうすればよかったとかあーすればよかったとか、死ぬほど反省する。同じテーマでやっているのに、参加者で全く違う内容のアトリエになったりする。同じ説明しているのに、内容が簡単に伝わる場合と全然伝わらない場合がある。今回はみなさんすごくフレンドリーで(さすが南仏!)和気藹々やってたけど、いざ妖怪の話し始めたらめっちゃ分かってもらえなくて大変だった。
 
アーティストは(自分勝手に)自身の制作をすることが本業なのであって、人に何かを教えたりすることは本来の仕事ではないと私は思っている。向き不向きがあるし。じぶんの知識や技術を人に伝えて分かち合うことは大事と思うけども、そもそも教える側になるためにするべきことを学んだことがない。
もう自己流も自己流すぎて本当にこれでいいだろかーーってずっと思ってる。でもお呼びがかかるし、参加者からは終わったあと「楽しかったーありがとう!」って言われたりメールくれたりするので、いいのかなぁ…とも思っている。
でもやっぱりずっとモヤモヤしているというのが現状だ。出来ればこういう仕事は減らしていきたいとも思っている。


 
実はこの週末、同じ場所Le Port des Créateurs でミニミニブックフェアがやっていた。いわゆるアート系同人誌の販売というべきか。そこに偶然ジェレミー兄が参加する予定だったことが判明し、急遽ジェレミーもやってきた。2日ぶりに会えたー
 
 
イベントが盛りだくさんで、ビンゴ大会なんていうのもあった。司会者のヤン。
商品獲得ならず。
みんなで飲んで笑って、お腹が空いたのでご飯を食べに行く。

関係ないけど、研修生アルチュールのTシャツ。
 
翌朝早朝私は宿を出る。
マルセイユまでバスで移動。このバスの運転手がめっちゃくちゃ面白くて、最初チケット見せたら急に「おはよう!」って日本語で挨拶してきた。
朝7時にいきなりフランス人からの「おはよう!」は唐突すぎて、一瞬頭が固まって答えられなかった。私があまりに驚いた顔をしていたからか、おじさんはニヤっと笑って「日本語の朝の挨拶はおはようだよね、こんにちはじゃないよねー 知ってるよー!」と今度はフランス語で私に話し始めた。
 
後ろに乗客が後ろに控えており時間がなかったからそれ以上の会話は出来なかったんだけど、バスが動き始めてから納得。
いきなり何語か分からん言葉で「おはよう」を言い出した。その数おそらく30くらい。最初なにかの呪文でも言ってるのかと思った。そのあと軽く15分くらいマイクでひたすらしゃべり(注意事項とか冗談とか)、やっと静かになってくれた笑。 


こんだけ面白いおっさん、ちょっとウザいけどいいよなー
余裕あるよなーーー
日曜の朝から笑わせてくれた。



マルセイユに着くとフライトまで時間があるのでちょっと街をぶらぶらした。
少し歩いたら偶然宇多田ヒカルの曲のリミックスが爆音で流れており、ちょっと感動した。。。しかし街中がガザガザしており夜は絶対に歩けん、と思った。
マルセイユには東横インがあるんだね!びっくりしたー
そんなこんなで飛行機でナント戻ってきた。
酔い止めが効きすぎたのか、終始爆睡でした

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